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2006年2月

アニメーターをマネージメントする 〜その3〜

アニメーターを拘束しても仕事を切らさず出し続けるのが困難な場合があります、

キャラデザ総作監として招いた人にシリーズの原画を描かせるのも何だし(笑)傾向が違う作品を持たせるわけにもいきません。

そんなこんなで1,2ヶ月手を空かせてしまう事もありえます。

アニメーターによっては楽で良いと思う人もいるかもしれませんが(ちなみに私は真逆で当てにしてもらえないのかと憤ります)制作としては勿体ないと感じてしまうでしょう。

そんな時必要なシステムが「レンタル移籍」です。

中堅作監のスケジュールが一月半空いたとします、一月半と言えば平均的な作監のスケジュールです、そして作監が足りなくて困っている会社はゴマンとあります(笑)そちらに貸出す様な型をとるのです。

ここでいくつかの疑問を持たれる方もおられるでしょう。

「そう言った事は各社の制作間で話し合ってすべき」

と思われた方、より多くの情報を持ち仲介役に徹したマネージャーの方が適任だと思えないでしょうか、

「手が空いたなら原画でも何でも好き嫌い言わすな」

正直自分もそう思いますが(笑)乗り気でない事をさせると人間関係で問題を起こしかねないしモチベーションも下がります。(10月の書き込み 『モチベーションと「合う」「合わない」 ~その1~』 参照)

「とりあえず押さえるというのが良くない」

もちろんそうだし、させる事もないのに人材を押さえるとスタッフじり貧の会社は干上がってしまいます、

しかし準備中の作品が60%以上決まりかけていたら押さえるのは当然だし、泣く泣く手空きにさせてしまった時このシステムが生きるのです。

「レンタル先にスタッフを盗られるのでは…」

だからこそ中立であるマネージャーが必要なのです、そのマネージャーがルール違反を起こし、ある一定の会社を優遇する様であれば契約者(担当アニメーター)が離反し干されて自滅するでしょう。

総括として言いたいことは「限りある資源を大切に」という事と「金銭(社会的地位)の向上」という事。

アニメーター達が「こんな条件(値段)ではやれない」と人を介してながらも強く言えるようになり、クライアント側がその相談に乗り微量なりとも条件(値段)アップすればその連鎖が起こり「億を稼げるアニメーター」が誕生する可能性が生まれます、ここでもう一度言わせて貰います、

「結論から言って、今急がれるのは新人のギャラアップではなくスターアニメーターのギャラアップなのです。 (11月の書き込み 『腹立たしい記事 」』 参照)」

新人のギャラアップは急務ですが、原資が乏しく実現には時間がかかります。スターアニメーターのギャラアップは原資を捻り出すのにさぼど時間はかかりません。私は自信を持ってこのシステムを推奨し賛同者を待ちます。

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この話題はひとまず終了し又いい案が浮かんだときにでも再開しようと思います。

次の話題、たまには予告とかしてみます(笑)

「愛すべきダメ人間と憎むべきダメ人間」

続く(笑)

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