アニメーションの専門学校、大学について     その3

有名な講師がいればそこは良い学校なのでしょうか?

答えは「NO」です。

有名人=非凡な成功者ですからその人達の言う通りできれば成功するのでしょう。

がしかし何せ「非凡」なわけで(笑)

私が思うアニメーターの良いところはそこそこの画力で良いというところです。先日もJAniCAでパース講座が行われ芦田代表も言っていましたが「パースを覚えればとたんに画力がアップする、そしてパースは誰にでも会得できる。なぜならパースは数学だから。」

この言葉の意味合いとして言えるのは「アニメーターを職業にする際、センスや経験は二の次、数学的なことを覚えればそこそこやっていける」と言う事と私は解釈しています。

ですからパースを教えない学校は一番の導入部分を割愛していることになり、可能性を狭くしていると言わざる終えないでしょう。

就職率を宣伝している学校もありますが就職するだけなら誰でも出来る業界なのであてになりません。

自己防衛策としては実績がある学校を選ぶというのが一般的には定石なのでしょうが実は余りオススメできるやり方ではありません。

何故なら「本当に」上手い人、「本当に」才能のある人はどこへ入学しても開花するものです。

そして学校によってその開花の可能性を潰された「ほどほどに」才能がある人がいたとしても世に出ませんから、人知れず消えて行ってしまいます。

可能かどうなのかはわからないですが「授業を見学させてくれる学校」があればそこは良い、と言うか怪しい部分を発見しやすいでしょう。

もし怪しい講師を発見したらここのサイトにある専門用語の意味が答られるか質問をしてみましょう。

すらすら答られる講師ならまず安心、つっかえるようだと怪しい(笑)

何故ならここに掲載されている用語は聞かれて答えるのも馬鹿馬鹿しいぐらいに「答られて当然」の事ばかりだからです。

そして「なんでふくだはこんな時期にこんなブログを書くんだ!もう学校を決めてしまったじゃないか!」という方もいるでしょう、絶望するのはまだはやいです、下からの突き上げというか先程の質問に答えられない講師がいるような学校に入ってしまったら上層部に掛け合って改善をもとめるなり名指しで講師として優秀なアニメーターを講師として招くように学校側に働きかけたりするのがよいでしょう。そこのガイドライン作りはJAniCAの課題だとは思います。

パースの授業がカリキュラムに含まれていなかったら含めてもらえるように働きかけたりやり方は色々あるはずです。座して死を待つのは愚の骨頂、というのは大げさですが諦めは愚か者の結論ということわざもあります。

その4に続く。

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アニメーションの専門学校、大学について     その2

最近アニメーション科を設ける専門学校、大学が増えています。

少子化対策なのだと聞きます。

何がどう 少子化対策かというと、学校側としては生徒数が減ると存亡の危機ですが 少子化なのですから不可抗力です、しかしアニメーション科だけは統計的に見ても生徒数が「減っていない」そうなのです。

これは実質「増加している」に等しいわけです。

さらに大学などは新しい学部を新設すると国から補助金がドーンと出て新校舎が出来ると言う話、そして生徒一人受け入れるにつきまた補助金が出る・・・

金儲け主義?と疑われても仕方が無いと思います。

専門学校は学費が高くても2年ですから高が知れていますが四年制大学、特に美大の学費は聞いて驚きを隠せませんでした。

どんなに悪徳な制作会社でもピンはねであったり未払いはあれど、社員から年間何百万円をむしりとったりしません。

高ければそれなりの質の良い教育でなければならないはず、アニメーションは我を貫く芸術的なショートフィルムから器用に何でもこなす雑多なTVシリーズまで幅があります。

先ずはどちらでも通用するアニメーションの基礎を教え、その後芸術方面か商業方面か生徒に選んでもらい教育。商業アニメを選んだ生徒には現場で「即」通用する事を教えるべきと私は思います。

現時点でそこまでやっている大学があるのかは疑問です。

現時点ということで言えば新人のギャラも未だ超安価のまま、大金をかけて薄給に身を投じるとは誰の目から見ても非合理的です。

では現場の講師は現状をどうとらえているのでしょう、先日現役で活躍中のアニメーター・演出で学校の講師をやっておられる方々から直接お話を聞く機会がありましたが学校の経営方針については伺えませんでした。

しかし、実に誠実に実直に教育されているのが分かりました。

講師のギャラも大して高値でない事も(笑)

ただ、現場アニメーターと専門学校の講師では教育方針が違うらしく水と油状態の所もあるようです。 私の専門学校時代の話しですが菊池先生という方がいらして、他の講師よりかなり厳しく生徒の間でも「厳しすぎるよね」と評判になるぐらいでした。

「現場はこんな物じゃない」といった感じの発言が多かったと思います。 そして実際アニメーターになってその意味が分かりました、というより菊池先生はまだまだ優しい方だったのだと言う事がよく分かりました(笑) しかし笑い事ではありません。

アニメーションの専門学校や大学がただのアニメ好きの集まりであってはならないはずです。

後輩の飯飼一幸から聞いたことがあるのですが、酷い専門学校では去年まで生徒でいて就職先が決まらない者にはその専門学校の講師にならないかと勧める学校があるというのです。実際そのまま講師になった生徒がいるという話しを聞きました。

その講師が誠実に実直であったとしても、アニメーションは経験と知識ですから講師としての力量に問題があるのは否めません。

今は飯飼が学生だった頃と違い「インターネット」があるのでそういう情報はいち早く流れ淘汰の傾向にあるでしょう、ですから皆さん専門学校、大学選びは慎重に慎重を重ねる事をお勧めします。

自己防衛、そして自己責任、この言葉は最近議論した案件でも物議をかもし出しましたが私やJAniCAは警察署でもお役所でもないのですからそれら不良学校を取り締まったり勧告したり出来ないわけです、ですから自己防衛を推奨しそのやり方を提案します。

まずは学校選びを慎重にするということですがその選び方をどのようにすれば間違わないかは、次回をお楽しみに。

その3に続く。

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アニメーションの専門学校、大学について    その1

前々回書き溜めたものをどの順でアップするかご要望をコメントにてお受けしましたが、3番以外全てに一票とばらけてしまいました。

待っていてもこれ以上コメント付きそうも無いので1から順番に書こうと思います。

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専門学校、大学の現状について語りたいと思います。

かなり辛辣な内容になりますが専門学校、大学の経営者、講師の皆様、事実誤認である等反論ご意見がありましたらコメントを賜りたいです。

何卒よろしくお願いいたします。

まずよくある質問で「アニメーターになるには専門学校や大学には行った方がいいのか」というものがあります。

私の意見としてはアニメーション関係に知識もコネも無くその上金銭的余裕がある方のみお勧めします。

統計をとった訳ではないので断言出来ませんがおそらく専門学校出身アニメーターの半数近くの人が上記の質問に対して「行かなくても問題ない」と言うでしょう。

何故なら現場で必要な知識が半分も得れない所が多いからです。

大学の場合は一般科目や一般教養も教えてもらえるので潰しがききますがアニメーション科の歴史が浅いので実力の程が今ひとつ見えません。

ただアニメーション科ではない美大卒のアニメーターは比較的好印象をもたれている感があります。

絵描きの一般論としてデッサンやクロッキーをするのは共通で必須とされているようですがパースや動画理論に関しては就学期間二年、四年にかかわらず、「やらないところもある」らしいのです。

実際私も専門学校に通いましたが動画理論までは教えてもらった記憶が無いです。

贔屓目に見て専門学校で二年しかなかったからともいえますが大学であれば四年あるわけで動画理論に加えて本番動画実践までやっても時間が余りそうと素人考えをめぐらせてしまいます。

私が通っていた専門学校は千代田工科芸術専門学校という学校でした、「でした」と過去形なのは悪徳経営者に乗っとられ休校(実質廃校)になってしまったからです。

無くなってしまっているのでベタ褒めしますが(笑)良い専門学校でした。

どの辺が良いかといえばアニメーションに特化した専門学校ではなく「建築科」や「デザイン科」もありパースや色彩学もそちらの専門講師から学べたと言う事、そしアニメーション全般について学べた事と言う事。

それはどういう事かと問われればアニメーション科であって「アニメーター科」や「制作科」と細分化されていなかったという事。

アニメーター志望で入って来た生徒にも絵が描けそうもないと判断された者にはアニメーションの他のパートに就職を奨めていました、それは当たり前の事なのですが他の専門学校に見られるような「アニメーション専門学校・キャラクターデザイン科」などに入学したら、出資者である親は「キャラクターデザイナー」にならなければ納得がいかないでしょう。

「そんなに甘くは考えてはいない」と認識があってなら自己責任という事で良いのかも知れませんが、そういったお金が向上心や才能を持ちつつも貧困に喘いだ若者達に行き渡れば…なんて出来もしない事を夢見ていたりもします。

その2へ続く

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コメントにお答えします。

コメントありがとうございます。

1~5まで設けましたが見事に割れています(笑)

もう1.2通でもコメントが増えたことに対して次回は書こうと思いますが今回はそれ以前に来たコメントにお答えします。

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鹿さんからコメントいただきました、ありがとうございました。

はじめまして こんにちは。
アニメーターを目指している者です。
遅ればせながら今日初めて本当に色々なことを知りました。
色んなことを考えたし、すごく感動しました。

勝つまで負けない

私も頑張りたいと思います。

これから夢に向かう上で心強い存在を知れて、本当に良かったです。
これからもお体を大切に頑張って下さい。
応援してます。

応援ありがとうございます、とても照れくさいですが嬉しいです。

まだまだこれからが大変なのですが、ある意味自分の絵描き人生を投げ出してでも日本のアニメーター地位の向上の為に尽力する所存です。

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宇里さんからコメントいただきました、ありがとうございました。

ふくださんのお話、いつも興味深く拝見させて頂いております。
相互リンクして頂いている宇里という者です。お世話になっております。

福利厚生・固定給の話ですが、
J.C.スタッフさんはそれに当てはまると聞きました。ただし「原画マンになってから」という条件付ですが。
安定した生活があってこそ質のよい作品が制作できるという考えの元、そのようにされているそうです。

J.C.スタッフさんが福利厚生有り、固定給とは知りませんでした、その点を前面に押し出して募集をかければいい人材が集まると思います。
宇里さんはPOTCLUBの宇里さんかな?JAniCA、ともどもこのブログも何卒よろしくお願いいたします。

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画好きさんからコメントいただきました、ありがとうございました。

お久しぶりにカキコませていただきます。
年収1000、2000万が儲かっているうちに入らないですって!
う〜、なんか私には夢の話しですが、、、。
やっぱアニメ−タ−目指そうかなぁ、、、ホント、、、。

ボヤキみたいなカキコですいません。

私もそうですし周りを見ても上流感全くないですよ(笑)いやマジで。

二千万を超えたあたりから還付金が小額もしくは貰えなくなるのだろうと思います。

三千万を超えると逆に所得税を源泉以上に払わなくてはいけなくなるのでしょう。

以上推測ですが、「取られるようになってから」が「儲かる」といえるのではないかと思うようになりました。

あっ、正しい情報をお持ちの方コメントで突っ込みよろしくお願いいたします。

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ふでぺんさんからコメントいただきました、ありがとうございました。

はじめまして。業界の事を検索するとアニメーターがほぼメインの話が多いと思いますが、背景美術の単価も気になります。美術監督の料金と、背景一枚の単価っていくらなんでしょうか?やはりこれもアニメーターと同じく、1カットの単価は、ベテランと新人も変わらないのでしょうか?

詳しくは知らないのですがベテランも新人も単価は多分変わらないのだと思います。

ただ簡単な仕事を新人に任す際動画よりも美術さんのほうが有利だと思われます。

それは動画一枚と背景一枚では10倍以上の差があるからです。

あっ、この件についても正しい情報をお持ちの方コメントで突っ込みよろしくお願いいたします。

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Rさんからコメントいただきました、ありがとうございました。

はじめまして、アニメーター関係の検索をしていてここにたどり着きました。
他のアニメーター、関係の方のブログにも書き込みをさせていただいたりしたのですが
皆さん「才能」を重視していらっしゃるようなのですが「アニメーターに必要な才能」とは何でしょうか?是非教えて下さい。

そのことについては「画力」とか「演技力」は語りつくされていると思いますので、私に備わっていて有益だった才能は「負けず嫌い」ということでしょうか。

「負けず嫌い」を具体的に言うと「あいつは食えないから辞めたんだ」とか「辛いから辞めたんでしょ」とか言われるのが死ぬほど嫌で、そう言われた事を想像するだけでモチベーションが上がったのです。

ある意味、意地悪な友人や厳しい先輩のおかげです。ありがたい事です。

ただ今はもうそれ系でモチベーションが上がらなくなってしまいました、その代替案を求めて取った策が裏目に出て来年の年収は半分ぐらいになりそうです。(涙)

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誤解が多いような気がします。

ご挨拶が遅れましたが「JAniCA説明会」に参加していただいた方々、本当にありがとうございます。

「私の収入」が大盛況だったのは以外でもあり嬉しくもあり(^_^;)

おかげさまでJAniCAブログの書き込みが増えてご意見をダイレクトに感じています。

しかしやはりJAniCAへの誤解はまだまだ拭えていないのも実感します。

先ず大前提で知って頂きたいのはJAniCAには資金が全くありません、お恥ずかしい話ではありますが運営資金のほとんどが芦田代表のポケットマネーです。

事務所もありません、「設立準備室」というのもスタジオライブに郵便受けがあるだけでスペースらしいスペースはありません。

それはあんまりなので運営委員のごく数名ぐらいからは会費をという意見もありますが実行に至っていません。

運営委員といっても一般会員のみなさんとおなじように出来高もしくは作品拘束(もしくは半拘束)のアニメーター・演出なのです。

会員数もどうにか500人になったようですが最近の調べでは業界内に4500人以上、5000人はいるらしいというアニメーター・演出の一割です。

これでは圧力をかけるべき相手に圧力をかけられず、下手に動くことによって逆に圧力をかけられるのではないかと疑心暗鬼になっているのが現状です。

個人や会社に不正があったという報告を受けてもお役所や警察のような「裁きを下す」的なことは全く持って無理難題なのです。

JAniCAブログのコメントでTAMさんが上手いこと言ってくれています

「JAniCAはアニメーターや演出の生活改善のために働いてくれる第三者の作った力の強い慈善組合」

そう誤解をされてる方が多いのではないでしょうか?
公式サイトのQ&Aに目を通された方は分かると思うのですが、どちらかというと

「JAniCAはアニメーターや演出自身のボランティア運営の互助会」

ですね。

まさに言いえて妙、ありがとうございます。

私はJAniCAに参加して本格的に活動し始めたのが去年の秋を過ぎた頃のもあり収入に差し支えることはなかったのですが、それ以前から活動していたメンバーの中には年収が半分になった者もいます。

多分このままいくと私も半分とまでは言わなくても3分の2ぐらいになる可能性大です。そうはならないようにうまく立ち回るつもりではいますが…。

「ダメだ、こんな協会、入会はおろか支持なんか出来たものじゃない」

こう思われた方々も多いでしょう。

しかし地味ながら結果というか各方面動きが出ています、経済産業省、コピライト(業界向け著作権専門誌)、草加JC、公正取引委員会、e.t.c、これら全て私たちから呼びかけて来てくれたのではなく、相手側から詳しい話を聞かせて欲しいとやってきたのです。

会員向けにこのようなメールが送られています。

読売新聞web

http://clip.nifty.com/entry/891c542fc3a5776f40c622b363970a5fbaabd1c4/245953

読売新聞に載った記事です。放送局が優越的地位を利用して、不公正な取引を下請けに強要してないか、公正取引委員会が調査に乗り出した模様です。 実はJAniCAでも、昨年暮れに公取委の方と面談し、芦田代表と発起人の奥田誠治、ふくだのりゆき、事務方の新藤歩、太田宏一朗及びスタジオ4℃の田中栄子社長がアニメ業界の実態についての調査に協力しています。 そんなわけでこのニュース、続報を見守りたいと思います。

 私が公正取引委員会の調査に興味を持ったのは不公正な現場を取り締まることが出来ないのかの可能性を探ろうと思ったからです。

しかしお話を聞いているうちに気づいたのですが公正取引委員会はグローバルな立ち位置で取引を監視しているのだということ、大きな括りの中の末端であれば改善の恩恵が受けられる可能性がありますが、末端同士のいざこざまでは介入しないのだなと理解しました。
間違っているようでしたらコメント下さい。

そしてここからは有益な情報、公正取引委員会が得意とするのは「優位的地位の乱用防止」だそうなのです。

「アニメ自体利益が上がらないのだからテレビ局は新作アニメを作るのをやめればいい」という意見をネット上で見かけましたが、もしそのような理由でアニメーション業界が追い込まれるようなことがあっても公正取引委員会が許さないということです。

知っている方々も多いかと思いますがTV制作全般がアニメ業界のような扱われ方なのです。

やはり優位にいるのは製作側と言わざる終えません。

たとえばアニメーター・演出が単価仕事で自転車操業なのと同じように制作会社も一話いくらで納品後入金という単価仕事なのです。

局、代理店はたとえトータル予算が同じでも番組開始前に「準備費」を用意するべきなのです。

たとえばキャラクターデザイン料、一話につき38,000円とあんまりな額な上に納品しないとその額は制作会社に振り込まれないというこの現実。

これでは有能なキャラデザイナーに専念してもらったり新鋭デザイナ-ーを育てながら使おうなど出来るはずがありません。

これらが改善に向けて動き出したのは喜ばしいことですが改善=今すぐ良くなるわけではないことをご了承ください。

長い目で見守っていただければ幸いです。

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話は変わって、去年末ぐらいにEMONEという端末を買い行き帰りの通勤時間に長文が書けるようになりました、ですので実は結構ブログを書き溜めてありどういう順で発表しようか迷っています。

以下の中から皆様が興味あるので掲載して欲しいと要望が強いものの順にアップロードしようと思いますので「○番について知りたい」と書いたコメントを頂ければそれにお応えします。

  1. アニメーションの学校について。
  2. 搾取の構造について。
  3. アニメーターにまつわる裏話。
  4. JAniCAの近況。
  5. その他。

その他はお好きな内容をお書きください。
自分のブログを読み返して思うのは「一回が長い!! こんなに長いのなら二三回に分けて更新をマメにすれば良いんじゃないか?」と思いましたので(笑)そうすることにします。
書き溜めたものは短いもの長いもの色々あるので短いものを基準に子だしにしていこうと思います。

あっ、でも次回はコメントにお答えしようかな。

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脳内作監に釣られてみる(笑)&お知らせ

久しぶりの更新が素っ頓狂な見出しですみません(汗)

いま2ちゃんで脳内作監の話題が盛んですが(悪意ある人のコピペが貼られまくってるだけですがw)年収3500万円のアニメーターは存在すると思います。

まず私の師匠が全盛期の頃そのぐらいいっていたはず、そして現在でもキャラデザ総作監を2本掛け持ちすれば可能です。

皆さんお手元のAIC流出データをご覧下さい(笑)

総作監料        \100,000   ×    52週       \5,200,000      
キャラデザ        \38,000    ×    52週       \1,976,000      
サブ           \100,000   ×    52週       \5,200,000      
フロップ           \100,000   ×    52週       \5,200,000      

合計    \17,576,000     × 2作品 =\35,152,000

しかしキャラデザ総作監が2本も掛け持ち可能なのかとおっしゃる方もいるでしょう、私の知っている限りでも三名ほどいます、そのうち一人はちゃんと年間52本×2を確実にこなしています。
それにこの試算には「版権料」と「拘束料」が含まれていません、したがってその三名のうち誰かが寝食を忘れて仕事に没頭したら年収4000万円も可能でしょう。
命の危険に晒されますが(笑)

そしてここからが私の主張です。

世界のアニメーションの頂点、日本のアニメ業界のアニメーター約4500人中の精鋭3名なら3億円ぐらいもらってもいいはず。
以前私は「アニメーターは儲かる」と書きました、しかしジャニカに参加したということは実はそう思ってないんじゃないかと思われた方々も多いでしょう。
私は気づいたんです、年収1000万や2000万は儲かっているいるうちに入らないのだと。

でも4000万円に目が眩んだそこのあなた!
アニメーターになりましょうdollardollardollar

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【 おしらせ】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2008/2/4 【おまたせしました! JAniCA説明会を開きます】
日時:2008年2月16日(土曜日) 13:00~ 
場所:杉並アニメーションミュージアム 最上階・講座室   http://www.sam.or.jp/index.php
内容:JAniCA説明会+質疑応答。   
そのあとで業界の情報交換+懇親会をします。 
お茶とお菓子は各自持参してくださいね。
参加資格:JAniCAに興味のある方。現会員もいっしょにOK。
制作さん、経営者もOKです。
(アニメーション業界関係者に限ります)
申込み方法:会場のつごうがありますので予約制です。
氏名、職種、所属先を書きpostmaster@janica.jpへ申し込んでください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もちろん当日は私も壇上に立ち質問をお受けします。

ふるってご参加下さいsign01


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本当にコメントありがとうございます。

これほどコメントがついたのは初めてです、本当にありがとうございます。

私がJAniCAに加入、運営に加わった事で見に来て頂ける方々が、よりアニメーションの行く末を真剣に案じられている人達に絞られた結果だと思います。

コメントをいただければ更新をマメにするといったようなことを書いたような気がしますが、忙しさに負けて疎かになっていました。本当にすみません。

「アニメーターになりたいがどうすればいいか」といった内容のコメントがこちらとあさどや掲示板両方に来ていました、就職シーズンだからでしょうか?

