« モチベーションと「合う」「合わない」 ~その3~ | トップページ | アニメーターの資質 ~その2~ »

アニメーターの資質 ~その1~

アニメーターの資質、素養、絵が上手ければ全てOKかと言えばそうではない、

先ず自惚れられる絵が描けて、他人からも評価される、そして他人より早く、多く描ける事、動き(演技)に興味がある事。

そして「人間関係」である。

この業界には「なんでこの人がキャラクターデザイナー?」「こんな画力で作監なの?」なんて人がほとんどだ。人間関係に趣を置かず、日々もくもくと作画のみを続けて作監キャラデザになった人の話はあまり聞かない、数上がる人を作監するケースは多いかも知れないがそれは当たり前すぎるので割愛させて頂く。

私が「この業界は人間関係第一」といい張る最大のポイントはまず「常識的であれ」ということ。

それを踏まえた者が他より優位に立てる、という事は多くのアニメーターはいかに常識が無いか、普通の問い掛けに普通に答える、それが出来ないと仕事を任せていいものか演出、作監、制作、みな不安だし多少の上手さなら見送ってしまう。

自分の身近な例で言えば、若手で量は描けないけどソコソコ上手いアニメーターに作監補的な仕事をしてもらった事があり、もちろんその次のステップとして各話作監を薦めたが、作監補で懲りたのか断られてしまった。

少し月日が経ってからまた頼んでも駄目だったし、一年ぐらい経っても断られた。

よくある価値観で言えば「原画マンは作監になりたいもの」だし、経験不足で失敗したなら経験を積めば良い、それすら放棄するのならどうアプローチしたものか困ってしまう。

そんなことをしているうちにその人に作監をさせようと言う話は流れてしまった。

私の知り合いアニメーター達は作監になるまでに結構時間がかかった人が多く、その人達に共通するのはやはりそういった社会性の無さが共通していると思われる。

では逆に早くから作監になれた人はどうだったか思い出してみても一般的レベルの社交性を持ち備えていた。 私達の時代、90年代という時代的背景も大きいとも思うが今後アニメ業界が80年代(アニメブーム)のような事にはまずならないので考慮しない(笑)

私が師匠から教わった事の多くは「時間を守れ」とか「年長者に失礼の無いように」とかであった。それらは合点のいくものであったし、それが守れている時は大きな問題が起こらなかった。

ただ一つ問題だったのはそれら言った事を師匠本人が守れていなかったという事だ(笑)

|
|

« モチベーションと「合う」「合わない」 ~その3~ | トップページ | アニメーターの資質 ~その2~ »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/140395/6395770

この記事へのトラックバック一覧です: アニメーターの資質 ~その1~:

« モチベーションと「合う」「合わない」 ~その3~ | トップページ | アニメーターの資質 ~その2~ »