アニメーターをマネージメントする ~その1~
年収500万以上のアニメーターは正直かなりいます、
ゴンゾ、ボンズ、IG,マッド、ここの拘束組みはほとんどがそうだと思われます。
マネージャー一人につき20人担当というのも大変そうですが、案外そうでもないのだと思います。
拘束アニメーターのギャラ交渉であれば一人につき年2,3回あるかないか、3月ごろの年度末に集中するかもしれませんが一人当たりの交渉に、1時間以上はまずかからないので問題ないと思われます。
自分は過去に仲間や知り合いのマネージャーとしてギャラ交渉をした経験があり、その感覚での話なのでそこそこ信憑性はあると思います。
逆にマネージャー専業なら時間に余裕すら出来るのではないかと思っています。その空いた時間は担当アニメーターの特性を研究したり各社の情報収集などをする、そしてギャラ交渉と同じぐらい重要な税金や健康保険の管理もしてあげらるようになればベターだと思います。
このブログをご覧のアニメーターの皆様は、税金や健康保険の管理がギャラ交渉と同じぐらい重要な事だと思っていないということはありませんか?
毎年2~3月にある確定申告である程度所得税が帰ってくるのはご存知でしょうが、上手くやれば所得税全額還ってきます。もし住宅を購入したりしていたらほぼ確実に全額還って来ます。
とあるアニメーション監督はそのことを知らず、100万近く還ってくるであろうところを20万しか貰わなかったという例があります、これは手痛すぎます。
国民保険料も所得額に応じて決まるので所得が少ない(経費が多い)申告を心がければ多く取られなくて済みますし、細かい額はパッとは出ませんがが自分の10年前と今を比べてみると年間10万は確実に違うと思われます。
ここでもう一度シュミレーションしてみます、
年収500万円のアニメーター、ギャラ交渉により75万円アップ
還付金が4割返還だったところ8割還って来たとして23万円アップ
保険料細かい計算式が分からないのでかなり大雑把に5万円アップ(笑)
ざっと103万円マネージャーを立てたことでアップします。
ちょっとした数字のからくりは置いといて(笑)そのアップ額の4分の一ぐらいマネージャーに報酬として払ってもお得感はあると思います。
さらに考えを進めれば、マネージャー個人営業だと何かと不便かもしれないので何人かで徒党を組み「マネージメント会社」を設立するというのも「あり」だと思います。
反論をコメントなどで頂きたいところですがアクセス数は最近頭打ち・・・
つづく・・・?(笑)
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