ここは一つアニメ業界に就職する際の注意点を書いてみたいと思います。

アニメーターであっても「社員」である人達もいます。

しかし、福利厚生がきちんとしていない「社員」は、実は「契約社員」であり「正社員」ではないのです、正社員 > 契約社員 > パート > アルバイトといった感じでしょうか。

アニメ会社における「社員」という定義は「固定給」というところにあると思われます。

しかしながら優良スタッフを集めたいが為の詭弁として使っているところもありますので注意が必要です。社員にしてくれると言っていたから入社したのに完全出来高だったと言うのはよくある話。これは知り合いのフリーのアニメーター全てに警告している事なので覚えて置いてください。

私が知る限り福利厚生がキチンとしているちゃんとした「正社員」にしてくれる制作会社はジブリとOLMぐらいだったはずです、正しい情報をお持ちの方は是非コメントください(^_^;)

世間一般で言われる「正社員」と言う形は非常に良くできた構造です。なぜなら「こいつは必要ない」と思って除外しようとしても会社側もリスクを負うシステムだからです。

ゆえに優良企業は採用試験を綿密にし人材を篩いにかけるのです。

しかし契約社員は除外してもリスクなし、使うだけ使って「ポイ」と言う例は数限りなくあります。今ではアニメーション業界以外もそうなりつつあり社会不安を招いています。

でもアニメーター達は最初からそのリスクを甘受して入ってきていますから強いです、免疫があると言ってもいいでしょう。

今のうちアニメーターでも社会保障が受けられるようなシステムが構築できれば一般雇用に追いつきます。

そして経済の回復にあわせ一緒に上っていけば一般企業に就職するのと変わらない待遇になることでしょう。

そしてもう一つ社員にまつわる話。

JAniCAについて書かれたページを見て回った時に面白い意見に出会いました、芦田さんの

「 しかし多くの者がフリーを目指す。 これが我々の習性であり、特徴である。」

という言葉に対して

「世話になった会社やスタジオを飛び出してフリーになるとは恩知らずな、社員は育ててくれた会社に恩返しする為に尽力すべきである」

と言った意見です。

まずはポジティブ思考な意見から言わせていただければ、まず重視すべきはアニメーターたちのパーソナリティです。一つの会社にとどまってその才能を発揮させる事ができるアニメーターは稀有だと言う事です。

ただ、アニメーター本人の趣向としてその「会社が好き」で「是非とも恩返ししたい」というのであれば問題はないと思います。

私の提唱する「マネージメントシステム」はアニメーター個人をクリエーターとして尊重し限りある世界の資源のように生かして行くべきだとおもいっています。

現状の業界はまるで十年前のアメ車です、燃費悪い事この上なし。

作品が企画されるたびにその適正を見極め最適な人材に割り振る、この作業が今の業界に必要な事です、ゆえにアニメーターたちは皆フリーになりさらにマネージャーを据え、業界の共有財産となるべきであると私は思います。

もう一つのスタッフ集中の要因「義理人情」すら作品の適正の前には二の次にしていただきたいのです。詳しくはモチベーションと「合う」「合わない」 ~その1~モチベーションと「合う」「合わない」 ~その2~モチベーションと「合う」「合わない」 ~その3~をご覧ください。

そしてネガティブな事例、

多くのアニメーターが信頼していた制作会社から裏切られたという経験をしています、これはどういう事かというと色々ありますがまず、

  • 仕事を切らされた。
  • レイアウトが返ってこない。
  • 振込みが遅れた、もしくは払ってもらえない。
  • スタッフ間のいざこざを取り成してくれない。
  • アニメーター、演出を信用していない。等々

上記の件を制作は「やらない」のではなく「出来ない」のですが「出来ない」人たちに自分の生活の基盤であるギャラをゆだねるのは非常に危険です。

ですからアニメーター、演出たちはじぶんの身を守る為、こズルイ策をとります。

掛け持ちして仕事を遅らしたり、拘束なのにバイトしたりです。

社会通念的には掛け持ちやバイトする方が悪いと言うことになるでしょうが、業界人はこれをやらないと真面目に「死」の危機にさらされます。

というか「仕事ができる制作」はこれらを容認することから始まると行っても過言ではありません。

私自身こんな心配しないで仕事に集中できたら良いのにと本当に思います。

こんな状態ではスタジオに対しての「義理」も「不義理」もあったもんじゃありません。

「うちの会社はそんな不安を一切抱かせない!」と断言できる制作が現れ、業界を席巻すればJAniCAはただの親睦団体になるでしょう。

本当はその方が良いのかも知れませんね(^_^;)。

ではコメントにお答えします。

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JAniCA記者会見の司会をして頂いた声優の平井理子さんからコメントを頂きました。

私のブログにまでお越しいただきコメントをくださって
ほんとうにありがとうございました^^
ジャニカの意義は本当に大きいものだと確信しております。
そのほんの少しだけでもお手伝いできたこと、心から感謝しています。
またご縁がございましたら…^^
どうぞおからだに気をつけてすてきなアニメ作品をこれからもおつくりになってくださいね!

温かいお言葉本当に心に染み入ります、ありがとうございます。

アニメーターと声優は近いようで遠い商売、でも本当はもう少し、いやもっともっと交流を持ってお互いが演ずるキャラクターについて話し合わなければいけないのだと思います。

そういった下地や環境がない昨今ですがJAniCAのこれからの課題として取り上げて行きたいと思います。

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eimさんからコメントを頂きました。

こんにちは!
今回の記事を読んでびっくりしました!!!!!!!!!!
監督の拘束料というか、放送されてる話数分しかもらえないなんて!!!(泣

私のが好きなアニメ監督の(赤根さん)作品はとても素晴らしいものばかりなのですが、その素晴らしいアニメーションの作品の監督がそこまで位しかもらえてないなんて思うと・・!!(泣
作品の命ともいえるのが監督なのに。

こんなんではイイ作品はもっともっと生まれにくくなりまさに諸悪の根源By沢尻エリカw
ですね。。(泣

それでもその仕事に誇りをもって制作してる方々とか、ホントに尊敬します(泣

私ごとですが、一つ質問が。
アニメーションで監督自らが物語を作る「原作」と表記される人(漫画家ではなく)は漫画家のように、著作権・料金とかそういうものをもってるのかな。。?と疑問です。
もしかしたら、その会社で制作したら会社が著作権もつのかな。。?と。。。?
よろしければ、回答お願いいたします。

監督料が安いのは実を言うと掛け持ちが多くて遅らす人が半分、ただただ「怠けて」遅らす人半分だからなのです。

何故か「怠けて」遅らす人基準になっている(笑)

私の私見に偏って言わせて頂けば制作は作業してもらうスタッフの事を知らな過ぎる。もっと深くクリエーターたちの個性や傾向を熟知した後に作業を始めるべきなのにそういう環境に出来ないし、しない。

ゆえに私はクリエーターと制作との間に立つ「マネージャー」制度を確立したいのです。

> もしかしたら、その会社で制作したら会社が著作権もつのかな。。?と。。。?

制作会社が持つと言うよりは製作側が持つと言った方が正しいでしょう、まあとにかく現場にお金が落ちてこないシステムです(笑)

ただオリジナル作品で権利を持ったアニメ監督もそれなりにはいます、親しい知り合いにそうした方がいたのでお話を伺ったことがあったのですが、それはショッキング…というか憤激しました。

どういうことというと、

「権利がほしい?いいですよ、その代わり次からの仕事がなくなると思ってください」

などと言われたと言うのです。

しかし私の知人は負けず、弁護士を立て親しいアニメスタッフたちとスクラムを組み権利を勝ち取ったのです。

しかし、大抵のアニメ監督は「その代わり次からの仕事がなくなる」なんていわれてしまっては縮み上がるしかありません、しかし権利を勝ち取った知人は言っていました、

「恐れたら負け、こっちは正当な権利を主張しているのだから。」

そう語ってくれた知人は今も自分のオリジナル作品に自分の権利証をつけ続けています、©と言うヤツですね。

こういった交渉は以前書いた原画動画料を上げる交渉が練習になります。

ぜひアニメーター、演出の皆さん、負けないでください。

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HKさんからコメントを頂きました。

はじめまして、アニメーターに本気でなりたいと思っている者です。
先日、アニメ業界の求人に応募したのですが落選しました。
アニメーターになるには21歳からでは遅いのでしょうか?
即戦力でなければ入れないと言われるのですが
就職の採用試験ではどのようなことがもとめられるのでしょうか?
初めてにも拘らずこのような質問ばかりで申し訳ありません。
どうかお教え頂ければ幸です。
どうぞ宜しくお願い致します。

即戦力でなければ入れない…悲しいかな実質そういうことになっています。

何歳からはじめるかはモチベーションが高ければいつでもいいです、その件について最近あさどや掲示板に書いたのでそちらを参照してください。

ただ志望者をほぼ全て受け入れて描けないようなら首にするといったサバイバルな(笑)会社もあるので探してみてください。ヒントは○○プ○○○○ョ○、○○○オ○ブ・・・難しいかな(笑)

>就職の採用試験ではどのようなことがもとめられるのでしょうか?

これは会社によってまちまちでしょうが私の主観で言わせて頂けば絵に対して「柔軟」であると言う事と、「演技」にこだわりがある事でしょうか。

各社というか教えてくれる先輩アニメーターたちは皆独自の手法やテクニックを持ってそれを伝えようとするでしょう。それを「柔軟」に自分の力として取り入れられればメキメキ上達するでしょう、その反面自分のやり方を貫こうとすると出る釘は打たれると言った感じです。

そして「演技」、これは他の絵を描く商売にあまり求められないでしょうがアニメをやるなら絶対不可欠だと私は思います。

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匿名さんからコメントいただきました。

こんばんは。初めてコメントさせて頂きます。
今日の記事を読み、改めて現実を知らされました(笑)
JAniCAがもっともっと世間に出て活躍する日がくるといいですね。応援しています。(私自身何もできないのがもどかしいですが…。)
アニメーターの皆さんが安心して老後をおくれる日がこれたらいいなぁと思っています。

ここで少々質問を。
私は今学生で、将来アニメーターになりたいなぁと思っているのですが、入社試験などはどの位の倍率なのでしょうか?それと面接などはどのような事を訊かれるのでしょうか…?
給料などの話題はネットでよく目にしますが(笑)こちらに関してはあまり情報がないので不安で…。
差し支えのない程度で良いので、教えて頂ければ幸いです。
それでは失礼します。

応援ありがとうございます、老後ももちろんですが匿名さんような方々をより多く業界に迎えられるよう頑張ります。

>入社試験などはどの位の倍率なのでしょうか?

これは各社まちまちなので色々会社、スタジオを回って感触を得ていくしかないでしょう。

>それと面接などはどのような事を訊かれるのでしょうか…?

これも各社まちまちなので断言できませんがアニメーター採用のための面接はあまり顧慮されないと言うか絵が上手ければ多少態度が横柄でも採用になるでしょう(笑)

ここでも私の私見を言わせていただければ敬語ぐらいは使えるようになってから来てくださいって事でしょうか(笑)


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gabbianoさんよりコメントいただきました。

はじめまして、ジャニカHPより来ました~。

大学の後輩がアニメーターを三ヶ月で辞めてしまい、
それからアニメーターさん達が持つ問題に興味を持
つようになったのですが、いままで不安要素が多く、
将来日本のアニメも海外で作られるようになってし
まうのか、と残念な気持ちになっていただけにジャニ
カ発足という明るい話題を聞きホッといたしました。

人材を育てるまで10年かかると聞きます。組織を
軌道に乗せ、業界に提言するまで長い年数と様々
な課題に直面すると思いますが、皆さんの挑戦は
アニメ業界活性化の礎になると信じております。
10年後も安心して日本のアニメを見れるよう応援
しております。頑張ってください~!

追伸
JAinCA応援団は私のようなアニメとは関係の無い
一般の会社員でもなれる資格があるのでしょうか?
大丈夫であれば参加したいと思うのですが・・・。

>人材を育てるまで10年かかると聞きます。

全くその通りなのですが今の業界はそれが待てない、ゆえに海外に委託する、悪循環です。

JAinCA応援団は誰でも加入OKです、 JAinCA応援団掲示板やJAniCAブログにどんどんこうすれば良くなる等のアイデアや意見を書き込みをして下さると助かります。

何卒よろしくお願いいたします。

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はじめまして!ジャニカのリンクから来ました。

私は一般人(ぺ~ぺ~CG屋の妻)ですが、
さっそく応援団に登録させて頂きました。
何かお役に立ちたくて、いてもたってもいられず、
へっぽこブログも始めてみましたよ~。

ジャニカの設立は、設立自体がまず大きな一歩ですね。
今後の展開を期待せずにはおられません。

これは素人考えですが、、、
DVDやグッズが売れたり、海外での放映が
増えたりした際に、アニメーターさんにもその都度
還元されるような仕組みがあればいいな~と思っています。
そうすればモチベーション超向上→日本アニメ超発展の気が。
権利関係に疎いのですが、絶対無理な話ですか?^^;

動画サイト等を見ると、こんなにも日本のアニメは
世界中の人に愛されているのかと驚愕し、嬉しくなります。
アニメーターの皆さんは、日本文化の宝ですね!

これからもお体に気をつけて頑張って下さい☆彡

いやぁ、私のブログもかなりへっぽこなので読み返す度、誤字、脱字、意味不明文を発見しては修正しています(^_^;)

> DVDやグッズが売れたり、海外での放映が
>増えたりした際に、アニメーターさんにもその都度
>還元されるような仕組みがあればいいな~と思っています。

まさに理想ですが最初はせめて担当作監演出にだけでも還元されるよう目標を持とうと思います。さらに動画まで行渡るようにするには当協会の整備が不可欠です。

これは私のビジョンですが、正直何百人何千人いるか分からない動画マンは権利を主張したい人のみ手を上げていただいてそれなりのお金を手にしてもらい(といっても何十円の額にしかならないはずw)その人たち以外は権利放棄とさせていただき協会に権利を寄与するようなシステムを思い描いています。

>動画サイト等を見ると、こんなにも日本のアニメは
>世界中の人に愛されているのかと驚愕し、嬉しくなります。
>アニメーターの皆さんは、日本文化の宝ですね!

まさにその通り、その宝を全ての人たちが宝として認めてもらえる日を夢見ております。

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葛葉さんからコメントをいただきました。

現役10年目・原画歴6年の原画マンです。スタジオに入って仕事をしているので、月の平均収入は7掛けで12万程です。
正直、値段交渉の話は目から鱗でした。 確かにたまにカット数を多く計算して頂くことはありますが、自分から交渉するという考えは全く頭にありませんでした。
まだまだ技術的に足りない部分が多い自覚もあり なかなか自分の腕に自信が持てないまま、仕事のお誘いが頂けるだけでもありがたいと思ってここまで来てしまいましたが… そこで立ち止まってしまっていてはいけないのかもしれないと思いました。
とはいえ、実際に交渉できるかというと… なかなかに躊躇してしまいますね(苦笑)
月に50カット新規を入れたら手いっぱいになってしまう位のレベルですし(もちろん内容にはよりますがやはり遅筆な方かと)。他の方のすばらしいお仕事をまのあたりにすると、どうにも自分のレベルではと…
やはり交渉はハードルが…高いです。
「交渉できる位の力をつけてから…」というのが悪循環を産んできたこともこちらのエントリーを読んで骨身に染みましたが、なかなか…
まだ意識改革には時間がかかりそうです。
でもこちらのエントリーを拝見できてよかったです。
もう少しいろいろ

交渉する為には実力が…と思う人は多いようです。でも考えてみてください、貴方のした仕事は誰にでも出来る作業ですか?

アニメーターになりたくて、本当になりたくて入った新人が動画の線が引けずドロップアウトしていったそのハードルを越え、動画から原画になって動画時代の経験半分以上リセットして覚えなおさなくてはいけないハードルも越えてきた人が実力のない人でしょうか?

