« 2005年10月 | トップページ | 2006年1月 »

2005年11月

腹立たしい記事 ~その2~

この記事の何が腹立たしいか、アニメ業界が新聞マスコミで取り上げられるときは「賃金が安い」ということに決まってしまっているからだ。

ビジネススタイルというHPでプロダクションI.Gの石川さんがアニメーターに年収1000万払ったという記事はあったが読売新聞の半分も人目に触れないだろう。

第一、単価仕事で稼いでいた私の師匠や先輩の長○さんは1000万円どころか2000万以上もらっていたはずだ、そんなことは私のブログ以外誰からも聞いたことがない。

しかし事実なのだ。

メディアはもっともっと稼げているアニメータを取り上げるべきだ、それが超少数派だったとしても絶対的に存在するのだから。

*   *   *   *   *   *   *   *   *

新人の件で誤解があったらいけないので書いておくが、そういった新人は来なくてよいと思っている訳ではない。

とりあえず1.2年かけて基礎を学び確実にかせげる下地を作ればいい。そこからがスタートだから。

早い人なら半年かからない事かもしれないし、そのスタートラインに立った時点からはギャラの事をどうこう言う権利が生まれると思う。

しかし、アニメ業界に入ろうor入った新人の多くはニート同然でアニメ業界の厳しさをなめてかかっている者が多いことは否めない。

この業界は「覚悟」して入ってくれば多少の苦難は乗り切れるし、一般サラリ-マンぐらいには稼げる。マスコミで取り上げられる低収入なアニメーター達は自分の「アニメーター能力」が低いことをもっと恥じて欲しい。

アニメーターに必要不可欠な能力として「早く描く」という事がある。

統計がとられていないから断言は出来ないが多くの有名アニメーターが新人だった頃、少なくとも 日に2.30枚は描いていたはずで、そうでないアニメーターは有名になっていないと思う(笑)

それが出来ないアニメーターは短編フィルムとかを作る「アニメーション作家」を目指した方がいい。

アニメは複数の絵を描いて始めて成立する、その複数の絵を描くのに2日も3日もかかっていたら「アニメーター能力」は確実に低い。そういった人間が人並みの給料とか言い出しているのだ、そういう方々はどうぞコンビニの店員にでもなってください。

| | コメント (5) | トラックバック (0)
|

腹立たしい記事

労働時間多く・年収少なく、アニメーターの実態調査

俳優や歌手、スタッフなど、芸術関係の団体71組織でつくる芸団協が5年ごとに行っている調査。今回初めてアニメーターを対象に加えた。307人に調査票を配り、83人が回答した。
労働時間は1日平均10・2時間で、月間労働時間は推計250時間となった。一方、平均年収は100万円未満が26・8%、100万円以上200万円未満が19・6%、200万円以上300万円未満が18・6%と、3人に2人は300万円未満だった。
中でも、原画を基に絵の動きを描く「動画担当」のアニメーターは出来高払いが8割を占め、1枚あたりの報酬は平均186・9円。年収は100万円未満が73・7%を占めている。
仕事については78・4%が「プライドを持っている」と答えたが、報酬については49・5%が「納得のいく額ではない」と回答。失業補償や年金についても9割近くが「十分でない」と答えている。
芸団協の大和滋・芸能文化振興部長は「回答数は少ないが、現場の声を聞くと実態をかなり反映している。待遇改善が重要課題」と話している。
(読売新聞) - 11月1日0時56分更新

-----------------------------------

結論から言って、今急がれるのは新人のギャラアップではなくスターアニメーターのギャラアップなのである。

新人動画マンなんて「凡フライも捕れない野球選手」みたいなもので、実際そんな野球選手がいたら「そんな奴に給料やらなくていいぞー!」というヤジが飛ぶだろう、

つまりはそういう事なのだ。

フライは捕れない、かすりもしないバッティング、ダイヤモンド一周するのに30秒はかかる、ストライクゾーンはおろかバッターの方向にすら行かないコントール、そんな「プロ」なのだ。

そいつらが人並みの給料よこせなんて言うのは10年早いと思う人が大半だろう。

新聞が叩く事によって近い将来、一日に三枚ぐらいの動画を描いて月収15万円なんて事になるのだろうか?

そうなったら日本のアニメ業界はアメリカみたいにテレビシリーズは自国のみでの生産不可能と言う事になるだろう。

新人のギヤラが安いのは役者やお笑い芸人も同じはず、では何が違うのか?

頂点、トップに立つ者が違うのである。

お笑いの頂点に立つ人は長者番付に載るぐらい稼げるし、役者はハリウッドでスターともなれば青天上だ。

だから貧困の中でも夢が見れる。

辛いトンネルを長い間走り続けられるのだ。

とりあえずI○の○瀬さんは年収5億、○ッドの○部さんは1億ぐらいはもらってください。

| | コメント (1) | トラックバック (0)
|

« 2005年10月 | トップページ | 2006年1月 »