無料ブログはココログ
2022年4月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

《スタッフ募集》

  • この度

    「スタジオあなろぐ」はメンバーを募集しています。 場所は高円寺駅から徒歩5分ぐらいにあります。 普通の民家なので地図とかは掲載できないのですが、近くにユーフォーテーブルがあります、高円寺駅からユーフォーテーブルに向かう途中にあると考えていただくとわかりやすいかもしれません。 応募はこちら:st.analogu@gmail.com 上記のメールアドレスに 1、お名前 2、ご連絡先(お電話番号、メールアドレス等) 3、ご質問等 をお書きになってご応募ください。 質問のみのメールも歓迎いたします。 我々のスタジオは作画スタジオと分類されますが参加メンバーは作画以外でも全然構いません、 演出、仕上、撮影、制作、はたまた漫画家、イラストレーター、CGデザイナー、CGアニメーターでも構いません。 たった一つの資格といえば、 「毎月家賃16000円を支払える方」 ということだけです。 要するに、スタジオあなろぐのメンバーになるという事は 「月々16000円支払って仕事場所を確保し、仕事先とのやり取りをスムーズにしやすくする。」 という事です。 是非ともオススメしたいのが現在「スタジオ勤務を希望しているのにやむ終えなく自宅作業」されている方です。 スタジオあなろぐ始動当初も募集していましたがその頃なかった机も設備も整いましたので、ご興味おありの方は一度見学なさることをオススメいたします。 集中力を高めたい方用に「個室」もございます、お気軽にご相談下さい。 「スタジオ内写真とかあった方が応募しやすいんでは?」というご意見をいただきましたので、取りあえず室内写真を貼っておきます。 配置等はまだこれから改良しますのでご安心ください

ウェブページ

フォト

«  若い衆へ 〜その2〜 &お答えします | トップページ | 腹立たしい記事 ~その5~ »

2007年3月22日 (木)

腹立たしい記事 ~その4~

最近また「アニメーター=低賃金」みたいな記事が増えたように思います。

それら一つ一つに突っ込みを入れていたらきりがないほどです。

でも、その中で一つものすごく「突っ込み待ち」(笑)をしている記事があったので取り上げようと思います。

冷え込むジャパニメーション

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/14/news049.html

これまでは、多くのアニメーターの「好きだから」という情熱に支えられて成り立っていたが、若いクリエーターはゲーム業界などに流れ始めており、制作力の弱体化が懸念されている。

アニメーターの竹内志保氏(39)は、最初に手にした給与が2万5000円だったことを覚えている。

「どうやって食いつないでいたか、わからない。親に金を送ってもらったり先輩におごってもらったりはしていたと思うけど」

アニメーターの給与は、新人クラスで月5万円程度の基本給と、動画1枚いくらの出来高制となるケースが多いという。1枚200円の場合、300枚描けば6万円となり計11万円だ。

竹内氏の新人時代は1枚130~150円。「がむしゃらに描いていた。月1000枚描く人もいた」というが、アニメ業界では人手不足は常態化、人材基盤に対する懸念は絶えない。

まず最初に、その竹内さんは今は如何ほど頂いているのでしょう?

もし現在でも年収が250万円ぐらいしかもらってないのなら記事にすべきだと思いますが、若いうちにギャラが安いのはアニメーターに限ったことではありません、ですからそんな昔話をされても何の参考にもなりません。これを認めてしまったら「駆け出しの芸人、年収5万円、冷え込むお笑い業界」という記事も掲載して欲しいものです。

邪推というか「うがった」見方をさせていただければ、要はスポンサーにもっとお金を出してくださいというプロパガンダなのだと思ってしまいます。

しかし前々回ふれたようにスポンサーからは十分な額が出ているわけで、それ以上を望むなら現場に還元するという条件つきで訴えるべきだと思います。

その確約が取れていないまま(取れていたとしても公表さていないまま)こんな記事ばかり世間の目にふれられるようになったら大抵のスポンサーに「強欲なTV局と代理店」と思われても仕方がないと思います。前回の「おおくぼ」さんのように「何にお金を払っているのか」ますます疑問視されるでしょう。

それとも政府に補助金をくれという意味なのでしょうか?

しかしこういった産業を国が支援すると、結果的に非道徳的なものが排除され欧米産のアニメーションのように人気が冷え込むことになりかねません。

やはり、そういった一見良案に見える策も「我々はこういった理念の下こういう結果を望んでいる」というアナウンスがないまま続けるとせっかくお金を出す気になっていたところに水を差すようなことになりかねないと思います。

取り上げている新聞が「産経」というのも気になります、いわゆる「フジテレビ」側のメディアです。

「私たちはアニメの制作費について真剣に考えてます」的ポーズは裏を返せば「私たち以外はぜんぜん考えてないら考えるようになってください」と言ってるように聞こえます。

これでは現場の人間のみならず代理店の方々も敵に回してしまうのではとよけな心配をしてしまいます。

新聞社はどこもTV局をもっているので新聞で取り上げるイコール上記のような印象を受けるのはいたし方のないことですが・・・

私は以前にも書いたように局や代理店の取り分を減らせとは言っていません、それぞれの役割をしっかり果たして欲しいからです。

ですからスポンサーさんからもらう額は増額はして欲しいものの現行払われている5000万の5%、300万に満たない額でいいのです。これが各部署が現在の割合分で割って同率の引き上げ額を望んだら1億円を超えてしまうのでスポンサーは離れてしまうと思います。

この件についての私の願望は以前書いたように

「儲かっている側をもっと取り上げて欲しい」ですが、

今回の件で新たに思いついたのは

「自分たちはこの問題に対してこういう取り組みをしています」という事を前提に今回のような記事を書くことと、

「どういう結果が望ましいのか『新聞社側』もしくは『TV局側』としての具体的な統一見解をだす」

ということです。ただただ民衆とスポンサーに「みんなが好きなアニメが無くなるかも」という恐怖、不安だけをを助長すのは絶対にやめていただきたいということです。

**************************

やっぱり、前回の予告を裏切ってしまいました(笑)ある程度制約がないと書けないものですから「予告」なんてしてみたわけですが・・・

話は変わって、ココログ事務局からこんなメールが来ました。

 はじめまして。ココログ事務局です。
 いつも、ココログをご利用いただき誠にありがとうございます。

 この度は、「日刊ココログ・ガイド」にてあなたのココログを
 ご紹介させていただきますこと、ご報告させていただきます。

 ------------------------------------------------------------
 掲載予定日 : 3月30日 です。
 該当ココログ:「アニメーターとして生きる」
        「http://motoz5.cocolog-nifty.com/animator/
 ------------------------------------------------------------

 また、このココログをココログパートナーのサイト、ならびに
 各ココログパートナーが発行するメールマガジンでも、ご紹介す
 る場合がございます。あらかじめご理解いただけますようお願い
 いたします。

 あなたのサイトを、より多くのユーザーにご覧いただくご支援を
 させていただけたら幸いです。
 
 これからも、ココログをよろしくお願いいたします。

なんか、TVや雑誌に取り上げられるみたいで晴れ晴れしいですね(*^_^*)

次の更新はなんか余所行きの文を書いてしまいそうです(笑)

«  若い衆へ 〜その2〜 &お答えします | トップページ | 腹立たしい記事 ~その5~ »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 腹立たしい記事 ~その4~:

» やわらか戦車 [やわらか戦車]
やわらか戦車についてのブログです。やわらか戦車の情報が満載です。 [続きを読む]

«  若い衆へ 〜その2〜 &お答えします | トップページ | 腹立たしい記事 ~その5~ »