どうか自分を褒めてあげてください、10年アニメーションに従事してきた自分を。
そしてご褒美をあげてください、制作に対して気まずかったり恥ずかしかったりはかわいい自分のために我慢してあげてください。

今業界はバブル的に作品数が増えていいます、もうすぐはじけてしまうかもしれませんがそうなった後にも仕事が続いて依頼が来るなら貴方の実力が本物である証明です。
その時こそ交渉してみてください。

んで、最後が書きかけのようなんですが…(笑)

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書きたいことは沢山あるのだが…

JAniCA設立記者会見の準備やその後たまった仕事の処理に追われ、またもや更新が遅くなりました。

苦労した甲斐があり記者会見は盛況のうちに終わり一息ついた状態でした、各方面からの反響がいろいろありに一喜一憂しております。

ふと気づくとJAniCA設立世話人メンバーでコンスタントに主義主張を問いかける場(ブログ)を持っているのは私だけでした、それは私の意見=JAniCAの意見と錯覚されないか多少不安なので釘を刺して起きます、あくまでもここは私個人の主義主張を広く世間に問いかける場でありJAniCAの総意とは異なると言うことを認識してお読みいただきますようお願いいたします。

これから先JAniCAが具体的な活動を始め私の理想とかけ離れていった場合私はJAniCAを去るでしょう、皆さんにその推移を客観的に見守ってもらう為にここには私の独断と偏見で書かせてもらうことにしました。

JAniCAのHP掲示板や応援団掲示板、ブログへの書き込みは少ないですが今回の記者会見によせて自分のHPやブログにJAniCAついて書く方々が激増しています、そこでよく観られる意見は、

「設立したはいいが今すぐ何が出来ると言うのだ、記者会見でも具体的なことは述べなかったし、この協会には何も期待できない」

というものでした。

これが業界外の声なら放っておきますが業界内の声(笑)ではどうすれば期待ができるのか是非お聞かせ願いたい、その意見を取り入れますから。

こういうことって当事者HP掲示板、ブログに書かないものなんですよね、自分のブログに対しての反響もそうでした。

発起人の一人今敏さんが自分のページKON'S TONEでこう述べています。

「どうせやっても何も変わらない」
「誰かが何とかするだろうから私には関係ない」
「昨日までこれでやって来られたんだから明日もそのままでいい」
こうした「木っ端役人」みたいな考え方が、己の首を絞めることになるのですが、その構図を理解できないから「木っ端役人」になるのでしょう。「木っ端役人」に溢れた社会ではわずかなことでも改善するのはたいへんな労力が必要になると思われます。
でも。やらないより「まし」。

今さんには設立記者会見の場でお言葉をいただいたりして本当に感謝しております。

KON'S TONEではかなり赤裸々にお金の話題を取り上げています、私もそれに習って今までよりちょっと具体的に書いちゃおうかなと思います(笑)

先日AICの流出データが話題になりました(一般誌でも取り上げられた)のでとうとう本当のアニメーター・演出のギャラが白日の下に曝されました。

「安い!」というお言葉は嬉しく受け止めますが、実はあの内容がまかり通るような業界構造になってしまっているのです。

どういうことかというと先ず有名なのが動画仕上げは90%以上海外、頼みの綱の作監には作監料単価の上に拘束料をつける、総作監は単価(1話/100,000円)は安いがひと月4,5週あるわけだから月平均450,000円は確保といったことです、細かく言えばもっとありますが割愛。

ちなみに原画料(レイアウト料 + 原画料)は実力のあるアニメーターベテランアニメーターにとってはなめている設定です、なぜか昨日今日始めたアニメーター(新人原画マン)基準になっています。

でも、この流出データで再確認したあまりにも安すぎる部署「監督料(1話/200,000円)」です。

総作監と同じでひと月4,5週あるわけだから月平均900,000円は確保となるのだから十分と思った方もいらっしゃるかもしれませんが監督は放送始まる何ヶ月も前から準備しているのです、その準備期間が長ければ長いほど作品は良くなるでしょうが監督のギャラは単価ですから月割り計算となり三分の二、半分とどんどん下がってしまうのです。

ゆえに多くの監督が掛け持ちをします、そしてギリギリのスケジュールになる・・・悪循環の源、諸悪の根源です by 沢尻エリカ

その反面アニメーターでメインスタッフになればかなり良い感じです、キャラクターデザイナーの半分から三分の一は総作監も兼任します、デザインをメイン、サブ、フロップと全て出来れば1話につき240,000円弱、プラス総作監料を含めれば1話につき340,000円でひと月4,5週あるわけだから月平均1,530,000円、これなら半分になっても765,000円。サブ、フロップを多少取りこぼして他人に頼んだとしても月収700,000円ぐらいは確保できることになります。
売れっ子キャラデザ総作監は二本掛け持ちしたりする人もいますから杉並区に新築一戸建てもうなずけますね。

その反面、キャラデザのみ総作監のみでキャパオーバーのアニメーターは生かさず殺さずな微妙な立ち位置です、真っ先に改善すべきは原動画料ですがその次に来るのはここと先に述べた監督料でしょう。

「今すぐ変わらなければ意味がない」と言う方々に今回は特別「今すぐ変わる」方法を教えて差し上げましょう、

それは「交渉する」ということです。

先ずは前回の仕事より安い仕事は請けない、しかしやりたい作品であるなら前回並に上げてもらう、1%でも5%でも上がれば年収も増えます。
「それは拘束(契約)の人だけでしょ」という声が聞こえてきますが原画でも動画でも良い仕事をした実感があるのであれば主張すべきです、具体的には以前も書きましたが原画なら単価を上げるように頼むのではなくカット数(動画なら枚数)を多少多くやった事にしてもらうという方法です。これを何度行っても上げてもらえない方は残念ながら「対外的評価が低い」と思って間違いないでしょう。ある意味「自分は会社(スタジオ)に良く見られているのか悪く見られているのか…?」と疑心暗鬼になっている人には結果が分かりやすいこの方法はお勧めです。

もう一つは量的なもの、一話につきカット数が約320カットぐらいとしたら半パートで160カット、これを元受会社は子や孫会社にまく際「10%の管理費」をつけます、160カット×4000円=640,000円とすると管理費64,000円、さすがにひと月160カットできるアニメーターは少ないと思いますが80カットならかなりいるはずです、その数出来る人は5%の管理費32,000円を追加する権利があるといえます。一人で出来なければ友人や後輩を誘ってまとめるなどの「営業努力」が必要です。

これは元受会社で働くフリー限定では?と思われるふしもありますが自分の仕事に自信がある人ならやってみる価値はあるでしょう。

それにしても「営業努力」

このことをアニメーター達は「良い原画を書くこと」「上手い絵を描くこと」と信じて疑わないでしょうが仕事=商売なのです、八百屋とかで言えば市場から仕入れたものをただ店舗に並べるだけという事になります、それでは「営業努力」足らないと言われても仕方ないと思います。

多くのアニメーターは「そんな事自信がないから言えない」と言いますが、ではどうやったら自信がつくのでしょう?私が提唱したことを実践しギャラが上がればそれは「自信」になりませんか?「守りに入ったボクサー、まぐれでも勝てない」 by 辻仁成

なんか取り止めのない内容になった感があるので今回はこのへんで(笑)

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mixiの方ですが質問をいただいたのでお答えします。

質問があります。
何を意識して絵を描かれてますか?
動画マン時代、月に何枚描かれてましたか?

初めてのメッセージで質問攻めにして申し訳ありません。

何を意識して絵を描くか・・・

アニメーターは絵を上手く描くことが大前提で描いたキャラクターに演技をさせることが大きな命題です。
さながら絵=演者、描き手=ディレクターなわけで(笑)私は常に演者に向かって

「もうちょっと右向いて!」
「悲しそうに見えないよ!」
「歩幅もっと大きく!」

などと心の中で指示を出しています、たまに本当に口に出しちゃいますが(笑)
そうして描いたものが良くなっていくと「いいよ!いいよ!」と心で叫びます、
「なんだそれ(笑)」と思われた方も多いでしょうが実にこれが楽しい作業。
演者は月日を重ね経験を積めばつむほど思いどうりに動いてくれるのです、まだまだ言うこと聞いてくれない演者も多いですがいつかそれらも掌握し思いどうり動く日が来るかと思うとアニメーターは辞められない商売です。

次に新人時代何枚の動画枚数を上げていたかの質問ですが、初めて最初の月が動画単価150円で27,000円の収入、って事は180枚しか描いてませんね(笑)
さらに源泉引かれて24,300円なわけだから食えるとか食えないとかのレベルをはるかに下回ってますね(笑)
私がいたスタジオは 単純な芝居  振り向き  歩き  走り  とランクが上がらないと次の種類の動画をやらせてもらえない所なのに私は走りをさせてもらえるまで8ケ月かかった虚け者です(笑)
三年半動画をやりましたが平均としては月産700枚でしょうか、ひと月に1000枚描いたこともありましたが私の動画デビュー作品は「プロゴルファー猿」で「こんなのスライドでいいじゃん!」っていうロングのボールの動画で枚数を稼いでこの有様です(笑)
円定規で描けてディンプルなどの立体や模様は端折られていたから一時間もあれば20枚は描けるという美味しいものでした(笑)
10カットに1カットぐらいしか回ってきませんがー
いいわけですが私、線を綺麗に描くというのが大の苦手で・・・
さらに鬼師匠にR出されまくっていたからこんな結果なんです。その頃の経験は後で大変役に立ちましたが~。

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何故私はジャニカに加担するのか?そしてコメントにレス(笑)

というか何故みんなは加担しないのかが私は気になります。

現行の仕事がすべて上手くいっているからなのでしょうか?少なくとも私は上手く行っていません(笑)

出来たばかりの組織ですからほとんど何も決まり事がない、白紙の紙に筆をおろす感じです、何を書いてもいい。

白紙に落ちないような汚れをつけることが怖いのでしょうか?消してもあとが残るのでは…と。

楽天的な私は「多少の傷ぐらい『味だよ味(笑)』」と思っていますが。

ジャニカを運営している方々は真面目で真剣ですから私は何の心配もしていません、自分の出したアイデアを小出しに一つ一つ実現する、黙々とブログを書いていた頃とはもう違うのです。

正直ブログを書きながらいつも途方にくれていました、「ヒット数で見てもらえているのは分かる、しかし本当の思いがどれだけ通じているのか?賛同者が現れ理想は現実になるのか?」と、いつも不安でした。

でも今は違う、理想が実現可能か否かはネットでコメントを待つのでは無く直接問える、業界のみんなはどう思っているのか、そこには情報があります。

会員申し込みをした方々は情報を待たずにどんどん食い込んで来て欲しいのです、先ずは設立発表会見が2007年10月13日(土曜日)におこなわれます。場所、時間は追って発表されるはずですのでそれに参加してください、そしてJAniCAブログも出来ました、そちらのコメントで質問等も下さい。現時点で答えられることには極力お答えします。

よく考えてしまうのは私たちがしていることはラマンチャの男=ドン・キホーテのように観られているのか?ということ。
「向かっている先が風車で何の結果も残せやしない」と思われているのでしょうか、アニメーションの集団ですから差し詰め「ドンデラマンチャ」かな(笑)

是非ともドンキホーテか否かはしかとその目で見届けてください。

ドンキホーテで思い出したことがあります、かの宮崎駿氏は「湘南爆走族」で有名な吉田聡氏のファンなのです、マッドハウスのHP[COLUMN]の中にある「MADHOUSE PROPLE FILE」で私はそのことを言っていますが「根拠は?」と言う突込みが聞こえてきそうで(笑)いつか言い訳したいと思っていました、良い機会ですので根拠の文章を掲載しておきます。

- 吉田聡はドン・キホーテである -
 マニュアルだらけの時代である。ビジネスマンになるのも、つっぱりになるのも、マンガ家や将棋指しになるのも、マニュアルが用意されている。進路を決めたとたん、手引書に従ってコース通りに勤めなければならない。
 それがいやさに、進路を決めずに時間をかせぐと、結局どの辺に収まるかというマニュアルも出来ちまっている。
 僕の前に道はない。自分は荒野へ歩み出すのだと、一寸前の詩人は戦慄と気負いをこめて語った。自分達凡俗も、その言葉にそれなりの意気を感じた時代に比べて、今はなんと生きにくいのだろう。
 ぼくの前には広い舗装道路が、それも大渋滞した道路しかない。横町に踏み込んでも、そこはタウンマップにとっくに登録済みの看板と店だらけ。立ち止まれば後から押され、こずかれ、ズルズル進んでしまう。損のないよう決められた道を進むしかない、そう感じている若者がなんと多いのだろう。
 吉田聡の作品は、その世相に対する一貫した意義申し立てである。「湘南爆走族」はその傑作であるが、まだ世間に出る前の囲われた学園生活での大騒ぎという部分を持っていた。主人公の江口達が卒業した後、どう生きていくのか……印象的なラストシーンと共にその想いが自分の中にずっと残っていた。
 「湘爆」以後の彼の仕事を見ると、作者自身がその後の江口達について考え続けているのが判る。囲われた学園という舞台を、世間としての学園に捉えなおすことで、答えを出そうとしているのだと思う。膝を折ってしまった、あるいは折れかかった少年が、いかに自分の脚で立つかを、彼は熱を込めて語ることで答えようとしていった。「スローニン」は地味な作品だったがぼくは好きだった。本書の三編もいい。特に「ダックテール」はとても好きだ。
 自分の脚で立とう。
 習った言葉でなく、自分の心を表す自分の言葉を探そう。
 そうすれば、大渋滞の舗装道路の中にあっても、荒野を前にして立つ戦慄と熱き想いがあるのだと、吉田聡は絶叫しているのだ。
 ドン・キホーテである。
 ぼくはドン・キホーテが好きだ。

-宮崎駿ー(「バードマンラリー 吉田聡傑作短編集」あとがきより)

これを私たちへのエールであるとわざと曲解して頑張る所存です(^_^;)

             

然るべき所からクレームが来るまでは載せておこうかな…

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実はコメントも沢山いただいているのでした、皆様ありがとうございます。

桃太さんからコメントいただきました、

湖川さん懐かしい…    
まだ学生の頃スタジオビーボォの見学させていただきました。        
私は『ザブングル』が好きでしたね。    

なぜか私の周りにはビーボォ出身のアニメーターが多いのです、私の周りだけじゃなく業界全体的に多いのかな(笑)

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おじいたんからコメントいただきました、

10万ヒットおめでとうございます。
10万ってすごいですね!!!
新人さん来るですか。良い人だと良いですね。

日本アニメーター演出協会、期待です!アニメ回の良いとこ(自由なところ、昼夜出社OKなところ、会社寝泊りOKなところ)を残しつつ、良くなってゆく(単価アップ、作品の成功報酬ゲット)といいと思います。
極個人的感想でした。

おじいたんこそ業界復帰おめでとう、上手くなってね(^_^;)

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eimさんからコメントをいただきました、

はじめまして!
ミクシィで知って今回コメント書きます!

わたしも、アニメ業界人のラジオがあっていいのではないか!?
とおもってました〜!
(映画完成インタビュー(試写会とかにも)監督だけじゃなく、こういう影で支えてる人たちにもスポットを!)

業界人の生の声聞くのはもちろん、実際好きな演出家、キャラデザさんとかどのような人柄なのかとかも気になりますし!

ぜひ叶えていだだきたいです★

ポッドキャストは手軽にアップできるとは知っていても実は具体的にどうすればいいか分かってないんです(笑)

情報求む!(笑)

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エンピツさんからコメントをいただきました、

 本当に最近こちらを見つけたのですが、知りたいと思っていたことが多く書かれていてとても参考になりました。私は来月からアニメーターの研修期間に入るのですが、今までの経験や、これからの事を形にして残したいと思いブログをはじめました。まだアニメーターにすらなっていないので、見当違いなことも多々あると思いますが、日々修正しつつ続けていこうと思っています。
そこで大変あつかましいのですが、こちらのサイトをリンクに加えてよろしいでしょうか。
私はアニメーターになりたいと思っても、その職業についての情報収集に苦労しました。何かのきっかけで私のサイトにこられた方が、こちらのサイトも見ることができればいいなと思い、ご連絡したしだいです。よろしくお願いします。

超遅ればせながら(笑)リンクOKです、って言うかもう貼りました、何卒よろしくお願いいたしますm(__)m

研修頑張ってくださいね。

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ラジオ好きさんからコメントをいただきました、

ラジオで業界人の人たちの生の声を聞けるのは面白いと思います。

しかし放送とは時に無自覚に人を傷付ける事がしばしばあります。プロのしゃべり手でさえミスを犯すのですから、素人がしゃべるなら尚更注意が必要だと思います。
素人で口がたつ人は有ること無いことを面白おかしく100倍ぐらいに膨らませてしゃべってみたり、一方的な主観をさもそれが正義の全てであるかのようにしゃべってしまう事があると思います。

放送の前には必ずしゃべる内容の打ち合わせをし、人を傷付ける内容になっていないか、あるいは一方的な主観ではなくあらゆる角度から見て公平なものになっているかを十分注意するべきだと思います。

突然偉そうな事を言ってすいませんが、下手を打って取り返しのつかない事にならないように、少しでもアニメ業界が良くなればと思い書かせていただきました。

その点はもちろん考えています、ラジオ(ポッドキャスト)と言う形はまだまだ現実までには遠いですが今現在もJAniCAから発信されている文章は推敲しつくされたものです。
ゆえ多少分かり辛くなっている部分もあるかと思いますがそれは人を傷付ける内容にならないための事なのでどうか御容赦ください。

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少年Hさんからコメントをいただきました、

こちらのブログを呼んで色々覚悟できました。
自分もアニメーターを目指そうと思います。
某アニメの「ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん」の精神でがんばります。
それにしてもアニメーターのブログ少なくて現状が分からず困ってしまう;
(20年前の給料や待遇を批判する情報ばっかりで)

ありがとうございます、そう思ってくれる人たちが一人でも増えればと思って書き続けたブログです。
本当にありがとうございます、そして頑張ってください。

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笑旦さんからコメントいただきました、

お久しぶりです。ここには初めてコメントさせてもらう事になりますね。
久しぶりの更新、とても嬉しいですが、お体を壊された、とお書きしてあって驚きました。大丈夫でしょうか?どうか御気をつけ下さい。

記事について書かせて頂きます。
私の場合、2についてはまあまあ大丈夫かな。出来上がったマンガやイラストをすぐに自分のブログで晒す恥知らずなので…。(苦笑)
私は自分の絵やマンガが上手いと思っているわけでは全然ありませんが、見てもらう事にそれほど抵抗は無いほうだと思います。(周りからも言われます)多分、絵やマンガは、自分以外に見て(読んで)頂いて初めて完成する、という気持ちがあるからだと思います。

…といっても、プロの方に目の前で見て頂くのは口から心臓が出るほど緊張します。嫌というわけでは無いのですが…。まだまだですね。

なんだか矛盾した変な文章になってしまって申し訳ありません。それでは失礼します。

大丈夫ですよ、笑旦さんのブログからは肩の力の抜けた自信が感じられます。

11月、お待ちしてます。

ではでは

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上手い絵を書くということ

久しぶりの更新です。

忙しかったり・・・体を壊したり・・・いいわけですが事実ではあります。

間が空けば空くほどHIT数が減り、HIT数が減ると何かセンセーショナルな事を書いて人目を引きたくなるのが心情。

周りの傾向を見るとやはり誹謗中傷が多くの人目を引きやすいですが、それは本当に憤った時にとっておくことにして、その次ぐらいに注目される

「どうやったら絵が上手くなるか」

について書いてみようと思います。

しかし「あなたは人に講義できるほど絵が上手いのか」と聞かれれば答えは

NO

です(笑)

何故そんな人間が絵の上手さ説くのか?

