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もうかるには訳がある ~その1~

まずは数をこなすこと、当たり前と言えば当たり前のつまらない答えですが実際やる人間がいるわけなのですから無視は出来ません。

次にギャラのいい仕事をする、これは運に依存するところが大きいのですがうまくいけばすごいことになります。

この二点がすべてな訳ですが、業界を少しかじった程度の人間なら「そんなの高が知れている」というでしょう。

しかし、自分が見てきた先輩たちは常識では考えられない過程を通過してきたのです。

では内訳を前者から、

私の師匠はそれはもう数をこなす事にかけては業界トップクラスで、私が師匠のスタジオに入る5年ほど前の全盛期(と言うべきかは疑問ですが)には月にキャラクターデザイン、各話作監4本、原画、版権物(雑誌、ポスター、ジャケット画)数点をこなしていました、各話作監4本だけでも当時の相場で80万といったところでしょうか、版権に及んでは2.3枚書けば結構な金額になると思いますが、その当時の雑誌等の取り上げ方を思い出してみると10枚ぐらいは軽く描いていたのではないかと思われます。

若かった師匠は後から多額の税金を取られることを知らずに、ついつい好きな車を二台だか三台買ったという話を聞きました(笑)

私がスタジオに入った頃、師匠は全盛期を過ぎていたものの月~金の10分番組全話作監しつつ他作品の(30分物)作監をしながら原画もやるといった具合で、いつも4.5時間の作業で10センチほどの作監上がりの束を棚に置いていたような記憶があります。

ここまで聞いた業界を少しかじった程度「以上」のアニメ関係者であれば自ずと年収が想像出来ると思います。

次に後者、ギャラのいい仕事と言えば私が新人の頃は「合作」です。

今では日本の相場に合わせたギャラを設定してくるが当時は違ったらしいのです。

~つづく~

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