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2006年1月

アニメーターをマネージメントする 〜その2〜

金銭アップはもちろん「マネージャー」であるからには仕事をとって来たりスケジュール管理もします。

現状、アニメーターの仕事はありすぎるほどあります、その中から自分に合った作品を探し出すのも大変だし、「潜在的注文」も数限りなくあるはずです。

マネージャーは営業しつつアンテナを張り巡らし担当アニメーターのために無駄な情報は省き、有益な仕事のみをチョイスさせるフィルター的役割を担います。

そして制作との間に立つクッション様な役割。

連絡の不行き届きは揉め事の種ですが業界にはありがちです、さらに制作が新人でアニメータが口下手な小心者だったりするとただただ作業が滞り立ち行かなくなります。

正確な数字ではありませんが今の制作進行達は4.50%が新人だと思います(体感値)。

デスクなどがちゃんと管理、教育してくれている会社は良いですが大抵は出来てなく現場に迷惑をかけます。

アニメーター達はそう言ったストレスからも身を守らなくてはいけません。その為にも仲介役「マネージャー」が必要なのです。

私がここまであげた意見全てにおいて「個人の自己管理でやるべき」という方もいるだろうが答えは感心できません。

アニメーターは絵描きであり役者でありカメラマンですが商売人(営業)ではありません、過去に絵描きが営業まで担って大失敗した例があります、「手塚治虫」です。

個人的な失敗ならまだしも、現在の問題「アニメーターの低賃金」の基盤を作ってしまいました(あくまで基盤だけです)、そんな過ちを何度も繰り返すのは愚の骨頂です。

ただ営業が好きで交渉力があるというアニメーターなら話は別です、野球で言うところの「プレイングマネージャー」みたいに選手(アニメーター)兼マネージャーなんていうのもありだと思います。

でも、そうするのならアニメーターの仕事は減らすのが前提です、手塚治虫の轍を踏まないために(笑)

あと、徒党を組むと以前書いたが適切ではなかったかもしれません、団体になった方が良い言う意味であったのですが、団体を組むメリットは他にもあります、「レンタル移籍」です。

長くなったので続きは次回(笑)

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アニメーターをマネージメントする ~その1~

年収500万以上のアニメーターは正直かなりいます、

ゴンゾ、ボンズ、IG,マッド、ここの拘束組みはほとんどがそうだと思われます。

マネージャー一人につき20人担当というのも大変そうですが、案外そうでもないのだと思います。

拘束アニメーターのギャラ交渉であれば一人につき年2,3回あるかないか、3月ごろの年度末に集中するかもしれませんが一人当たりの交渉に、1時間以上はまずかからないので問題ないと思われます。

自分は過去に仲間や知り合いのマネージャーとしてギャラ交渉をした経験があり、その感覚での話なのでそこそこ信憑性はあると思います。

逆にマネージャー専業なら時間に余裕すら出来るのではないかと思っています。その空いた時間は担当アニメーターの特性を研究したり各社の情報収集などをする、そしてギャラ交渉と同じぐらい重要な税金や健康保険の管理もしてあげらるようになればベターだと思います。

このブログをご覧のアニメーターの皆様は、税金や健康保険の管理がギャラ交渉と同じぐらい重要な事だと思っていないということはありませんか?

毎年2~3月にある確定申告である程度所得税が帰ってくるのはご存知でしょうが、上手くやれば所得税全額還ってきます。もし住宅を購入したりしていたらほぼ確実に全額還って来ます。

とあるアニメーション監督はそのことを知らず、100万近く還ってくるであろうところを20万しか貰わなかったという例があります、これは手痛すぎます。

国民保険料も所得額に応じて決まるので所得が少ない(経費が多い)申告を心がければ多く取られなくて済みますし、細かい額はパッとは出ませんがが自分の10年前と今を比べてみると年間10万は確実に違うと思われます。

ここでもう一度シュミレーションしてみます、

年収500万円のアニメーター、ギャラ交渉により75万円アップ

還付金が4割返還だったところ8割還って来たとして23万円アップ

保険料細かい計算式が分からないのでかなり大雑把に5万円アップ(笑)

ざっと103万円マネージャーを立てたことでアップします。

ちょっとした数字のからくりは置いといて(笑)そのアップ額の4分の一ぐらいマネージャーに報酬として払ってもお得感はあると思います。

さらに考えを進めれば、マネージャー個人営業だと何かと不便かもしれないので何人かで徒党を組み「マネージメント会社」を設立するというのも「あり」だと思います。

反論をコメントなどで頂きたいところですがアクセス数は最近頭打ち・・・

つづく・・・?(笑)

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あけましておめでとうございます

HIT数がドカンと増えて恐縮しております。

コメントを下さった方々、ありがとうございます、確かに「コンビニの~」は文脈上おかしいかな?と気になっておりました、ちなみに私はアニメーターになる前、学生だったときコンビニで店員のバイトしておりました、色々なバイトを経験しましたがコンビニの店員が一番楽しかったです。

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ここ最近特に言いたいことが無かったのと忙しかったのでめっきり更新が滞っていた。

それに最近自分寄りの意見も増えて来たようにも思うし、2ちゃんねるのスレッドで

【仕送り停止】社会の底辺アニメーター【13ヶ月目】

というのがあり、ここで登場する「そこそのアニメーター」という人の意見が「これ俺?」と思うぐらい言いたい事が人に言われてしまっていたのも更新停滞の原因かとも思う。

しかし、この「そこそのアニメーター」さんも少し語っていて自分的にはもっと掘り下げて欲しいことがあったので更新をした。

それは、「アニメーターをマネージメントする」ということだ。

以前も少し触れたが(アニメーターの資質 ~その1~「人間関係」のあたり)アニメーターのほとんどがフリー(個人事業主)なのだから営業面も大切だということ、中堅以上になったらこの要素のみが重要だといっても過言ではない。

とかくアニメーターというか「オタク」は人と接する時に下手に出る、というか日本人気質なのか?「自分は大した事無いです」的な発言を多く聞く。

単刀直入に言わせてもらえれば中堅以上のアニメーターは十分に「大した者」だ、自分たちのしてきた事を過小評価してはいけない。しかしながらやはりアニメーターというか「オタク」は「俺はスゲーぞ!」とか思いつつ安いギャラを提示されても交渉したりしない。ここで釘を刺しておくが能力の低い人間が「こんなギャラではやれません」とかいうのは論外だ。

以前は皆に自分の凄さをアピールしてギャラを上げてもらえばいいのにと話していたが、多くのアニメーターと話をしているうちに、そういうことは本人にやらせるより「代理人」を立てたほうがいいと気づいた。客観的に能力を把握して売り込む「マネージャー」だ。

依然単価仕事が大半のこの業界だが「拘束」というのがここ近年かなり多くなってきた、そういった拘束組みはマネージャーが必要不可欠だと思う。

ここで問題になってくるのは「中間マージン」だろう、ただでさえギャラの安いこの業界、その「マネージャー」にいくらか取られていったらやっていけないという意見をよく聞く。

しかしどうだろう、今の年収を15%以上上げるよう交渉して成功するマネージャーにはそのうちの5%ぐらい与えてもいいのではないだろうか。

すこしシュミレーションしてみる、年収500万円のアニメーターがマネージャーの交渉により575万円にアップし、その報酬25万を受け取る。マネージャー専業であれば20人ぐらい受け持つことは可能であろうからマネージャーの年収も500万となる。

ここで「20人受け持つのはしんどくないか?」とか「年収500万のアニメーターが何人いる?」という意見が聞こえてきそうだが、続きは又後日(笑)

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