絵の上手い人間には2通りあります、

  • 本当に絵の上手い人
  • 絵が上手く描かれているように見せかけるのが上手い人

私は後者です、ゆえに前者の行動、心理を研究し理屈を見出し自分に適応させているのです。

そのおかげで後者が限りなく前者に近づく方法のほとんど全てが分かりました、それをすべて実行すればそこへ行けるのは分かっているのです。

しかし私も一人の人間、過度にストイックになったり自分の好き嫌いを押し殺すことは出来ません、だから近づく二歩も三歩も前で止まっているのです。

これから講義することは技術的な事は書きません、なぜならそういったことはお金を頂いて講義すべきだからです(笑)

ですので今回はプロに必要な「精神論」に特化して語ろうと思います。

  1. 描いたものに他から突込みが入っても、すべて説明、もしくは論破できるようにしておくべし。
  2. 出来上がった絵は誰に見られても恥ずかしくないようにすべし。
  3. 他人が描いた絵の批判、大いに結構! その代わりそれよりも素晴らしい絵を描かなければならない重い責任が生まれる事を重々承知した上で批判すべし!
  4. 徹夜しろとは言わない、むしろ寝るなら帰って寝るべき。しかし自分が未熟者だと思うなら寝ている時間、食べている時間、移動している時間、トイレ風呂の時間以外はずっと仕事するぐらいの気合いを見せるべし。
  5. 周りがダラけていたりサボっている事に流されて仕事のペースが乱れるようなら個人で自宅作業すべし、スタジオに入って作業するのが良いと言うのであれば克服すべし。

1は後付でかまいません、それと既存のキャラのキャラ崩れはかなり言い訳しづらい事を覚えておきましょう。

友人や先輩からから「このキャラ首曲がってない?」とか「目離れていない?」とか言われることがあったとします、そしたら「首傾げてるんだよ」とか「目の離れたキャラなんだよ」と言い返し納得させましょう。

「あっ、そうか。なるほどね」と言わせたらこっちのか勝ち(笑)

二人並んでいるキャラに対して「左の人は横位置か俯瞰に見れるけど右の人は煽りになっているのは何故?」などと言われたら「右の人は伸びをしているんだ!」ととっさに返せたら一人前(笑)

描いている最中に自分でそう思って、さらに自分に向かってこの言い訳をしたら、後でこっそり両手を腰にあてた絵に描き変えておきましょう。

まあ、この2例は半分冗談ですが(笑)

多くの未熟者は「どこが悪いかも分からない」のが現状です、理屈をつける作業はどこが悪いかを見つけ出す作業です。

もらったリテークの指示内容を箇条書きにして貼り出し、上がった絵(原画)に対して上から順番に照合しましょう。

R内容「パースが合っていません」

「合ってるよ!」

R内容「視線が合っていません」

「合ってるよ!」

R内容「原画が足りません」

「足りてるよ!」

R内容「前カットと立ち位置が変わってます」

「移動したんだよ!」

R内容「パーツが足りません」

「・・・」素直に直しましょう。

上記のように自分突っ込みをかわしていけば上達間違いなしです。

2は信じられない方もいるでしょうが、新人が変な絵を描いてきた時私が言った言葉

「これ、コピーして『○○○○○が描きました』って書いて掲示板に貼ってもいい?」

今の所みんな「ダメです」と言います。

そんなものをお金をもらう仕事で描いてはいけません、自分の描いた絵を皆に見てもらいたくない人はプロの絵描きに向いていません。

「これ俺が描いた絵、見て見て!」と言う気持ちが生まれないようなら絵描きと言うチョイスは誤りでしょう。

3は私自身がそうでした。上手くて尊敬している作監に対してはそんな事はなかったですが、未熟な作監が入れてきた絵に対して「ケッ!」と思っていました。

しかし人の事を言う以上それより上手く描かなくてはというプレッシャーは強く感じていました。

実話で言うと、私がまだ23歳ぐらいの頃、とある作監の修正する様を後ろで見ていたことがありました、そこで思わず「あっ、下の絵(の悪い方に)に引っ張られてる」と言ってしまったことがあります。そういわれた作監の方はもちろん切れました「じゃ描いてよ!!」と。

その経験は今も心に刻まれ自分が作監する時に「あっ、下の絵に引っ張られてる」と感じたら必ず直すようにしています、それが言葉に対する責任なのだと思います。

4の意味は序文で書いた「本当に絵の上手い人」がそうだからです、「本当に絵の上手い人」達はそういったことをナチュラルに、何の苦もなくやってのけます。

それは絵を描く事が食事をしたり風呂に入るがごとき自然な事だからなのです。

ですから「絵が上手く描かれているように見せかけるのが上手い人」はどんな苦痛が訪れても、描けない状態で煮詰まっていても描き続けないと差が開く一方なんです。嫌がおおにも「描き続ける」状況を作るのは簡単、キャパオーバーの仕事を取ればいいのです。

絵描きに特化する為のマインドコントロール、頭の中を変えるというより「麻痺させる」、まるで修行僧ですがそうして得れる描画技術はゆるぎないでしょう、引き換えに家庭や恋人、友人を失うかもしれませんが(汗)

いくら頭を「麻痺させる」と言っても1.2.3の項目は頭から消してはダメですよ(笑)

この件にも言えることですが「そんなことまでしたくない!」と思うのなら「絵描きで成功しよう」と言う夢は捨てざる終えないと思います。

「絵描きでそこそこやろう」という目標なら全然逃げてOK(笑)

5ですが上手い下手と関係があるのかと聞かれれば微妙ですが「あります」。

とにかく上手い人は周りがどうであれ上手い、その秘密はやはり集中力でしょう。

私の師匠のように弟子に説教しながら作監修正をバリバリやって三時間に及ぶ説教終了後には50カットぐらいの修正もし終わるという変な集中力もあります。

今流行の言葉で言わせていただければ、

「周りが仕事せず遊んでる、『でも、そんなの関係ねぇ!でも、そんなの関係ねぇ!』」

といった所でしょうか(笑)

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コメントもいただいて返事すべきでしょうが今回はこのぐらいでご勘弁を〜(笑)

次回は必ず!

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吉田君は本当にエライ

本業の作画方面はネガティブなことばかり・・・

しかしJAniCAは着々と歩んでいます、そのJAinCAの会合であった本筋とはちょっと離れるポジティブな話題。

先月20日にミーティングがあったのですがギリギリまで仕事をしていたので遅刻をしてしまいました、いくらタクシーを使ったところで荻窪、練馬間を15分じゃ移動できないっスね(笑)
というわけで申し訳なく伏せ目がちに会議の場へ入り席について顔を上げると、目の前には知った顔が・・・

それが今回の話題の中心、スタジオライブの吉田大輔くんです。

このブログでも話題にした事のある、とても気のつくナイスガイです(笑)

ミーティング中はもちろん私的な会話が出来ないので終了後お茶に誘って参加意図を聞きました。

「昨日ライブ内で芦田さんからJAniCAについての説明があったのですが、ライブの新人たちは猜疑的な見方でとらえている者が多く府に落ちなかったんです。だから志願してミーティングに参加したんです。」

もうこれだけでかなりエライのですがこれからが本題。

私 「『牙』お疲れ様でした、今はどんな作品やっているの?」

吉 「神志那さんの新作を手伝っています。まだ始まったばかりです、10月番組としては危険ですね(笑)」

私 「『牙』終了後すぐはどうしていたの?」

吉 「実家に帰っていました」

私 「えっ、二ヶ月間?」

吉 「そうです、出身校に行って生徒たちに『アニメーションの作り方』を説いて回ったんです。」

私 「え~っ!エライ!!」

吉 「いや、母校にはちょくちょく顔を出していたんです、先生方とは今でも交流がありますし・・・」

私 「いや、交流があっても『アニメーションの作り方』を説いたりしないよ、普通(笑)」

吉 「ははは(笑)」

吉田くん本当にエライ!

アニメーターとしての能力も高いのにこんな事も出来るなんて無敵です。

将来、日本のアニメ界を背負って立つ存在と言っても過言ではありません。

影ながら応援しているので、本当に頑張って欲しいです。

以前カズユキ さんのコメントに書いたように12歳から仕込めないものかと思っていました、12歳から15歳と言う期間の吸収力はものすごいらしいからです。

ですから何とかアニメ作りを「部活動」として定着させられないものかと思案していましたが回りくどい考えは休むに似たりと知らせました。

で、決めました、年内にでも私も吉田くんの真似をします。

吉田くんの実家は確か山口県と聞きましたが私の実家は埼玉県です(笑)行こうと思えば明日にも行けます。

ただ、やり方やノウハウを吉田くんから御教授いただいてそれからにしようと思います。

好感触を得れれば母校のみならず近隣の学校にも行こうと思います。

それにしてもスタジオライブというスタジオは私の人生に大きく関わっているスタジオです。

積年の悲願であったアニメーターによる協会「日本アニメーター・演出協会」【JAniCA】(ジャニカ)のリーダーは芦田豊雄さんだし尊敬するアニメーターの山根宰さんもライブ出身だし今回の吉田君もライブのメンバー、そして11年前に亡くなった「Bくん」こと上野宏治くんもライブ所属でした。

来月の13日が彼の命日です。

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10万HIT御礼! & A

まずは10万HIT大御礼です!本当にありがとうございます!!

月並みですがこれからもよろしくお願いいたします。

頑張って更新します(笑)

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コメントを頂いていたのに返事が遅くなって本当にすみませんでした、JAniCA設立が一つの目標達成だったので業界に対する憤りが少しおさまっていました(笑)

 画好き さんからコメントいただきました、ありがとうございます。

設立おめでとうございます!

これで、いつか諦めたアニメ−タ−への夢をもう一度復活させ
られる日が来れば、もう一度目指してみます。
その頃はすっかりジジイだろうけど(笑)
それまで毎日、好きな絵を描き続ける事にします

アニメーターなんて何歳でなったって良いんです、お待ちしてますよ(^^♪

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まんまん さんからコメントいただきました、ありがとうございます。

おお!おめでとうございます!
しかも運営にまで関わられているんですね!がんばってください

こっからは一新人メーターとして質問させて頂きたいのですが、先月頭に研修を終えて今月ようやく月産300枚(現在130枚程です)いけそうな所まで来たのですが、コレって新人の中では並なんでしょうか?

運営にかかわっているといっても本当に手伝い程度で大した事はしていませんよ(^_^;)

>月産300枚(現在130枚程です)いけそうな所まで来たのですが

それは凄いです、私はその半分ぐらいでしたよ。

でもどのぐらいの内容かは分からないから褒めすぎは禁物かな(^_^;)

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のり川  さんからコメントいただきました、ありがとうございます。

設立おめでとう御座います!!
というかはじめまして!^^;私は今学生で、アニメーターか漫画家になりたいなぁと思っていて毎日絵を描いているのですが、アニメーターを調べていると賃 金が低いとどこもかしこも書かれていて、正直不安になっていましたが、こういうものが設立されて本当に良かったと思います!お疲れ様!!でもまだこれから が大変ですね(笑;
頑張ってくださいね!応援しています!!

そう、これかが大変なんです。

加入数がいまひとつ伸びないのは宣伝不足が原因であると分かってはいます。

しかし宣伝も下手を打つと信頼を失いかねません、慎重に進めていくつもりです。

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あさどや もとうとう新人をを迎えます、期待と不安でいっぱいですがなるようにしかならないので気長に行こうかなと思っています。

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「日本アニメーター・演出協会」【JAniCA】(ジャニカ)

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Q&Aのページ
入会申し込み
会員専用ページ
i-mode用ページ
メールはこちらへ

積年の悲願であったアニメーターのアニメーターによる協会
「日本アニメーター・演出協会」【JAniCA】(ジャニカ)
が設立の運びとなりました。

私はただの一会員ですが運営のお手伝いをさせてもらっています。

ブログもmixiもこういった団体が設立できないものかと思ってはじめた事なのでとても嬉しいです。

どのくらい嬉しいかってなんでもないときに思い出し笑いみたいににやけてしまうぐらい嬉しいです。

話が少しずれてるかと思われるかもしれませんが私は楽がしたいんです(笑)

新人がどんどん入ってきて私の仕事を手伝って欲しいのです、しかし今はネット上で「アニメーターは薄給」とか「食事もとれずに過労死」などと書き立てられています。

正直そんな例は全く無いとは言いませんが他業種と変わらない比率です。

それを見た若者はどんどんアニメの現場から離れ遠ざかっています、そんな事では私が楽できなくなるじゃないですか(笑)

それは困ります。

だからアニメーターになると儲かるぐらいになってもらわなければ困るんです、改善が必要なんです。

変な話私は人並みよりちょっと多めにもらえればいいんです、アニメーター全般が儲かっていればそれでいいんです。

私は手で持って運ぶと重すぎて10分はかかると思った荷物をを運ぶために、カートがあれば楽できると思いカートを買いに車を出して片道20分の スーパーに行って数種類のカートの中から一番良いものを選び出し買い、また片道20分かけて戻りカートに荷物を積んで3分で運べたら、

「楽できてよかった」

と思う人なのでこういう活動に手を貸すのは全く苦になりません(笑)

「アニメやっている人達って儲からないんだって」などと噂話する人を見かけたら、

「今改善されてるから将来的には儲かる職種になるらしいよ」

と触れ回ってくださいね(*^_^*)

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ブログにはコメントが付きませんがアクセスをたどると色々意見があり興味深いです。

中には「ブログなんかで愚痴っていないで実際に行動すればいいじゃないか」というのもありました、

へへへ・・・(笑)、行動してますよ~

それに草の根運動としてはじめたこのブログは芽を吹き始めました、どういうことかというとまるで私がした書き込みなのじゃないかと見間違うぐらい私的意見がブログ、2ちゃん等に書き込まれるようになったのです。

私はブログにコメントはつけますが2ちゃんにはつけません、でも腹立たしい書き込み間違った情報を見かけるたびに「書き込みたい」と思うと私の代弁者が現れるのです、こんなに嬉しい事はありません。

私が今まで培ったアニメーションの技術や作画したものは残ります、でもこうすれば良くなるというアイデア等は語らなければ引き継がれません、愚痴といわれても続けますよ。

そしてこうして協会が出来たのもみんなが私と同じ問題を抱えていたのだからだと思います。

協会を作っても本当に改善されるのかと思われる方々も多いかと思いますが、私の悪癖に「勝つまでやめない」というのがあります、私が生きているうちは改善は止まりませんよ~。

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アイデアはまだまだあるのだ part1

こうしたら作画や業界が良くなると思うアイディアは沢山あります、忘れないうちに、後でパクリと言われないように書き記そうと思います。

制作がカットを管理する際バーコードやICタグを使うという手はないのでしょうか、現在は手書きで回収したカットをメモしたりPCに打ち込んでいますがバーコードやICタグなら「ピッ」と一瞬です、ネットワークで繋いであれば現在どのカットがどこにあるかもデスクやプロデューサーも調べやすいし回収した日時も明らかになるので誰が滞らせたか表にしてわかりやすくできます。そのデータを携帯等で見れるようにしておけるとベターでしょう

演出、作監のチェックもICタグにすると言う手もあります、どなたも上がり(チェック済み)の置き場を机に設けていると思いますがその下にタグ読取装置を置いて指紋認証をスイッチにすれば未確認でカットが流れる事が防げます。

タイムシートもA3サイズ二ツ折りというのも古いかも知れません、医療用のよく見かける屏風風に折りたためる紙が作画用紙とサイズを合わせ易く何秒になっても見易いので良いと思います。

カットを挟んでまとめるのに必要という方もいらっしゃるかも知れませんがその挟む物もクリアファイル等にして書き込む部分を差し替えられるようにしておけば再利用できICタグも取り付け易いと思います。

IT化って奴ですね(笑)

作画もIT化が必要です、キャラ表やコンテはモニターでみるとコピー代や紙代を節約するだけでなく出来立てホヤホヤのものをゲット出来ます。

新しい仕事はコンテ等を見てから仕事を請けたいですからそれもいち早くゲット出来て速やかに作品への参加不参加が決められます

しかし実際のコンテのように書き込むのが困難だと思っていたら簡単に手書き文字が入力出来てさらにテキスト入力可能な付箋も貼れるWebページを発見しました、この技術を利用、応用すれば完璧に紙の代わりになります。余談ですがこのWebページにメモしたものはページを閉じてもパソコンの電源を切っても残るものなので優れものです。

もちろん停電やマシントラブルは怖いですからバックアップとしてプリントアウトしておけば万全です、停電だとトレス台や鉛筆削りも使えませんが(笑)

それと作画においていますぐでもできる改善策が「チーム制」です
すでにそうなっているスタジオもあるでしょうが私が近年渡り歩いたスタジオにはありませんでした。

大昔のように三人ぐらいで一話すべて原画をやっていた時代に戻れれば良いですがそう言う訳にもいかないでしょうからせめて監督、キャラデザ、総作監、各話演出は一カ所に集まって作業したいものです。

遠隔地であったりグロス先であったりした場合は作監を中心になって原画マンや動画マンを6~10名で混合チーム作る等、とにかく人間関係が希薄になっている現場を活性化させればより良い作品が生まれて来ると思うのです。

ちなみに作監、演出は本来机を並べて作業するべきだと思いますが全メインスタッフを一カ所に集めるのも難しいと思い分けて考えました、でもできるだけ席を近くして作業すべきでしょう。
席を並べる際従来の作画机はその機能上お互い後ろ向きになる形しかとれませんでしたが現在の透過台は非常に薄く普通のテーブルの上に置いて使用してもかさ張らずすっきり置けます。

その機能を利用してチームの使用する机を漫画家がアシスタント達と机を並べるような形を提案します。

これのメリットはお互いの顔を見ながら作業できるという事、それだと集中出来ないという方もいるでしょうからそう言う方には強要しません、従来のままで良いと思います。

思いの顔が見えるメリットはお互いの気分、機嫌、体調が解る事です、眠そうにしている等すぐ判りますし「サボり防止」になります、個人的にはこの点でかなり有益です。この配置とキャラ表モニター化はセットでないと難しいでしょう。

そしてシステムとは少し違うかもしれませんが「単価情報の開示」です。

アニメ雑誌全てに株式情報のように「単価表」を乗せるのです、そうすれば不当な単価で働かされているかどうか判りますし新人も業界を目指す指針になると思います。

情報の開示でもう一つ案があります、業界人によるラジオ放送です。

現実的ではないと思われる方も多いと思いますが最近は「ポッドキャスト」といってパソコンに録音して聞く新しい形のラジオがあるのです。

これは誰でも発信できます、業界には絵描きや演出にしておくのは勿体無いぐらい喋りが立つ人が稀にいます、そういう方にメインパーソナリティをお願いして業界の近況を発信するのです、毎回人気キャラデザイナーや演出、作監を呼んで話を聞くトーク番組をとります。

もちろん作品やプロジェクトの秘密は守ります。

まだいくつかのアイデアはあるのですがもう少し固まってからpart2を書くとします。

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2ちゃんねるで石田敦子さんがアニメーターや演出家が組合を作る事に否定的なことを漫画で描いたとあったので気になり読んでみましたが、あれは「反語」なのではないでしょうか、あえてよくある反対意見を劇中のキャラに言わせて主人公を決起させるという内容だったと思います。

ラスト近くの「キャプテン・ハーロック」の主題歌にはやられました(笑)

私の中にもトチローはいますよ。

で、全く関係ないのですがYahooオークションに出ているキャラ表やコンテは「違反商品の申告」をクリックした方がいいのでしょうか?

