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アニメーターをマネージメントする 〜その4〜

本題に入る前に

2月26日 

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本当にありがとうございました

主に「カトゆー家断絶」さん「ぬるヲタが斬る」さんからのリンクでした、そちらも大感謝です!

やはり富野さんガンダムネタは強いのでしょうか・・・正直あれ系のネタはもう無いのでそちらを目的に来られた方すみません、わが道を行かせてもらいます。

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2ちゃんのとあるスレッドに、

「お互いで、評価制にしたらいいんじゃないかな。
作監、演出は各原画マンの評価。
原画マンは、作監、演出の評価をして、その評価によって支払い額決めたらいいんじゃない。」

というのがありました。

実は私も以前からこのことについて考えていたのですがパクリみたいになってすみません、書かせていただきます。

私の案は「評価」では無く「相性」をデータベース化すべきだと思っています。

どう違うのかというと、「評価」というと上からの視点になってしまいますが「相性」であれば技術とはあまり関係しないので問題が起きる可能性も軽減されると思います。

最終的には全体に波及すべきシステムですが最初は監督、演出、作監、原画の間で確立させていけばいいと思います。

先ず五段階のアンケート用紙を作ります。

内容は

  • とても合う
  • 合う
  • 普通
  • 合わない
  • とても合わない

です。

普通が±0でそれを基準に上下して行きます。

これを作る事で人間関係におけるストレスの軽減と作業効率の向上がはかれます。

懸念される問題は

  1. 記入してくれない人がいるのではないか
  2. 記入用紙が全員に行き渡るか
  3. ちゃんと反映されるかどうか
  4. 外国人はどうするか

1に関しては記入に空欄もしくは記入拒否の場合

「すべて『普通』扱いになります」

と釘を刺しておけばいいのです。

どんなスタッフでも

「この人ともう一度やりたい」

「この人とは二度とやりたくない」

というのがあるはずです。

つまりは

「忙しさにかまけて記入をおろそかにするとどんなスタッフをあてがわれても文句は言えない」

という状態を作れ上げれば真剣に取り組んでもらえると思います。

これでマネージャーが存在すれば「合わないというスタッフ」を多く起用する制作には圧力をかけられますし、どんなスタッフを連れてきてもダメ出しするアニメーター側にも業界の現状をわかってもらう材料になると思います。

2番めは1と逆の原理が生じます、

「こっちは誠心誠意スタッフを集めているのにアニメーター(演出)から文句ばかり言われる」

と思っても、データがあればわかってもらえます。

3の問題ですが、正直「合う」「とても合う」というスタッフを沢山用意できるスタジオはそう無いでしょう。

気遣われるべき点は「とても合わない」同士を組ますことです。

これだけは絶対避けるべきです。

我慢できる範囲が人によって違うのが問題なので、全員を「とても合わない」にするような人も現れるでしょうから、そのつど現状を認識していただいてそれでもダメな場合はどんなに仕事の能力が高くても御退陣頂くか「独りで出来る仕事」をあてがうしかないでしょう。

4番ですが、私個人で言わせていただければ

外国人にこそ適用させて頂きたいシステムなのです。

なぜなら、昨今は外国、特に韓国の方々の方がアベレージが高いです。

なのに、制作に「この人いいよ、もう一度やってもらってよ」と言ってもかけあってくれません。

日本人同士なら電話や打ち合わせでお会いした際に言葉を交わせば良いのですが外国の方とはそうおいそれとは行きません。

最後にまとめますが、やはりこれらはマネージャーが介在して上手く運営できるシステムだと思います、この情報は「どこかのスタジオ『個』に所有されるもの」ではなく全体で共有すべき情報だからです。

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通行人B さんからコメントを頂きました、ありがとうございました。

私も色々と制作費をアップさせる方法を考えたのですが、2011年には完全に地上波デジタル放送に移行し、それに伴いテレビでもインターネットを利用できる機種が普及してどの家庭でもネット放送が見られるようになれば、アニメもネット放送に移行しテレビ局を介さず放送できるようになりスポンサーからダイレクトに何億という制作費(広告費?)を受け取ることが出来るようになるのではないでしょうか?もしそうなればテレビ局からアニメの制作の依頼があった時、億単位の制作費を要求することは簡単だと思います。

ネット放送の仕組みなど詳しいことはよく分かりませんが、ネットでの権利関係を今からしっかりと獲得しておけば不可能ではないと思いますがどうでしょうか?

そうですね代理店と局はネックですからね。

Photo

このデータは

http://www.meti.go.jp/policy/media_contents/downloadfiles/kobetsugenjyokadai/anime200306.pdf

こちらで詳しいことが読めます、アニメーション業界人は必読です。

ただ、やはり代理店さんには宣伝をお願いしたいですしキー局にはネット局への仲介をお願いしたいです。

でもちょっとだけ、両者の予算の3%でもいいので現場に、もしくは私の提唱する「マネージメントシステム」に投資していただきたいです。

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更新が少し遅くなりました、8日に一回を目指していたのですが・・・

ただやはり本業や家庭が優先されますのでもし楽しみにしてくださった方がおられたのでしたらお詫び申し上げます。

皆様のコメントが励みになりますので、苦情でもご意見でもお気軽に書き込んでくださいね。

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コメント

pdf興味深く拝見しました。
スポンサーの立場に立つと、いったい何に金を払ってるんだという感じですねぇ。
まぁ自分の商品が広く売り込めればそれでいいんでしょうが。
もし放送局より低コストで大きい宣伝効果があるメディアがあったらそっちに乗り換えそうな…なんて思いました。そんだけ。
宣伝効果だけを考えたら何もアニメのスポンサーになんなくてもいいような…
スポンサーがアニメに何を求めてるかと、メディアがどの程度の役割を果たすかによっては放送局じゃなくてもいい場合が出てきそうだなぁと思いました。

投稿: おおくぼ | 2007年3月 8日 (木) 01時49分

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