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2006年9月

「にう」さん&「匿名希望☆」さんのコメントにお答えします

再び「にう」さんからコメントをいただきました、ありがとうございます。

一方、映像に関して問題なのは「YOU TUBE」はとても気軽にみれる一般に認知されている存在だということです。
立ち読みできない本は確かに売れないというのは、そうだと思います。が、雑誌は立ち読みOKで、コミック等はほとんどカバーがしてあり立ち読みできないようになっていますよね。出版業界(特に小説等の作家、団体)は古本業界を訴えつづけているとライターの知人に聞きました。

確かに「YOUTUBE」は気軽すぎかもしれません。

GyaO [ギャオ] のような簡単な登録制だとマーケッティングが取れていいですね。

私はコミックスにカバー反対派なのですが、商品を汚される店の立場に立つとそうも言っていられない所もあります。

ですので一部のツタヤとかで実行している「立ち読み用」を用意される事を望んでいます。

それを「YOUTUBE」の問題に置き換えると

「『YOUTUBE』は元々ちょっと見(立ち読み)専用」

だと思います。なぜならほとんどが「低い解像度」だからです。

あれをハードディスク等に保存して満足するマニアはまずい無いでしょう。

後、作家の方々が古本業界を訴え続けていると言うのは

「半分本気、半分ポーズ」

だと思います。

なぜなら作家ですら、いや作家だからこそ古本屋を多く利用してるのではないでしょうか?

「古本として売れても印税が入るべきだ」と本気で思っているのではなく

「古本として売れても印税が入ればいいな」ぐらいの気持ちなのではと察します。

ただ、消費者側に立ちすぎなんじゃないかなと思うんですよ。知的財産権等を明確にしていかないと作家性のようなものは生まれにくくなっていくのではないでしょうか

結論を言ってしまえばそういう事になりますかね、自分的には

「損して得とれ」と言いたい処です。

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「匿名希望☆」さんからもコメントをいただきました、ありがとうございます。

しかしやはり今の絵で新人に動画枚数要求するのは酷だと思うけどね。20年前とは違うと思う。夫婦で一話の動画を丸々やるとか、今はきついんじゃないかな。最近じゃ全然聞かなくなったし。
あなたが新人時代どうだったかは知りませんが、もうちょっと歩み寄れよと。若いんだし、かわるかもしれんでしょ?

じゃあ日に20枚描いてくれればOK(笑)と言うわけでもないんですが、最近の新人の傾向なのかやる前から諦めちゃう人がいるんです。

飲まず食わずで徹夜してやっと

「10枚上がりました!」

って言うなら一枚500円ぐらい出してやれよと制作に圧力もかけられますが、

日に1.2枚上げて九時五時で帰って

「ひどい労働環境だ!」

と言う輩がいるんですよ、マジで(笑)

笑い話はこのへんにして(笑)「クレヨンしんちゃん」だったら200円「ガンダムSEED」だったら400円という格差は必要だと思います。自分が新人だった時にもそういう区別は出来ていたんですがねぇ・・・

何やっても一律200円とか言う制度は廃止すべきだと思いますよ。

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「にう」さんのコメントにお答えします

「にう」さんからコメントをいただきました、ありがとうございます。

アニメーター20年やってます。
アメリカにおいての日本アニメのDVDの売り上げが最近がた落ちしてるのは(確か前年比4割減)、この手のサイトが増えたせいだと聞きますが、日本でも同じことが起きるのでは?(起きているのでは?)
ウィニーの件もありますし。周りにもいますしね。。。

順にお答えします、

日本アニメのDVDの売り上げが最近がた落ちたのはこの手のサイトのせいだとは思いません。

なぜなら、以前音楽の方でこの手の違法行為があった際、実際マーケッティングをとったところがあったらしく、その結果によればネットを使って違法に音楽を集めている人たちの多くはは、

「元々CDを買わない人たち」

であったそうです。

ソフトを買い控えてネットで収集と言うケースは少数派であるということです。

情報の出所の信憑性が気になりますが、確かラジオで聞いた事項なのでネット上の風説よりは多少信用できると思います。

ゆえに売り上げが落ちた原因は単に「飽きられたから」だと思います。

自分の仕事が見たければ白箱でいいのでは?評価は周りの人間なり売り上げなり掲示板なりで。BROGで聞くなり。
YOU TUBEが広まったとしても評価が聞けるのか疑問です。

ネットに落ちていると言う事は白箱等を見るよりお手軽度が格段に高いです、

ブロードバンド環境にあることが大前提ですが最近はどこのスタジオも導入されているので安心です。

それに、たとえば友人に

「この間やったやつがいい出来でさぁ、是非見てよ」

と言ってもWOWOWであったりUHF局の深夜枠だったりすると

「俺んちじゃ見れないから」

と見てもらえません。

是非見てよと言うのは

「その人の評価がほしい」

と言うことに他なりません。

ソフトを手渡しして観てもらうのも押し付けがましいし・・・

ネット上だとメールに軽くURLを貼り付けておけばワンクリックで観れます。

私は「YOU TUBE」を動画(ムービー)の「立ち読み」だと思っています。

立ち読みされない(出来ない)本は売れませんよ。

それよりは企業タイアップのバンダイチャンネルなりUSENのテレビもあるわけですし、こちらを勧めては?こちらは当然違法ではないわけですし。

「YOU TUBE」に特定したのがまずかったと思います、にうさんの言われるようにバンダイチャンネルなりUSENのテレビが「YOU TUBE」的な方向性に(膨大な数、幅広いジャンル)シフトしてくれることを望んでいます。

確かにアニメーターとしてはメリット大きいですけどね。地方局の仕事とわかって取っている仕事なのでしょう?

それはその通りです、ですので最近はメジャーな作品をするよう心がけております。

見てほしいのもわかりますが、営業に支障をきたしかねないことを短絡的に勧めるべきではないと思います。わたしは現時点では「合法にするべきでない」と思います。DVDも売れなくなったらどうやって回収するのか。打開案がでるのかわかりませんがもうちょっと見守っていこうとは思ってますけど。

確かに『現時点では「合法にするべきでない」』というのは正論です。

とにかく法整備、各国の著作権に対するモラルの向上、が急がれるかと思います。

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「にう」さん、コメント本当にありがとうございます。

このようなやり取りがしたくてブログをはじめたので大変うれしいです。

これからも宜しくお願いいたします、

「炎上上等」ですので(笑)

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腹立たしい記事 ~その3~

まただ、

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20060828/108714/

まったくどういうつもりなのか、「無策が生んだ若手不足」だと?

策が無いのは日経の取り扱い方だろうに、

『 日本動画協会の山口事務局長は「この業界でも1000万円以上稼ぐ人材がいるのだが、残酷話ばかりが広まり、人材確保や育成などの対策は進んでいない。このままでは国を挙げて振興を図っている中国や韓国に逆転されかねない」と危機感をあらわにする。』

そんな話を何べんしても新人が寄り付こうはずも無い、もっと具体的に誰がどれだけもうかっているかを取り上げないと誰も信じない。

個人の稼ぎを公にすることでライバル関係にあるアニメーター達が「あいつはそんなにもらっているのか、俺はあいつより仕事が早いし技術も高い。もっともらっていいはずだ!」と言う気持ちを煽り、さらにクライアント側にも「○○○○の作監さんはこのぐらいもらっているそうです、同じクオリティを望むなら同等かそれ以上必要です」と交渉のたたき台にもなる。

所詮、広告代理店のプロパガンダなのか、本当はアニメーターの収入が上がると困るのではないかと邪推してしまう。

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