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カミングアウト & Answer

何がカミングアウトかと言いますと、以前書いた「作画というものに、何か明確な基準みたいなの」の答えとして良い作画の三要素上げましたがは実は半分「皮肉」なのでした、

後日書いた「私の好きな作画」を読んで下さった方々の中には感づいた方もいらっしゃるかも知れませんが、例に上げた作品はどれもその三要素を完璧に満たしているものはありません。

では何故皮肉であんな事を書いたのかといえばあの要素は

「自分が苦手としているところ」だからです

「フン、どうせみんなこういうのが好きなんでしょ」というイジケからあんな書き方をしてしまいました。

やはり作画の当事者である人間が作画の良し悪しを語るのは僭越でした、語るべきは私が好きな作画とか自分は作画するさい気をつけてている事なのでしょう。

SAEGUSAさん、本当にすみませんでした。もっとも真実に近い「作画の良し悪し」の判断基準はアニメ評論家の 氷川竜介 先生がここでおっしゃっておられます。

でも私のも半分は本気で解析したものなのでその部分だけ抽出して受け取って下さいね。

それに繋がる話題で昨今の「丁寧偏重傾向」が自分には解せませんtakeshitoさんのブログのコメントに、以前 小林七郎 さんが「丁寧は下手の芸」と言われたそうで全くその通りだと思います、自分に当て嵌めて考えても絵や動きに自信がなければないほど丁寧に描いてしまっています。

特に動画マンから原画マンに成り立てに見られる現象ですが一年経っても二年経っても線が動画マンの人がいます。

注意してもなおらないのはそれが「良い事」だと思っていると思われます。

絵を描く際大切なのは自分の思いや気持ちを込める事です、動画マンが線を綺麗に描かなくてはいけないのは便宜上でありそれが目的ではありません。

動画経験のメリットは中割りして動かし方を学び上手い原画や修正を間近で見るチャンスを得れる事です、完成品としてモニターから見る何倍もの勉強になります。

そして昨今は作監までもが過度のクリーンナップをします。

これは原画マンや動画マンを信用できないからです。

もし原画マンが作監の絵を拾えてなかったらそれは「リテーク」にするべきです。

よく「リテークにしてもなおらないから」という作監がいますがはじめて担当した原画マンにまでそう言います。

そして「自分で描いた方が早いから」という作監もいますが本当にリテークを出すよりも早く描く作監を私は見たことがありません。

それにそんなやり方では人が育ちません、作監達が言っている「糞原画マン」を増やしているのは自分達の責任も少しはあると認識すべきです。
少し主題からずれてきたので今回はこの辺で。

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まさと さんからコメントいただきました、ありがとうございます。

質問に答えていただきありがとうございます。私は進路を決めようとしているところでアニメーターにも興味がわいているのです。

と言ってもここ最近絵は描いていなかったのですが。

アニメーターの一日の生活はどんなものなのか知りたいです。

本当に休日はないのかなど。

あと5、6年たっても動画から原画に上がれない人間はいるのですか? 

だいたい2年目から皆さん原画になるのでしょうか。

mixiで「労働時間」と言うアンケートをとったのですが今の所「10~12時間」が31%で一番多いです、次に「13~15時間」の29%、他の業界より少し多い程度だと思いますがいかがでしょう?

私は「みんな絵を描くのが好きでこの業界に入ってくるわけで、その好きな絵なら何時間描いても平気、楽しい」と言う人ばかりのはずでだと思っていましたから、このアンケートの結果は「思ったより働いてない」という感じがしました。

休日については一般の休日土日祭日が休みじゃなくなる場合も多いですがスピード(才能)の問題なので・・・たまに一週間中2日働いて5日遊んでいるような人もいます。もちろん「食える」事を前提にです・・・って言うか私自身そんなふうになる事が3ヶ月に一週ぐらいあります(笑)

動画時代は長い人、短い人、やらない人、それぞれいます。

平均を出したわけではないのですが私の主観で言えば二年ぐらいやって原画になる人が多いかなと。

長い人は原画に「なれない人」と「ならない人」がいますし傍から見ているとどちらなのか判らない人もいます(笑)

結論としては「人それぞれ」としか言いようがないかな、と。

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「お答えします」ってスマートじゃないなと思い「Answer」にしてみました。

こっちの方がダサかったかな(笑)


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やっぱり本文でお答えします(笑)

他に見習ってコメントが付いたらコメント欄に返してみましたがやはり性に合いません、また本文中でお答えすることにしました。

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 まさと さんからコメント頂きました、ありがとうございます。

初めまして。いつものぞかせていただいています。
 アニメーターになるには年齢制限はありますか? 25歳が限界なのでしょうか。

アニメーターに年齢制限はありません、親さえ良ければ15歳からなってもいいし一般企業を退職した65歳の団塊の世代でもかまいません、後者は物覚えの点で厳しいでしょうが(笑)

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 カズユキ さんからコメント頂きました、ありがとうございます。

はじめまして。コメントはしていませんでしたが、いつも記事を拝見しております。
新人を一から教えるとなると、会社ではやっぱり限界があると思います。絵を塊りと捉える目を持っていないと辛いですからね。やはり何処かで一度、絵くらい は勉強が必要だと思います。昔は国際アニメーション研究所という、優秀な専門学校があったんですけどね。実は自分も、そこの出身で、教員として新人を教え る側にいました。
本番動画も「養成機関行き」というヌルイ仕事ではなく、「板野サーカス」が動画始めて数ヶ月の人間に回ってくるほど、ハード ( ? ) な研修でした。
そこまで超実戦的なことをしろとは言いませんが、大事にしすぎも問題だとは思います。

>毎年10人弱入れて2,3年後にはほとんど残らない

確かに、昔からそうでしたが、今の人達が自分たちの頃から比べると、考え方が違うというか、人種が違うというか。何処へ行ってもすぐ辞める人が多い。こういう人達を、はたして会社が引っ張って行けるのか、疑問ですね。

国がニート対策に乗り出しましたが、働く気のない人間を、どうやって 「更生」させていくのでしょうか。アニメも然りだと思います。

私は冗談抜きで12歳から仕込めないものかと思っています、12歳から15歳と言う期間の吸収力はものすごいらしいからです。

ですから何とかアニメ作りを「部活動」として定着させられないものかと思案中です。

>昔は国際アニメーション研究所という、優秀な専門学校があった

国際アニメーション研究所という名前は聞いたことがありますがそんなに優秀な養成機関だったのですか?知りませんでした・・・。

>大事にしすぎも問題だとは思います。

それは分かります、ですから自分の出した養成機関案は「アニメーション作りとはどういう作業か」という説明と実益を兼ね備えた場です、そこを卒業したら各制作会社に送り込むと言う構想です。

>何処へ行ってもすぐ辞める人が多い。こういう人達を、はたして会社が引っ張って行けるのか、疑問ですね。

それは各会社や職場が作業に従事しているからだと思います。

自分がイメージする養成機関は大学の講堂のような場所で作業してもらい新人10名に対し講師(指導者)2,3名を付け上がりをチェック指導してもらうと言う形です。

一つの講堂内に3.4グループ存在するわけで他のグループと競い合う意識を誘発させようと言うもくろみの元、発案しました。

それでオールOKになるはずは無いと思っていますし思いもしない問題が上がってくるのだろうと思います。

カズユキさんはもう新人教育はリタイヤなされたのですか?国際アニメーション研究所の経験を生かさないのはもったいないような気がしますが・・・。

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 画好き さんからコメント頂きました、ありがとうございます。

はじめて書き込みさせて頂きます。よろしくお願いします。

徘徊していてこちらに辿り着いたんですが、
「沢山やってきて第二スタジオをつくらなければぐらいになれば〜」という様な事を書かれていますが、これは「経験者が来て」という事なんでしょうか?まったくの新人達だらけでそこまではさすがに面倒見切れません!という事だと考えていいのでしょうか?
というのも、「育てる、育たない」の項では、会社の大小関係なく、新人の募集はそれほどやってないみたいな事も書かれていたものですから・・・。
つまりやっぱり、「余程の画力がそもそもある人」でない限り、新人育成に時間は割けないのが現状と。
実際、教えてくださる方も実作業中に(新人達からの)色々質問攻めにあったりするわけですよね?なかなか難しいのでは?と思いますが・・・。

すいません。いきなり通りすがりでこんな質問をしてしまって。

順にお答えします、

>これは「経験者が来て」という事なんでしょうか?まったくの新人達だらけでそこまではさすがに面倒見切れません!という事だと考えていいのでしょうか?

全く応募がないのも困りますし、応募があっても6人以上新人では困ります。同じ困るなら多い方が良いという意味です、嬉しい悲鳴を上げたいです。

今の所質問が2件、応募1・・・
0で無かったのがせめてもの救いです。

>というのも、「育てる、育たない」の項では、会社の大小関係なく、新人の募集はそれほどやってないみたいな事も書かれていたものですから・・・。

我々5人でも2、3人は新人を受け入れようという覚悟を決めたのだから100人いる会社は80人ぐらい採れという「皮肉」です(^_^;)

>つまりやっぱり、「余程の画力がそもそもある人」でない限り、新人育成に時間は割けないのが現状と。

いや、教える人と教えられる人、各自の意識の問題だと思います。

>実際、教えてくださる方も実作業中に(新人達からの)色々質問攻めにあったりするわけですよね?なかなか難しいのでは?と思います

それはお互いのコミュニケーション能力いかんだと思います。明らかに忙しそうにしている人に見てもらう時は細かに様子を伺い比較的余裕のありそうな 時に見せるとか、見る側も忙しいからと言って「後で!」と突き放さないで「何分後ならいい」とか「区切りがついたらこっちからいく」など「当たり前」の気 遣いが現場には不足しています。

>すいません。いきなり通りすがりでこんな質問をしてしまって。

いえ、どんなコメントでもじゃんじゃん下さい。にぎわっている感があれば応募も増えるかもしれないし(笑)

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行間がおかしかったのはテンプレート(犬のイラスト)のせいだったのでまた変えました、短命なテンプレートでした・・・(涙)

最近はミクシィの「アニメ屋」コミニュティへの書き込みが多くなってこちらがおろそかになってました、私にとってブログが「本道」なので頑張ります!
これからも皆様の応援を宜しくお願いいたします

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育てる、育たない

各社新人育成にどのように取り組んでいるか調べてみました。主に劇場作品を作っているスタジオ中心になってます。

  • 東映アニメーション : 独自の養成機関「東映アニメーション研究所」を持ちそこら新人を採用すると思われます。10年前に聞いた話ですがアニメーターでもちゃんと社員にしてくれて福利厚生がちゃんとしているようです。その分単価が激安でしたが(笑)
  • サンライズ : スタジオライブに丸投げ(笑)新時代の丸投げの形を垣間見てある意味目からうろこが落ちました。
  • スタジオジブリ : スタジオ内で「社員」として養成していたはず、オフィシャルHPに詳細が見つけられませんでした。
  • マッドハウス : 自分が出入りしている会社なので現場の人間に聞いた話ですが、毎年10人弱入れて2,3年後にはほとんど残らないというのが現状らしいです。これ、実は「業界標準」なのだと感じています。
  • プロダクションIG : 「当社では創業以来、毎年クリエイター10~15人と新たに契約しており、実務経験の中で、段階をおった育成を進めています。」だそうです(笑)
  • シンエイ動画 : 「現在募集は行っておりません」とのこと。
  • スタジオぴえろ : 最近現場にいる人間に聞いたのですが結構ちゃんと育てている・・・と、思っていたら・・・
  • ゴンゾ、東京ムービー : 育成機関に出資しているようですが社内で新人は受け入れていなさそう。

これらの大手の新人はある意味「キャリア」です。その分小数しかとっていないはずです、投資をする覚悟で採算除外で採用しているのだと思います。

ぶっちゃけてしまえ ば業界内外に対する「ポーズ」です。「うちは新人育成にも取り組んでいます」というポーズをとればサンライズ、東京ムービーのように養成機関に出資だけして自分の所では面倒見ない会社より体裁がいいですから。

とにもかくにも大手の採用数が少なすぎます、10人中1人残るか残らないかの業界なのに10人しか取らなかったら採らない方が賢いです、体裁も少しはお金になるのでしょうが(笑)

現状のアニメ会社は大小とわず新人を多く受け入れる体制にありません。会社のスペースも足らなくなるし光熱費も馬鹿にならない上有能なアニメーターを指導員として付けてあげないとしっかり育たないからです。
会社側は有能なアニメーターがいたら実作業をさせたいと思います、新人を指導させたら目に見えた実益にならないからです。

アニメーター養成プロジェクトというものがありますが最近やっと「成果発表」 された所を見るとやはり、キャリア育成機関 ? と思いましたが違うらしいという情報が届きました。

私が理想とする養成機関は「専門学校(研究所)」以上「作画スタジオ」未満です。

アニメーター志望を多数(100人以上)集め学費は取らない代わりに「本番動画」を描いてもらいます。

作業時間は基本九時五時でそれに収まる内容の事しか「させない」、というか「しない」。各会社に「養成機関行き」という単純な動画を専用作業分として作ってもらい仕事を切らさないようにする。

カットの紛失、盗難を避けるために屋外への持ち出し一切禁止、出入りも徹底したID管理。月産500枚を三ヶ月続けられたら即卒業。

しかしこれはかなり「夢物語」です、なぜなら学校サイズの建物が必要な上、多くの指導員(講師)が必要になるからです。予算は軽く億を超えるでしょう。

本気で国がアニメーションを支援しようとしているのならそのぐらいの予算は覚悟して欲しいものです。


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「アニメーションスタジオ あさどや」について

「アニメーションスタジオ あさどや(安里屋)」は1994年頃発足したスタジオです。

「頃」とあいまいなのは細かい資料が手元に無い事と発起人がもう「安里屋」にいないからです。

発足時の代表は 佐藤卓哉、メンバーは 山口晋、安田好孝、高岡淳一、佐藤真二、嘉村弘之、榎本勝紀(順不同、敬称略)で前身の「虹の涙」を引き継いで作られたと聞きます。( 安蒜晃士 も少しの間だけいたことがあったようです。)

名前の由来は 佐藤卓哉 が「安里屋ユンタ」が好きだったからと聞きます。

私は10年ぐらい前に参加しました。その時にすでに 佐藤卓哉はいなく代表は山口晋でした。 その時私と入れ替わりで 佐藤真二 が出て行ってしまいましたが理由は定かではありません。

メンバーとなって先ず気付いたのは「みんなで同じ仕事をまとめてしないのか?」という事です。

全員で協力しなくても3人ぐらいで共通の作品をやれば少なめの半パートできる、そうすれば10%ぐらい管理費付けてもらえるから得ですと呼びかけ「ぶぶチャチャ」でそれを実行しました。

最初の場所は保谷寄りの南大泉でした、昭和30年代に出来たような平家で人はああいった家をボロ屋と呼ぶのでしょう(笑)

余談ですが「スタジオZ5」も同じような風合いの二階建てでした、その共通点が気に入ってあさどやに所属するのを決めた感があります。

そこで二年ぐらい過ごしましたが私の「もう少し広め部屋を借りてもう少し人を増やしましょう」という立案で東大泉のマンションのひと部屋を借りる事にしました。

その頃それまで「安里屋」の代表だった山口晋が「スタジオトラピゾイド」というスタジオを設立したのでそちらに行く」と言われ「安里屋」を去って行きました。

そして新しい場所の借主となった私が新しい代表となったのです。
一人減りましたが 佐藤真二 が出戻りで加入しプラスマイナス0になりました。

ですがそちらに移って一年ぐらい経った後、私は「マッドハウス」で「陽だまりの樹」のメインスタッフとなったのであさどやに席はおいたままにして出向のような形を取りました。

そしてまた一年経ち「安里屋」に戻って来た時、「ストリートファイター」の頃からお世話になっております はしもとなおと さん から、

「今『マトリックス』という『マッドハウス』の子会社にいる、一緒に来ないか」

という誘いを受けました。

そこで私はひらめき、「安里屋」全員でなら行っても良いと返事をしました。閉鎖的なマンションの一室にいるよりも大勢の人が出入りする制作会社にいたほうが仕事上のプラスになると考えたからです。それに家賃がかからなくなるのも魅力的でした。

そして「虹の涙」に在籍していた 津幡佳明 さんの「スタジオ仕事場」も一緒に来ないかと誘い呼びかけに応じて貰い来て貰いました。

最初は「マトリックス」と同じビルの三階のワンフロアを借りていましたが一年ぐらいのところで近所の横川ビルに移動させられました。

そこで三年ぐらいいたとき「マトリックス」が経営不振に陥りました、それは我々が借りている部屋の家賃が払えないという事です。

そこで「マッドハウス」に新たに借主になってもらえないか相談したところ自社の作品を多めするという条件で承諾されました。

しかしそれを機会に「スタジオ仕事場」は移転してしまいました。

そして「マッドハウス」自体が南阿佐ヶ谷から荻窪に移る事のになり、それに付いていく形となりました。ここで 安田好孝 が脱退します。

それから一年経った頃マッドハウスが作品数が増えより多くのスタッフを迎えなければならないと言う事になり「安里屋」は他所へ移る事にしました。

移転の際「いっそ解散と言う手もありますよ」と呼びかけましたが誰も賛同せず移転となりました。

なら気分転換に名称を変えないかとも言いましたが「安里屋」が良いとメンバー達、ただこのスタジオ名は「読み」がわかりづらく、さらに姓名判断で調べたところ運気が良くなかったので、そこで平仮名表記、さらに「アニメーションスタジオ 」を必須となりました。

この二点から自分が考えていた以上「あさどや」はメンバーに愛されている事がそこで初めてわかりました。

そして運よく石神井公園に部屋が見つかったので移転が決定しましたが 高岡淳一 が脱退する事になりました。

そして現在に至ります。

今回メンバー募集しますが沢山やってきて第二スタジオを作らなければならないぐらいになれば良いと個人的には夢見ております(笑)

新人より経験者の方を家賃を頂くぶん優先しますが、スタジオに常駐している嘉村が新人の面倒を見てもよいという承諾を得たので新人でも実力とやる気のある人は歓迎します。

新人教育の現実が厳しいのは先人たちの話を聞いて知っていますがここは一つ「ドリーマーふくだ」になろうと思います。

Mmm

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本当でしょうか & コメント感謝

http://www6.ocn.ne.jp/~pancake/ani01.html

こんな悲惨な状態が本当なら業界内でも話題騒然になるはずなのに初めて聞いたし、ブログ等の他から書き込みができるページではない所をみると「ガセ」確率は高いと思いますが、本当なら今すぐ告発すべきです、20代以下が4人も死んでいるのは尋常じゃありません。

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GL さん からコメントいただきました。

読み応えのある記事でした。

さっそく「お気に入り」登録させて頂きました。

また、遊びに来ます。

ありがとうございます、「読み応えがある」なんて非常にうれしいです(^^)

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kamimura さん からコメントいただきました。

 ときどきうかがって、楽しく拝読いたしております。

>私のような面倒くさがりにはそれが嫌です、ええ嫌ですとも(笑)

 この部分に吹き出しました。とてもとても同感です。
 わたしは努力と勉強がとてもキライです。苦手と言ってもよいです。これがナチュラルにできる人は、「努力できる」という才能があるんだと思います。

そうですね、「努力できる」才能もそうですし「努力を努力と思わない」のも才能なんだと思います。

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toarusheisakuさん からコメントいただきました。

月一くらいで見ています。
最低保証がどうかというはなしですが、もしフリーならまだしも新人アニメーターという事は会社に在籍しているはずです。
会社に所属する人間としては、正社員か契約社員かいう違いはあるにしても、毎月一定の給料がないと社員契約にならない訳で、完全出来高では社員契約できないですから、最低保証という物は都合上必要な物ではないかと思われます。
ウチの会社にも最低保証はありますが、先輩社員は「手の遅いけど巧い奴、伸びる奴を守る意 味で必要」といっていました。
もちろん弊害は出ていますけど

多くのスタジオは金銭的な余裕がないのでその弊害はやっぱり気になります、新人を守らなければならないと思いますが、頑張っていて伸びる可能性の高い新人を守ろうとは思いますが、美少女キャラの顔のアップの原画トレスを20時間かけて一枚描き「俺ものすごく努力している」と思っている新人を守るのは如何なものかと・・・。

新人育成については後日じっくり書かせていただきます。

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びっぐべんさん からコメントいただきました。

僕は業界の人間ではないので細かいところは分かりませんが、アニメアールなんかは有力な作画スタジオじゃないでしょうか。
後一応他にもゲーム制作や、最近は制作部門(制作デスク・進行と言う意味での)、撮影部門も置く様になりましたがマネジメントに近いことをやっているという点ではガイナックスも当てはまるかと。

フリースタジオについては、渡部圭介氏・大塚健氏などが属するスタジオへらくれすという所はコミックマーケットで原画集を売って、そのお金でスタジオ経営しているそうです。

アニメアールは関西の雄ですよね、多くの凄腕アニメーターを輩出したスタジオです。吉田徹さんは今でもアール所属なんでしたっけ?

