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2009年4月

イベント参加ありがとうございました

5日に行われた「新人動画オリエンテーション」に参加された新人さん及び会場の準備運営していただきましたjanica.potclubのメンバーの方々本当にありがとうございました。

何がありがたいかって私立案運営の会ですから誰も来なかったらどうしようとか、段取りが忙しさにかまけてグダグダになりjanica.potclubの方々に愛想を尽かされてしまったらどうしようとか心配しましたが、なんとかそれらしい会になりホッとしております。

心残りなのは時間が読めず言い漏らした事があった事です。

この場を借りて一つだけ追加させていただきます。

それはは、クリーンアップについてです。

とにかく新人動画マンには線を「綺麗に描け」「正確に描け」「濃度を一定に描け」と言われるはずです。

これに疑問を抱いて辞めて行くアニメーターも少なくありません。

確かに「それらは良い絵描きに必要不可欠か」と問われれば「否」です。

しかし我々はアニメーター、特に日本のテレビシリーズを作画するとなると必要不可欠です。

何故か?

日本のアニメーションの現場で活躍しているアニメーターは「他人の絵をあずかる」という事が大前提だからです。

原画マンに昇格したとしても作画監督や演出が入れた修正とニュアンスが違う原画を描けばリテイクになるし、作画監督になってもキャラクターデザイナーが描いた設定と違っていれば叩かれ、キャラクターデザイナーになっても原作と違っていれば原作ファンの反感をかい出版社の逆鱗にふれます。

日本のテレビシリーズは90%以上が原作漫画、小説(挿絵イラストあり)、ゲームがあります。

残った10%もキャラクターデザイナー以外に「キャラ原案」があったり絵描きの嗜好よりも監督やプロデューサー、そしてスポンサーの注文に左右されたりデザインにおけるオリジナリティはかなり薄まるという事から逃れられません。

つまりは「他人の描いた絵をあずかるために器用な絵描きであれ」という事を学ぶために一見理不尽な事を強いられているという事なのです。

とは言え動画→原画→キャラクターデザイナー→監督の順にやりたい事のの自由度は上がっていきます。

より自由を求めるなら早く偉くなろうというモチベーションに切り替えるのが良いでしょう。

今現在動画マンである新人の皆さんはリレーのアンカーのような役まわりです、どんなに作画監督が良い絵を描こうと原画マンが格好良い動きをつけようと、視聴者の目に入る絵は「動画マンの描いた絵」なのです。

これをプレッシャーととるかやり甲斐ととるかで絵描きとしての将来が決まると言っても過言ではないでしょう。

正直新人アニメーターの道はイバラの道ですがそれを難易度高めのゲームぐらいの感覚で乗り切っちゃって下さい。

テイクイットイージー

です(^_^;)

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