ガイナックスがマネージメントに近いこともやっていたとは知りませんでした。

「スタジオへらくれす」の渡部圭祐くんは同じ「スタジオZ5」出身の後輩です(笑)人のことを褒めない師匠が「天才」と認めたスーパーアニメーターです、たまには俺の仕事もしてよ>渡部くん(笑)

大塚健さんは「はじめの一歩 間柴vs木村 死刑執行」でご一緒させていただきました。レイアウト返しが遅れたのでカットに「スミマセン」と書いたら「大丈夫です」と返してくれた大変良い人で優秀なアニメーターです。

「スタジオへらくれす」が同人誌を作っている事は知っていましたがその収益をスタジオの運営費に充てているとは知りませんでした。

彼らの同人誌ならスタジオ運営費を大幅に超える収益があるでしょうね。

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普通コメント返しといえば管理人もコメント欄に書くのが定番のようですが、それだとコメントを見るためには「ワンクリック(一手間)」しなければならないのでどうかと思い今回のような本文中に織り交ぜる形をとらせていただいています。

コメント欄に返した方がいいのでしょうか?

お答えいただけたら試しにコメント欄に返信を書きます。

ではでは

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私と「スタジオ」の思い出

私は現在「アニメーションスタジオ あさどや」に所属し代表者となっています、ですが私が発起人になって発足させたわけではありません。(詳しくは次回以降書きます。)

しかし私が発起人になって発足させたスタジオも過去にありました。

「スタジオD-HASH」というスタジオです。「ダッシュ」と読まそうと思っていたのですが結局「ディーハッシュ」と呼んでいました。この記事を書こうと久しぶりに「スタジオD-HASH」の事を思い出しました。また忘れないうちに、この「スタジオD-HASH」の思い出について語り記そうと思います。

1995年までは「スタジオぎゃろっぷ」にいたのですが仕事がなくなってしまったので「ストリートファイターⅡⅤ」という「グループタック」の作品をお手伝いさせていただいていました。

しばらくすると「他社の作品をここでされると困る」とぎゃろっぷ側と言われ他の行き先を模索するようになりました。

そこで漫画家をしていた友人「Aくん」とアニメーターを辞めてフリーターをやっていた友人「Bくん」三人でスタジオを作ろうと持ちかけました。

とんとんと了解を得てスタジオ設立を進める事となりました。

私はかなり舞い上がっていました、何しろいままでの職場は方や厳しすぎ人間関係密、かたや放任で人間関係希薄でしたから「友人と一緒に仕事ができる」いう事が嬉しくてたまりませんでした。

そして部屋探し等準備をしているところに「Aくん」から電話がかかって来ました。

「やっぱり一緒にスタジオを作るのはやめる」との事、

もちろん「Bくん」も「二人だけでは・・・」と言いこの件は白紙になってしまいました。

私の目の前は真っ暗になりました、うかれ過ぎた反動の落ち込み方は半端ではなく一晩中泣き明かしたのを覚えています。

しかし自分の楽観&楽天主義は強引な方向に進んでいきました。

「自分一人でもスタジオを作ろう」

そう決めたのです、一人だけでも大き目の部屋を借りて後からメンバー集めをすればいいじゃないかという結論に達したのです。

今考えるとなんと言う強引、軽薄なのでしょう、しかし今考えるとこれが「若さ」というものなのだと思います。

そんな時知り合いのディーラーさんが「車買わない?」と持ちかけてきました。車があればアニメスタジオが多い練馬まで実家から通えます、今住んでいるアパートを引っ越す感覚でスタジオとする部屋を借りれば出資額はあまり変わらない、「いける」と判断しました。

余談ですが実家に車が無かったわけではないのですが中古で古かったし「ラングレー」という「宮崎勤」が乗っていた車(笑)なので親に出資してもらい購入することにしました。

住居を田無から実家の草加に移し大泉学園の外環自動車道出口付近に部屋を借りて「スタジオDーHASH」はスタートしました。

「HASH」とは高校の部活作っていた同人誌のタイトルです、命名は「部」や「部員」から受けた影響が自分にとって大きい事に対してのオマージュです。

作画机も自作し、なにもかも手づくりのスタートでした。 そのうちに「Bくん」もたまにはやってきて仕事を手伝ってくれる事もありました。
その当時の私は元々の性格がのんびりなので「一年に一人ぐらい増えればいいや」ぐらいの気持ちだったのでしょう。

「ストリートファイターⅡⅤ」の仕事も楽しく「キテレツ大百科」で目標にしていた月産100カットを軽く超えてしまいました、線の多さが格段に多い「ストリートファイターⅡⅤ」の方が数上がるとは正直驚きましたが以前このブログで書いた [ モチベーションと「合う」「合わない」 ~その1.2.3~ ] はここで気づくわけです。

しかし団体に所属しない「フリー」という後ろ盾の無い状態は初めてだったので軽い「ノイローゼ」っぽい状態にもなりましたがその辺のストレスはは私生活(秘密w)で相殺していました。

春の終わりごろにスタートした「フリー」生活もなれた初冬、「ストリートファイターⅡⅤ」の総作監であった「江口摩吏介」氏から電話があり、

「今度『東京ムービー』で『ルパン三世』の劇場をやる事になったので一緒に来ませんか?」

というお誘いがありました、自分が評価されたと舞い上がり「スタジオD-HASH」が空家状態になる事など全く気にせず東京ムービーにはせ参じてしまいました。

この時の「ルパン三世」の劇場が『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』です。

そして『ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密』と移行していきましたがこのニ作品の思い出は後日語る事にします。

『ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密』の放送が終わってもしばらくは東京ムービーの「ルパン分室」に席を置いて仕事をしていまいた。
「D-HASH」は自宅と東京ムービーの中継地点のようなような役割になっていました。

そんなある日「D-HASH」の留守番電話からPHSに転送された電話の内容は

「Bくん」が亡くなった、との知らせでした。

何がなんだかわからないまま現場の群馬に駆けつけたそこには共通の友人やそこで初めて知り合った「Bくん」の彼女がいました。

あまりの突然の出来事に一同泣きはらし途方にくれるばかりでした。

「Bくん」の実家が遠方であった事と季節が夏だったので群馬で荼毘に付した後地元で葬儀となりました。

それが切欠というわけではないのですがそれ以降「D-HASH」に戻って作業するようになりました。仕事中唐突に泣き出す事もしばしばあったので結果的にそれでよかったのかもしれません。

「Bくん」の彼女を元気づけようと電話をしたり家に遊びにマメに行くようになり、なんだかんだで付き合い始めていました(笑)

「一年に一人ぐらい増えればいいや」どころか減ってしまったので「D-HASH」のメンバーを増やそうと画策しました、とある制作が動画から原画に上がろうとしている新人を紹介されて早速招きました。

しかし一週間で逃げ出してしまいました、ちょっときつめに怒っただけなのですが(笑)

ただ逃げるだけなら良いのですがその新人の住所と電話番号を書いたメモを「改ざん」していく念の入り様(笑)

「やはり個人で『スタジオ』は限界があるな・・・」と思いました、しかし自分はどこへ行けばいいだろう?その時思い出したのがその当時「山口晋」氏が代表だった「安里屋(あさどや)」の存在です。

今回はかなり「私的」な内容になってしまいましたが「D-HASH」というスタジオが存在した事を多くの人に知ってもらいたかったので良い機会でした。

それに「Aくん」や「新人くん」の行動を常識はずれに思う方もいるかもしれませんがアニメ業界では当然のごとくよくあることなのです、いわゆる「ダメ人間」それをわかってもらうには良い事例だと思います。

次回はコメントにお答えして次々回、今回の続きである「あさどや」について書こうと思います。

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「作画スタジオ」ってなんだ?

私は訳あって作画スタジオ「アニメーションスタジオ あさどや」を主催しています。

正直余り有名ではありません。(笑)

そもそも「作画スタジオ」とは何かわからない方も多いと思いますので今回書かせていただきます。

私がまだこの業界に入る前金田さんの人気と共に話題になっていたのが「スタジオNo.1」と「スタジオZ5」そして「ビィーボォ」「スタジオライブ」でした、この4つは「作画スタジオ」です。

どちらとも「仕上げ」「背景」「撮影」を置かない、もしくは少ない「作画中心」のスタジオですが前二つと後二つの違いは「フリーの集まり」か「会社」かの違いです。

昨今は「フリーの集まり」=「作画スタジオ」という認識で固まりつつあると思います。

会社と言えば社長や経理が居て社員達に報酬として「給料」を払い福利厚生を保証する形態です。(実際の事は棚に上げます(笑))

「フリー」というと「個人事業者」という事になります、(※1)

「個人事業者」は金銭面、社会保障面で不利ですが「自由度」が高いです、この形態を維持する人たちはこの点を重視していると思われます。「個人」ですから自宅で作業してもいいし、極端な事を言えば旅先で作業しても連絡が確実に取れて期日に間に合わせれば何の問題もありません。

リスクが気にならない人間にとって「フリー」は「万年夏休み」みたいな物です。しかし言い方を変えれば「締め切り=8月31日」であり一年に何回も「8月31日」が訪れる嬉しくない一面もあります。(笑)

だからと言って「フリー」は皆自宅でやっているわけではありません、仕事を請けた制作会社に机を借りたりもします。

ただ、そこで問題になってくるのが「机を借りた制作会社の『以外』仕事をどこでやるか」です。(※2)

自宅で作業すると誘惑が多くはかどらないという人が多くいます、そういった人たちが集まって作ったスタジオが

「フリーの集まり」となるわけです。(以下「フリースタジオ」と略します)

「スタジオNo.1」は(後年「スタジオのんまると」と名前と改名)山下さんや越智さんを加えて以降、新人は採らない方針だったようです。

その反対に「スタジオZ5」は毎年新人を採っていました、「フリースタジオ」が新人を採るのはリスキーですが結果、私のような者を生み出していただいた事に感謝しています。

それに実は「会社」といいつつ賃金形態だけは「フリースタジオ」という所が沢山あります。今年新人となって各会社に入られた方々、要チェックです。

「ビィーボォ」はかなり前になくなってしまいましたが「スタジオライブ」は今でも健在で有能なアニメーターを輩出し続けています。私が目指している「アニメーターマネージメントシステム」に近い形がとられている会社です。

「フリースタジオ」にも問題点はあります、「家族的」「友人」のようになってしまって緊張感が希薄になる事です。

が、そこがよくてスタジオに居続ける人もいるので問題視するのもどうかと思いますが仕事である以上適度な緊張感と礼節は欠かせないと思います。頑張りましょう(←業務連絡)

もう一つの問題点が「家賃」です。

現在稼動中の「フリースタジオ」はクリアーしている事ですが、数名で部屋を借りるわけですから敷金礼金、誰が借主になるかの問題も派生しますし仕事部屋として「貸し出してくれるか?」という問題に直面して「フリースタジオ」設立を断念した方も多いかと思います。

そして晴れて設立した後も「月々の家賃」の「振り分け方」が問題になると思います。

キャリア、経済観念、収入、家庭事情が違う人達が集まるわけですからこれも難しいです。(それらが一致したから「フリースタジオ」を設立したという方もいるかもですが・・・)

「スタジオZ5」では代表の亀垣、本橋が3万、他のメンバーが2万弱、新人が1万ぐらいでした。

我が「あさどや」ではほぼ均等3万弱ですが練馬、杉並に在中する「フリースタジオ」では平均的な額だと思います。

「三万弱は高い!」と思われる方々もいらっしゃるでしょうが「自由度」の虜になった者たちには許容の範囲なのです。それが負担にならない収入も確保していますしね。

実際引越しをした後の「スタジオZ5」は各自の負担分が5千円以上上がったような記憶がありますし、引越し先が広くてきれいな所だったので遊びに来た越智さんが「俺なら月5万出してもいいなぁ」とおっしゃっていたのを覚えています。

私が知っている「フリースタジオ」だけでも10件以上(現在は無くなったかもしれない物も含みます)あります。

「私の所も『フリースタジオ』です」方がいらっしゃったら運営方法など意見交換をしたいのでコメントいただけると幸いです。

mixiの「アニメ屋」コミュにトピック立てようかな・・・

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(※1)「個人事業者」(または「個人事業主」)の問題点。

「個人事業者」は社会的保証を受けるには各自で足を運ばなくてはいけません。

上気したようにいきなり「個人事業者」になるアニメーターもいるのですから専門学校や大学は卒業時そういったことをちゃんと教えるべきだと思います。

以前も書いたように、所得税は入金日に天引きされますが年金、保険料、住民税は後から請求され、年金は加えて国民年金基金に入らないと会社員の給付率に届きませんし退職金など全くありません。ボーナスも有給休暇も雇用保険も労災保険もありません。

それらがあるぐらいに貯金をしたり保険に加入したら大変な額です、アニメーターの賃金が安いと訴えかけている人たちはこの点を重んじての事なら納得いきます。

年間1000万の請求書を書いてやっと年収330万のサラリーマンと同等ですからね。

ですが私たち「『自由度』の虜」は(笑)1000万の請求書を書いた時点で舞い上がってしまうので注意が必要です(笑)

(※2)「他の仕事はしなければいいじゃないか」という意見について

ぶっちゃけ新人以外で一社のみの仕事、さらに手空き無しという状態のアニメーターは5%にも満たないと思います。

理由は「一社のみの仕事だと飽きてしまう」というのと「一社からのギャラじゃ足らない」という事、そして「手空きがもったいない」と感じる人が多いからです。

でも実はこの点に関して言えば「制作のやりくり」で何とかなるものなです。

優良アニメーターに逃げられたくない制作は「やりくり上手」になりましょう。

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  • toarusheisaku さん
  • GL さん
  • kamimura さん

せっかくコメントを頂いたのにお答えできなくてすみません。

次回には必ず・・・

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腹立たしい記事 ~その5~

前回からの続き、

この記事の何が嫌かってあれを見て

「よーし、アニメーターになって頑張るぞぉ~」

と思う人はまずいないでしょう。

はっきり言って全くの逆効果です。

その反対側にあるのが「松坂大輔」の話題です。

年収約10億円もらえるなら俺も野球選手になろうと思った人は沢山いるでしょう。

技術や能力は「言い値」なので基準を作りずらいですが

私にとって「防御率2,5のピッチヤー」と「一月に300カット描ける原画マン」は同じぐらいの価値です。

その300カットは使えないものだったらどうするんだという人もいるでしょうが、たいていの制作はいくら300上げてくれる人でも演出作監に頗る評判の悪い人は使わないでしょうし、逆の野球に置き換えても物凄く神懸かった守備陣をバックに付けたピッチヤーと、三振をズバズバ決めるピッチヤーとでは『防御率』という数字からはどちらかはわかりません。

となって来ると比較すべきはそのパーソナリティのもたらす経済効果です。

そうなるとやはりアニメーターは野球選手ほどに収入を得るのは難しいと思われます。

ではどのあたりと同じぐらいが適当かといえばやはり「役者」でしょう。

しかしアニメは実写の役者と違ってそれと同じ位置づけにキャラクターデザイナー、作画監督、原画、動画がいます。この4セクションから成り立ちますからそれらに適正に振り分けすべきだと思われます。

試しに「こんな記事を書いてほしい」と言う例文を書いてみます。

中堅役者のTVドラマ一話分(主役)のギャラが大雑把に調べたところ300万円らしいのでアニメーターに置き換えれば「最上級アニメーター」がTVシリーズを一年やった場合の年収が×52本の1億5600万円、劇場ならその3倍ぐらいが適正ではないでしょうか。

このシュミレーション記事はかなり私の主観、理想、偏見が混じっていますから各メディアの方々はあのような記事を書く時間を適正価格算出に充てて頂きたいです。

適正価格で思い出しましたが、

テレビアニメーション制作に関する要望

というのが以前出ていたと思います。(原文のリンクが見当たらなかったのでその文を取り上げたブログをリンクさせて頂ました。)

・放送局は、1項と2項の目的を達成するために、テレビアニメシリーズ30分の製作費を、一本2300万円以上にすること。

・放送局は、アニメ番組の制作発注を放送開始日の8ヶ月前にすること。

(1) 新人アニメーターの最低(保障)賃金

  (時間額710円×8時間)×22日=月額124,960円

(2) アニメーターのモデル賃金

  原画モデル 1カット3500円×月40カット+月保障7万円=

        月額210,000円

  動画モデル 動画一枚250円×月450枚+月保障5万円=

        月額162,500円

上の二項はおおむね賛成なのですが「新人アニメーターの最低(保障)賃金」と「月保障」は頂けません。

「新人アニメーターの最低(保障)賃金」が気に入らないのは、腹立たしい記事 第一回目でも書かせて頂きましたが、

「新聞が叩く事によって近い将来、一日に三枚ぐらいの動画を描いて月収15万円なんて事になるのだろうか?」

という事です。

アニメーターが時給なんて、いかに新人であっても論外です。

描ける者が富み描かざる者が貧す、この原理が現代社会において希薄なハングリー精神を引き出し切磋琢磨を助長するのです。

そして「月保障」、これを導入すると原画マンなら「月産40カットのみを目指しそれ以上を目指さなくなる」のです。

もちろん全員がそんなことになるはずはありませんが多くのアニメーターがそこに陥ってしまうと思われます。

何故私がこんなことを思うのか実例をあげさせていただくと、

約15年ほど前、私が所属していたスタジオの社長が若手原画マンが数上がらないことを憂いて

「月に70カット以上上げれば本来単価が2500円の所を3000円にする」

という御達しを出しました。

その頃私は20代中半ばで同世代のアニメーターは4,5人いました、が

その呼びかけに答えて実行したのは私一人だったのです。

「70カットは多い、誰もが出来る数字ではない」とおっしゃるかたもいらっしゃると思いますが、その当時私たちがやっていた作品は

「キテレツ大百科」だったのです。

同じ頃サンライズでは「ガンダム0083」をやっていましたが、それを70カットやれなんてとても言えません。が、私たちがやっていたのは「キテレツ大百科」です。

あまつさえ、「キテレツ大百科」を40カット「赤ずきんチャチャ」を30カットやって計70カットにし単価を3000円にしてもらったら、

「一作品で70超えなければ単価3000円にすべきではない」

と言い出す人まで現れました。

ああ、もう、思い出すだけで悲しくなってきます。

現在も程度の差はあれ似た様な事例をよく見聞きします。

だからと言って単価や待遇を据え置くのが良いといいたいのではなく代案はあります。

「新人アニメーターの最低(保障)賃金」の代案としては、

「楽なカットを選別してあげる」です。

実際自分がそうでしたし、人が育っているスタジオはそうしている所が多いはずです。

次に「月保障」の代案ですが。

保障額に充てようとしているお金を

「大変なカットを作業した人に充てる」

のが望ましいと思います。

例えば単キャラの止め口パクは通常単価で良いと思いますが、たまに恐ろしいほどのモブや演技が細かいカットがあるのでそういったカットを、

「本当の動画枚数が100枚であっても大変なら200枚、さらに大変なら300枚『やった事』にしてあげる。原画なら5カットを10カット扱いにする。」

です。これは「元受」の会社以外は多少難しいかもしれませんが慣習化させてしまえばこちらのものです(笑)

あと少し話はずれますが

「(新人)役者や(若手)お笑い芸人にはアルバイトをする時間があるからアニメーターと同列に語れない」

という意見をよく耳にしますが、ごく平均的な密度(絵)の動画を12時間かけて20枚描ける自信のない人は「アニメーター」という「選択」から間違っています。(腹立たしい記事~その2~参照

現在は平均的に動画単価は200円出ていると思いますので日給4000円にもなれば(新人)役者や(若手)お笑い芸人より全然待遇が良いです。

もし、著しく単価が低い(100円以下とか)もしくは線が多い、難しい絵のカットばかり回されるというのであればそのスタジオの方針を疑った方がいいです。今はネット時代ですから自分の置かれている環境が一般的かそうでないかは調べればすぐにわかります。

後は私が「アニメーターマネージメント」を確立するまでは(笑)個々で交渉力を付けてください、

「こんな内容を通常単価でやらせるなんて~」

まずはごねる、お試しあれ(笑)

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今回はかなり早い更新&長文になってしまいました。

たまたま興がのったからなんですが、やはり「多くの人に見られている」感は心地よい緊張感です。

ただ、依然としてコメントは少なめ・・・業者からのトラバ&スパムは激増・・・(涙)

コメントを多く頂けるコツがあったらぜひコメントして(笑)くださいね~

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腹立たしい記事 ~その4~

最近また「アニメーター=低賃金」みたいな記事が増えたように思います。

それら一つ一つに突っ込みを入れていたらきりがないほどです。

でも、その中で一つものすごく「突っ込み待ち」(笑)をしている記事があったので取り上げようと思います。

冷え込むジャパニメーション

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/14/news049.html

これまでは、多くのアニメーターの「好きだから」という情熱に支えられて成り立っていたが、若いクリエーターはゲーム業界などに流れ始めており、制作力の弱体化が懸念されている。

アニメーターの竹内志保氏(39)は、最初に手にした給与が2万5000円だったことを覚えている。

「どうやって食いつないでいたか、わからない。親に金を送ってもらったり先輩におごってもらったりはしていたと思うけど」

アニメーターの給与は、新人クラスで月5万円程度の基本給と、動画1枚いくらの出来高制となるケースが多いという。1枚200円の場合、300枚描けば6万円となり計11万円だ。

竹内氏の新人時代は1枚130~150円。「がむしゃらに描いていた。月1000枚描く人もいた」というが、アニメ業界では人手不足は常態化、人材基盤に対する懸念は絶えない。

まず最初に、その竹内さんは今は如何ほど頂いているのでしょう?

もし現在でも年収が250万円ぐらいしかもらってないのなら記事にすべきだと思いますが、若いうちにギャラが安いのはアニメーターに限ったことではありません、ですからそんな昔話をされても何の参考にもなりません。これを認めてしまったら「駆け出しの芸人、年収5万円、冷え込むお笑い業界」という記事も掲載して欲しいものです。

邪推というか「うがった」見方をさせていただければ、要はスポンサーにもっとお金を出してくださいというプロパガンダなのだと思ってしまいます。

しかし前々回ふれたようにスポンサーからは十分な額が出ているわけで、それ以上を望むなら現場に還元するという条件つきで訴えるべきだと思います。

その確約が取れていないまま(取れていたとしても公表さていないまま)こんな記事ばかり世間の目にふれられるようになったら大抵のスポンサーに「強欲なTV局と代理店」と思われても仕方がないと思います。前回の「おおくぼ」さんのように「何にお金を払っているのか」ますます疑問視されるでしょう。

それとも政府に補助金をくれという意味なのでしょうか?

しかしこういった産業を国が支援すると、結果的に非道徳的なものが排除され欧米産のアニメーションのように人気が冷え込むことになりかねません。

やはり、そういった一見良案に見える策も「我々はこういった理念の下こういう結果を望んでいる」というアナウンスがないまま続けるとせっかくお金を出す気になっていたところに水を差すようなことになりかねないと思います。

取り上げている新聞が「産経」というのも気になります、いわゆる「フジテレビ」側のメディアです。

「私たちはアニメの制作費について真剣に考えてます」的ポーズは裏を返せば「私たち以外はぜんぜん考えてないら考えるようになってください」と言ってるように聞こえます。

これでは現場の人間のみならず代理店の方々も敵に回してしまうのではとよけな心配をしてしまいます。

新聞社はどこもTV局をもっているので新聞で取り上げるイコール上記のような印象を受けるのはいたし方のないことですが・・・

私は以前にも書いたように局や代理店の取り分を減らせとは言っていません、それぞれの役割をしっかり果たして欲しいからです。

ですからスポンサーさんからもらう額は増額はして欲しいものの現行払われている5000万の5%、300万に満たない額でいいのです。これが各部署が現在の割合分で割って同率の引き上げ額を望んだら1億円を超えてしまうのでスポンサーは離れてしまうと思います。

この件についての私の願望は以前書いたように

「儲かっている側をもっと取り上げて欲しい」ですが、

今回の件で新たに思いついたのは

「自分たちはこの問題に対してこういう取り組みをしています」という事を前提に今回のような記事を書くことと、

「どういう結果が望ましいのか『新聞社側』もしくは『TV局側』としての具体的な統一見解をだす」

ということです。ただただ民衆とスポンサーに「みんなが好きなアニメが無くなるかも」という恐怖、不安だけをを助長すのは絶対にやめていただきたいということです。

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やっぱり、前回の予告を裏切ってしまいました(笑)ある程度制約がないと書けないものですから「予告」なんてしてみたわけですが・・・

話は変わって、ココログ事務局からこんなメールが来ました。

 はじめまして。ココログ事務局です。
 いつも、ココログをご利用いただき誠にありがとうございます。

 この度は、「日刊ココログ・ガイド」にてあなたのココログを
 ご紹介させていただきますこと、ご報告させていただきます。

 ------------------------------------------------------------
 掲載予定日 : 3月30日 です。
 該当ココログ:「アニメーターとして生きる」
        「http://motoz5.cocolog-nifty.com/animator/
 ------------------------------------------------------------

 また、このココログをココログパートナーのサイト、ならびに
 各ココログパートナーが発行するメールマガジンでも、ご紹介す
 る場合がございます。あらかじめご理解いただけますようお願い
 いたします。

 あなたのサイトを、より多くのユーザーにご覧いただくご支援を
 させていただけたら幸いです。
 
 これからも、ココログをよろしくお願いいたします。

なんか、TVや雑誌に取り上げられるみたいで晴れ晴れしいですね(*^_^*)

次の更新はなんか余所行きの文を書いてしまいそうです(笑)

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 若い衆へ 〜その2〜 &お答えします

また今度書くことにしようとか先送った事柄フォロー月間ということで「若い衆へその2」です。

まず、これからアニメータになろうと思って日々精進している皆さん、もしくはなりたいのだけど絵に自身が・・・と、思っている皆さん。

今回は上手くなる早道を講釈させていただこうと思います。

えっ?お前は講釈をたれるほど絵が上手いのかって?

絵の上手さで言ったら才能のある20代にも敵わないですが「アニメーター」という仕事の上手さなら一日の長があります。

ではまず一人前のアニメーターになる為の早道とは

「とにかく現場に入る」という事そして「なんでも描く」という事です。

宮崎駿氏などは「アニメーターになるのは四年制大学卒業してからで十分」と言っているようですがそれは天才が天才を育てる理論であって今現在業界が欲してるのは「大量の人材」であって「天才」は二の次で良いのです。

さりとて私も「四大へはいくな」とは言いません、でも大学は学部によってですがアルバイトやサークル活動(部活動)が出来る『暇』があります。そういった時間を利用して現場に参加した方がベターだと思います。

しかし現在学生が気軽に立ち入れるアニメスタジオは余りありません、ですのでその辺は改善されるべきです。盗難等が怖ければIDをとって管理すればいいと思います。

そうして現場に入ったらとにかく先人たちの仕事を良く見るということです。

黙々と机に向かって描き続けることが上達の早道だと思っている若いアニメーターが多いような気がします。

それこそ読解力のある天才アニメーターは「描き終わった物」からすべてを読み取りますが、たいていのアニメーター特に始めたてはすべてにおいて観察不足です。

そこで描いている人間を見、そして話すことが重要になってくるのです。

話すことにより漠然とどこを見ればいいかわからなかった事が判るようになってきます。

もちろん「本番動画」「本番原画」を描かせてもらえる可能性も高いですから卒業し就職してすぐに「食える」アニメーターになる可能性があります。

次に「何でも描く」ということ。

たいていのアニメーター志望者はそれなりに人から「絵が上手いね」といわれ続けてきた人たちばかりですし有名美大など出ていれば「お墨付き」ということになります。

なのにいざ現場に入ると「使えない」とか「下手だ」といわれてしまうアニメーターが多いのは、

「好きなもの以外描いてこなかった」からです。

自分の例で言えば「背景」が描けません。アニメーターになるのだったら必要ないと思っていたし苦手だったからです。

でも実際は必要どころじゃない「重要」だったわけです。

でも今はそれなりに描けます、なぜ描けるようになったのか?

仕事として描き続けたからです。

本来、自分が「背景が描けない」と思ったら街や野にでてスケッチしたりパースの理論を学んだりするのが道筋なのでしょうが私のような面倒くさがりにはそれが嫌です、ええ嫌ですとも(笑)

描いても一円にもならない絵を描くなんて絶対嫌です(笑)

しかし「仕事」として強いられれば別です、お金になりますから。

描けなければお飯の食い上げですしね。

そうなれば日々の通勤時にも風景や建物の構造が無性に気になってくるし、専門学校時代教わってもよくわからなかっったパースの授業の資料を引っ張り出したりします。

背景を例に出しましたが、人体構造、アクション、水、煙、etc、すべてにおいて描けなかったものが描けるようになった過程はこんな感じです。

ただやればいいというものでもなくやはり回数、枚数は多いに越したことはないと思います。

ですので新人と言うか三十代前半ぐらいまでは好き嫌いせず色々挑んで見ることをお勧めします。

デッサンや構造の問題だけではなく、

「ガンダム描きたくてアニメーターになったのにアンパンマンしか描かせてもらえない!」

というのもそうです、「アンパンマン」を「完璧」に描けるようになったアニメーターは大抵「ガンダム」を描いても上手いです。

やもするとサンライズの方から描いてくれと頼みに来ます(笑)

もし「アンパンマン」ばかり描いていたから「ガンダム」描けなくなったという人がいたとしたら『完璧』ではなかったのだと認識してください。あっ、それ以前に会社(スタジオ)選びを間違えないように(笑)

以上、凡人君向けに講釈しましたが天才君にも少々・・・

「背景が描けない」と思い、街や野にでてスケッチしたりパースの理論を学んだりする事が出来るあなた、それが「努力しなきゃ・・・」とかではなく「ナチュラル」にそうしてしまうあなた!あなたは天才ですので今すぐアニメスタジオにGO!

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おおくぼさんよりコメントを頂きました、ありがとうございました。

pdf興味深く拝見しました。
スポンサーの立場に立つと、いったい何に金を払ってるんだという感じですねぇ。
まぁ自分の商品が広く売り込めればそれでいいんでしょうが。
もし放送局より低コストで大きい宣伝効果があるメディアがあったらそっちに乗り換えそうな…なんて思いました。そんだけ。
宣伝効果だけを考えたら何もアニメのスポンサーになんなくてもいいような…
スポンサーがアニメに何を求めてるかと、メディアがどの程度の役割を果たすかによっては放送局じゃなくてもいい場合が出てきそうだなぁと思いました。

いったい何にお金を払っているのか・・・例えばおもちゃを売り込みたいための作品は「おもちゃの宣伝費」としてお金を払っているのでしょう、だからおもちゃ売りが主体だった過去にあの表の様な区分が出来上がったのだと思います。

しかし現在、特に深夜帯のアニメは「その作品自体のDVDの宣伝費」としてお金を払われているわけですから区分は変わっていくべきでしょう。

利権の構造は固まってしまっていて切り崩していくのは困難です、ですから業界全体の利益をあげるように努力し増加分を現場に届くようなシステム作りが必要なのだと思います。

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先日、「超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!」で

初監督をされた山口晋さんと飲みに行きました。

山口さんとは10数年前「ストリートファイターⅡⅤ」という作品でご一緒して以来の長い付き合いです。飲み会にはやはり同じ現場にいた山田起生くんにも来てもらいました。

本当はこのブログに載せようとインタビューのつもりで臨んだ飲み会でしたがただの大騒ぎ大会に(笑)

楽しかったので良いのですがブログのネタが・・・(笑)

では、次回は山口さんと一緒に歩んだ「アニメーションスタジオ あさどや」について書こうかな・・・

あっ、いや、予定は未定ですので定かではないです(笑)

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アニメーターをマネージメントする 〜その4〜

本題に入る前に

2月26日 

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本当にありがとうございました

主に「カトゆー家断絶」さん「ぬるヲタが斬る」さんからのリンクでした、そちらも大感謝です!

やはり富野さんガンダムネタは強いのでしょうか・・・正直あれ系のネタはもう無いのでそちらを目的に来られた方すみません、わが道を行かせてもらいます。

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2ちゃんのとあるスレッドに、

「お互いで、評価制にしたらいいんじゃないかな。
作監、演出は各原画マンの評価。
原画マンは、作監、演出の評価をして、その評価によって支払い額決めたらいいんじゃない。」

というのがありました。

実は私も以前からこのことについて考えていたのですがパクリみたいになってすみません、書かせていただきます。

私の案は「評価」では無く「相性」をデータベース化すべきだと思っています。

どう違うのかというと、「評価」というと上からの視点になってしまいますが「相性」であれば技術とはあまり関係しないので問題が起きる可能性も軽減されると思います。

最終的には全体に波及すべきシステムですが最初は監督、演出、作監、原画の間で確立させていけばいいと思います。

先ず五段階のアンケート用紙を作ります。

内容は

  • とても合う
  • 合う
  • 普通
  • 合わない
  • とても合わない

です。

普通が±0でそれを基準に上下して行きます。

これを作る事で人間関係におけるストレスの軽減と作業効率の向上がはかれます。

懸念される問題は

  1. 記入してくれない人がいるのではないか
  2. 記入用紙が全員に行き渡るか
  3. ちゃんと反映されるかどうか
  4. 外国人はどうするか

1に関しては記入に空欄もしくは記入拒否の場合

「すべて『普通』扱いになります」

と釘を刺しておけばいいのです。

どんなスタッフでも

「この人ともう一度やりたい」

「この人とは二度とやりたくない」

というのがあるはずです。

つまりは

「忙しさにかまけて記入をおろそかにするとどんなスタッフをあてがわれても文句は言えない」

という状態を作れ上げれば真剣に取り組んでもらえると思います。

これでマネージャーが存在すれば「合わないというスタッフ」を多く起用する制作には圧力をかけられますし、どんなスタッフを連れてきてもダメ出しするアニメーター側にも業界の現状をわかってもらう材料になると思います。

2番めは1と逆の原理が生じます、

「こっちは誠心誠意スタッフを集めているのにアニメーター(演出)から文句ばかり言われる」

と思っても、データがあればわかってもらえます。

3の問題ですが、正直「合う」「とても合う」というスタッフを沢山用意できるスタジオはそう無いでしょう。

気遣われるべき点は「とても合わない」同士を組ますことです。

これだけは絶対避けるべきです。

我慢できる範囲が人によって違うのが問題なので、全員を「とても合わない」にするような人も現れるでしょうから、そのつど現状を認識していただいてそれでもダメな場合はどんなに仕事の能力が高くても御退陣頂くか「独りで出来る仕事」をあてがうしかないでしょう。

4番ですが、私個人で言わせていただければ

外国人にこそ適用させて頂きたいシステムなのです。

なぜなら、昨今は外国、特に韓国の方々の方がアベレージが高いです。

なのに、制作に「この人いいよ、もう一度やってもらってよ」と言ってもかけあってくれません。

日本人同士なら電話や打ち合わせでお会いした際に言葉を交わせば良いのですが外国の方とはそうおいそれとは行きません。

最後にまとめますが、やはりこれらはマネージャーが介在して上手く運営できるシステムだと思います、この情報は「どこかのスタジオ『個』に所有されるもの」ではなく全体で共有すべき情報だからです。

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通行人B さんからコメントを頂きました、ありがとうございました。

私も色々と制作費をアップさせる方法を考えたのですが、2011年には完全に地上波デジタル放送に移行し、それに伴いテレビでもインターネットを利用できる機種が普及してどの家庭でもネット放送が見られるようになれば、アニメもネット放送に移行しテレビ局を介さず放送できるようになりスポンサーからダイレクトに何億という制作費(広告費?)を受け取ることが出来るようになるのではないでしょうか?もしそうなればテレビ局からアニメの制作の依頼があった時、億単位の制作費を要求することは簡単だと思います。

ネット放送の仕組みなど詳しいことはよく分かりませんが、ネットでの権利関係を今からしっかりと獲得しておけば不可能ではないと思いますがどうでしょうか?

そうですね代理店と局はネックですからね。

Photo

このデータは

http://www.meti.go.jp/policy/media_contents/downloadfiles/kobetsugenjyokadai/anime200306.pdf

こちらで詳しいことが読めます、アニメーション業界人は必読です。

ただ、やはり代理店さんには宣伝をお願いしたいですしキー局にはネット局への仲介をお願いしたいです。

でもちょっとだけ、両者の予算の3%でもいいので現場に、もしくは私の提唱する「マネージメントシステム」に投資していただきたいです。

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更新が少し遅くなりました、8日に一回を目指していたのですが・・・

ただやはり本業や家庭が優先されますのでもし楽しみにしてくださった方がおられたのでしたらお詫び申し上げます。

皆様のコメントが励みになりますので、苦情でもご意見でもお気軽に書き込んでくださいね。

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伝説のカット

自分が所属していた スタジオZ5 は スタジオZ から派生したスタジオです。

昔は参加した作品の原画は返却するような風習があったのか スタジオZ のアニメーターが参加した作品の原画が「押入れ(笑)」に沢山ありました。

Z5が引っ越す際にそれらを全部捨てるというのでお願いして何点か譲ってもらいました。

金田さんの原画をもらおうと原画の山をあさっていると見たことあるようなカットが・・・

とんびか何かの鳥がロングでイン、アウトして左上から爆発・・・ そうです、

初代ガンダム1話のcut-1です。

もちろん頂きました、ものすごく価値の高い物をゲットできたことに大満足しました。

それから数年たって、逆にその価値の高さがプレッシャーになり誰か大切にしてくれる人にもらってもらえないかと思うようになりました。

真っ先に浮かんだのが「ま○だらけ」に売るでしたが転売は犯罪行為なのでやめようと思いました・・・が、いったいいくらになるのかは気になりました。

査定だけしてもらって売るのはやめようと思っていざ「ま○だらけ」へ

そして店の人に見せると・・・難しい顔・・・もしかして・・・すんごい値段!?

「400円ですね」

ズコッー!!

マジですか~あんた物の価値判ってるんですか~と思いつつも、

「そ、そうなんですかかー」

「キャラがいないとね、売れないんだよ」

なんだそりゃ、だめだ、そんな奴らにはさわっても欲しくない!

早々に引き上げました、思い出しただけでも憤慨します。

しかし数年後にやっぱりその価値の高さがプレッシャーに感じるようになり誰か大切にしてくれる人にもらってもらえないかと思うようになりました。

そこへ「劇場版ZガンダムⅢ」の原画の依頼が舞い込みました、

打ち合わせの日時を決めるため制作に電話をした際、

「打ち合わせに富野さんもきますか?」

の問いに、

「ええ、きますよ」

よし!富野さんにあげよう!!

私の心は決まりました。

いざ、打ち合わせへ・・・

・・・ごく普通に打ち合わせは終わりました、富野さんもどこかへ出かけられてしまいました。

そうです、上手く切り出せなかったんです(涙)

でもチャンスはもうないかもと思い制作に

「富野さんにこれをお渡ししたいのですが・・・」

さすがサンライズの制作、そのカットが何か一発でわかりました。

「待っててください富野さん探してきます」

そして私は、めでたく富野さんとお話する機会を得ました。

「・・・というわけで、大切にしていただける方にもらっていただきたいのですが」

富野さんはなんだかんだ言いつつも嬉しそうです、もらってもらえるのかなと思ったら、

「私ね、物を大切にしないんですよ」

ズコッー!!

「え、え、えっ、じゃ、じゃあサンライズにお渡しするのが筋ですかねぇ・・・」

富野さんの表情やや曇り、

「サンライズはね、もっと物を大切にしないんですよ」

ズコッー!!ズコッー!!ズコッー!! も一つおまけにズゴッーク!!

「え、え、えっ、じゃ、じゃあどうすれば・・・」

富野さん真顔になり

「わたしが譲り受けますよ」

・・・ほーっ、最初からそう言ってくれれば良いのに・・・

「捨てはしませんから、捨ては」

そういう富野さんは何かちょっと嬉しそうでした。

ただのひねくれ物だったのでしょうか(笑)

それにしても「ま○だらけ」の店員、いや方針・・・

「特に女キャラが高いんだよ」とか言っていたような気がします。

ここでいきなり私のブログの流れに戻しますが

そんな人たちが

「女の子のアップが少ないから作画が良くない」

などと言い出す人なのでは??と思う今日この頃。

もちろんすべて事実です、が、言葉や状況説明はいかんせん思い出しですので正確ではないのであしからずです。

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つい先日までは「私『好み』の作画について ~その3~」を書くつもりでしたが上手くまとまらなかったので急遽内容を変更しました。途中までは書いたのですこし先になるかもしれませんがアップするつもりです。

しばらくは「○○については又後日」というのが増えてきたのでその辺をフォローしていこうかなと思います。

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私『好み』の作画について ~その2~&お答えします

自分が参加した私好みの作画、描いた人間の情念がのりうったような作画

「はじめの一歩 50話『伝えたい事』」でヴォルグが最後のホワイトファングを仕掛けるシーンです。

なにしろ温度が高い!

この現場にいて分かったのは作画の出来を左右するのは「情熱(パッション)」だという事と作画以外の周りのバックアップが重要なのだということです。

技術の高いアニメーターがローテンションで描くのとそこそこのアニメーターがハイテンションで描くのでは後者の勝ちです。

ならば技術の高いアニメーターがハイテンションならば…

それが見れます。

ここの担当アニメーターは「山根宰」さんです、私が師匠の次ぐらい、いや匹敵するぐらいに尊敬しているアニメーターです。

山根さんの「一歩」参加のきっかけは監督の西村さんとお知り合いであったということです。

レギュラーアニメーターとして番組開始の頃から続けられこの50話で一つのピークを迎えたといっても過言ではないでしょう。

一歩とヴォルグ、両者酸欠状態からの苦悶、そして必殺技を仕掛ける決意が観るものの息までも苦しくさせます。

そしてかわされる必殺技、ヴォルグ側のセコンド、ラムダの絶望、一歩側セコンド鴨川の驚きも克明に表現され観客に伝わります。

そして一歩の反撃、迫り来る「ガゼルパンチ」の迫力、そしてヒットの破壊力!!

とりあえずは観てもらうしかないのですが出来る限りの大画面で観ることをお勧めします。

じつは「はじめの一歩 50話『伝えたい事』」とアニメーター「山根宰」さんについては数多くの「逸話」がありすべてを語ると長くなりすぎるので又別の機会を設けたいと思います。

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通行人Aさんからコメントをいただきました、ありがとうございます。

マネージャーという発想は確かに面白いと思います。しかし限りある制作費の中でスターアニメーターが何億も持っていってしまったら他のスタッフに払う給料が無くなってしまうのではないでしょうか?アニメは作画以外にも仕上げや美術や他にもたくさんのスタッフに支えられて作られているのではないですか?結局のところ制作費そのものが上がらない限りスターアニメーターも下っ端アニメーターも待遇が良くなる事は無いのではないでしょうか?スターアニメーターのマネージャー云々の前にまずは業界全体でスポンサーや広告代理店、テレビ局などに制作費のアップの交渉をする事が先ではないでしょうか?

交渉は現在もなされているはずですが遅々として進まず結果が見えません。

ならば交渉のの仕方を変えて行こうという提言が「マネージメントシステム」なのです。

具体的にいますぐギャラをアップしろというわけではなく段階を踏んでアップさせ最終的に億に届くようにしたいという事を訴えていたのですがうまく伝わらなかったようで反省しています。

他のセクションを削ってアップなど全く考えていませんし演出さんや仕上げさん、美術さんも同じようにマネージメントされると良いと思っています。

先ず作画がモデルケースとなってその先を開拓できればと思っております。

近日中にさらに分かりやすく、さらに実現可能な「アニメーターをマネージメントする ~その4~」を書きますので御期待ください。

何気に宿題を増やしてしまいました、次回どの件について語るか・・・リクエストお待ちしております。コメント欄、メール、mixiメッセージ等でお受けいたします。

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私『好み』の作画について ~その1~

自分の好きな作画を語る前に一つ言っておきます

「どんなに良い作画も良いストーリーの上にのらなければ無意味」

という定義を持っていると言うことを前提に話を進めます。

(例外にOP、ED作画がありますがそれはまた別の機会に語る事にします)

私の好きな作画、描いた人間の情念がのりうったような作画です。

具体的にあげないと何を言っているのかさっぱりだと思いますので(笑)

まず静かな感動を呼ぶ作画

作品名「さらば宇宙戦艦ヤマト」の古代とデスラーの対決シーンです。

特にデスラーの「撃たないかっ!」以降のシーン

身体の苦痛に耐えかね拳銃を落とすデスラー、手の力の抜け方そして銃の重みを感じさせる作画は秀逸です。

近寄るユキをそっと押し戻す仕草などはそのスピード、ポーズからデスラーの苦痛、やさしさ、そして諦めが痛いほど伝わって来ます。

ミルを撃つタイミングとリアクションも良い。

その後、壁伝いに歩きハッチのボタンを探す手は探り感が秀逸です、

ボタン発見、スイッチオンの「間」はそこに描かれてないものまで見えてくる見事な表現力です。

今わの際の吸い込まれ感、見開かれる目も大変印象に残ります。

そして何よりも、祖国を失い無念を晴らす為の戦闘に敗れた情念がひしひしと伝わってくるのが素晴らしい、おそらく初見の人でさえデスラーの境遇が手に取るようにわかるでしょう。

このシーンの原画を担当されたのは「芦田豊雄」さんだと聞いています、そして作監が「湖川友謙(※)」さん、どちらも現在第一線で働いているアニメーター達に多大なる影響を及ぼした人達です,この二人の仕事なら「すごくないはずがない」とまで思えてきます。

きっと二人とも描くときの顔はデスラーになっていたのでしょう(島本和彦のマンガみたいに(笑))

次に激しさが伝わる作画

作品名「巨人の星」のなかで花形が大リーグボール一号を打つシーンです。

凄まじい特訓を乗り越え渾身の力を込めて打つ…

渾身・・・渾身・・・渾身・・・渾身・・・渾身・・・渾身・・・渾身・・・渾身・・・渾身・・・

と考えた担当アニメーターはついに花形自身になってしまいます!

「 渾 身 は こ う じ ゃ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ! ! ! ! ! ! 」

・・・そして出来上がったのがあのシーンだと思います。

観た方はお分かりだと思いますが筆舌しがたいあのポーズ、フォーム・・・

本当にちから、渾身のちからをボールにぶつけるとこうだ!!と言わんばかりのフォーム。

あのシーンの担当アニメーターは「荒木真吾」さんだと聞いていますが

荒木さんといえば美形キャラの草分け的存在です。

その荒木さんの荒々しい部分が垣間見れるあの作画は大変趣深いものだと思います。

いまどきこの作画が良いなどといっているのは自分だけかと思っていたら

mixiの作画コミニュティでも話題になってましたね。

ちなみに荒木さんによる同じ方向性の作画に「あしたのジョー(第一期)」の

「対力石戦」があります。

同じように好きな作画です、荒々しさの中に美麗さが混じる現在との中間に位置する作品だと思います。

「あしたのジョー(第一期)」は、劇場版がほぼ初見だったので「対力石戦」のシーンは

劇場用に描き起こしたのだとばかり思っていました。

私自身、その二作品のような作画が出来れば・・・と無意識の中にでも思いながら作画を続けた感があります。

しかし「描きたい絵」と「描ける絵」は違います、この二つがより近い人達が神アニメーターとなれるのでしょう。

とはいえ20年もアニメーターをやっていれば、ほんの数回だけ自分の憧れに近い作画を生み出した事があります。

良いスタッフ、良い環境、そしてみんなののモチベーション高まった時それは産まれました。

その作品は・・・

つづく(笑)

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(※):この当時は「湖川滋」表記でした。

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このブログのアイデンティティ ~総集編みたいなやつ(笑)~

バナー ↓ 作りました

My_2

リンクしてくれる方募集中です(^^)/

もちろんリンクフリーですが相互にしていただけるとうれしいです。

リンクしていただける方々の主観で紹介文をつけていただければよいと思いますが、

思い浮かばなかったら無理しないで空欄にしておいてください。

しかし、そもそもこのブログはいったい何が言いたいのか?それが分からないと紹介文もかけないですね(笑)

では、初心に立ち返りこのブログを立ち上げた動機に話題を移します。

まず、「世間で騒がれているほどアニメーター(アニメーション関係者)は貧していない」ということと「アニメーターをマネージメントすることにより得られるメリット」そして最終的にはそれらのことを認識した若い世代が「アニメーターを目指す」ようになると望ましいということです。

ブログのサブタイトル「迷ったらやってみりゃいい」はアニメーターになろうかどうしようか迷っている若者たちに向けたメッセージです。

ですから第二回目のタイトルがいきなり「アニメーターはもうかる」でセンセーショナルデビュー!と思ったのですが誰にブログ開設を教えるでもなく始めたのでどこからも反響がなく寂しい思いをしました(笑)

で、本当に儲かるのか?

正直「人並みにやっていける」だけで「儲かる」は言い過ぎました。

しかし「もうかるには訳がある ~その1~」「もうかるには訳がある ~その2~」「もうかるには訳がある ~その3~」で書かれていることは中沢氏の件が噂話でそれ以外はほぼ事実です。

そして最初に人目に触れ始めた記事「腹立たしい記事」でひとつの結論に達しています。

「新人のギヤラが安いのは役者やお笑い芸人も同じはず、では何が違うのか?

頂点、トップに立つ者が違う のである。」

そして、

「結論から言って、今急がれるのは新人のギャラアップではなくスターアニメーターのギャラアップなのである。」

ということです。

ではどういう形をとればギャラアップするのか考えたのが「アニメーターマネージメントシステム」です。

アニメーターをマネージメントする ~その1~」「アニメーターをマネージメントする ~その2~」「アニメーターをマネージメントする ~その3~」で語られたこと以外で補足があります、

そのマネージャーはどういった人材が適しているのか?

まずは制作(プロデューサー、デスク、進行)ですが本文中にもあったようにアニメーター本人が兼任または専任というのも良いでしょう。

そして最近おもいついたのが「作画通」の皆さんです(ここはあえて『オタク』という言葉は避けさせていただきます)。

私ごときでも年収300万円のサラリーマン並みの稼ぎがあります、ならば神作画と誉れの高い「神アニメーター」は私の10倍、いや20倍はもらうべきです。

ここで作画通のみなさん、憤りはありませんか?どこぞの名も知れぬアニメーターがそれだけもらっているのに、確実に日本のアニメ史に大きな足跡を残せる人たちが良くてそれの3倍ぐらいしかもらっていないのですよ。

確かにダメアニメーターも多いです、しかしそれは

「どんなにがんばっても、知名度が上がっても、年収1億なんかになりっこない」

という気持ちがダメにさせているのではないでしょうか?

これ以上書くと「補足」以上の物になってしまうので(笑)また次の機会に掘り下げるとします。

最近このブログにこられた方々、以上がこのブログの方向性です、かなり脱線、寄り道が多いですがそれらも一つの味付けになっていますので(^_^;)これからも宜しくお願いいたします。

次回予告!「私『好み』の作画について ~その1~」

お楽しみに!

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アクセス解析

もうぼちぼち通常のヒット数になったなーと思ったら又ちょっと増えたり…(笑)

ココログにはアクセス解析というのがあってヒット数が日にち別や月別と細かくチェック出来る機能があるのですが、ヒット数以外にもどこからリンクして来たのか滞在時間がどのぐらいかとかまでわかる大変便利な機能も付いています。

それらたどっていくと私のブログに対する意見がちらほら、中には辛辣なものもあり身の引き締まる思いです。

「『女の子のアップが少ないから作画が良くない』などと言い出す人がいるらしい」

このの件がかなりウケたようで(笑)

かつて我々のスタジオの代表だった山○○さん(ヒントは今劇場版○○ロ○○の監督をやっている)が飲み会で言っていたお話です。

「女の子の目のハイライトが少ないから作画が良くない」
だったかも知れません。(笑)

どちらにしろそんな事言う人達がいるらしいと嘆いていました。

今度詳しい話し聞いておきます。

それと「作画はタイミングだ」と「演技だ」おっしゃられる方が多かったですね、その件については後日ゆっくり語るとします。

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葉琉さんからコメントをいただきました、ありがとうございます。

はじめまして!
わたしは、将来絵をかく仕事に就きたいと思っています。アニメーターのそこ一つなので、アニメーターについて知りたいと思いました。
わたしは、アニメーターについて詳しい事はよく知らないので、具体的に教えてください!
どんな感じの仕事なのか、良いところなど・・・
アニメータ-について教えてください!
お願いします!!

どんな感じの仕事かは神村幸子さんのホームページが大変参考になります、

http://www5e.biglobe.ne.jp/~yaneura/animater01.htm

ここで書かれていることは一般論としてはほぼ完ぺきです。

でも、私の意見はそれとちょっと異なるのでそれもまた後日書かせていただきます。

あと、アニメーターという職業の良いところですか…個人的な事で言わせてもらえれば

「結果がよければ過程はあまり問われない」

平たく言えば

「いい加減な生活態度でも良いものが上がればチャラ」

ですかね(笑)あっ、でもこれは制作会社によって異なるかも・・・

少なくとも自分が今付き合っている会社(スタジオ)はそんな感じです。

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ピッポさんからコメントをいただきました、ありがとうございます。

作画が良い悪い……本当に曖昧でしょうか? かなりハッキリした違いだと思いますけど。映像を観れば一目瞭然じゃないですか? もし、画像を観てもその良し悪しが分からないのであれば、質問者の質問こそ無意味だと言わざるを得ません。要は、評価の基準なんてそのにとってそれがどのくらい価値があるかに準拠しているわけですから。自分がどう感じたのかが自分で分からない人は、百万五費やしてもなにも得るものがないと言えるでしょう。オタクになるにも才能が必要だということですね(笑)

そうですね、オタクになる才能というのもあるでしょうね・・・

しかし一目瞭然なのは「まともな作画」か「作画崩壊」かであり後者は語るに値しません。

SEGAUSAさんは「まともな作画」の中での「良し悪し」を言っているのだと思います。

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コメント自体はあまり増えなかったけどアクセスをたどっていくうちに結構波紋を呼んでいたことが分かり本望です(^^)

アニメ評論家の○川さんまで読んでくれたなんて!

でもこれを読んでいる皆さん、同じ書き込むならこちらにお願いしたいですぅ・・・

あとミクシィで話題にしてくださった方々、ミクシィ上で話し合いましょう。(ニックネーム『のりりん』で検索すれば分かると思います)

マイミク追加の際「ブログ観ました」と書いていただければ承認いたします。

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祭り!?

普段50人ぐらいしかいない村に1500人も人がやってきたらそれはもう「祭り」でしょう(笑)

TOSHI さんからコメントをいただきました

はじめまして。ちょっと気になったのですが、挙げられた3要素はあくまで「作画がていねい」であって、「作画がよい」とは違うのではないでしょうか? 「本質はそれほど変わっていない」とお書きになっているので、もちろんおわかりのことだとは思うのですが、僕の思う「作画がよい」とはずいぶん異なるのでちょっと驚きました。

僕が思う「作画がよい」とは、「いきいきと動かせる」「ハッとするタイミングがある」「しっかり立体をとらえている」なのですが……。

「作画が丁寧」について書いたつもりは全く無いんですが・・・

「結局結論は~」から下がメインなのでそちらを参照してください。

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「作画が丁寧」で思い出したのですが自分はその逆に位置する絵描きでして・・・(笑)

高校の頃作っていた自主制作アニメで後輩に動画を描かせていたのですが

「先輩!もっと丁寧に書いてください!」と言われること頻り(笑)

プロになってからもラフ原(第一原画)を描きなれないうちは「ラフすぎます」とリテークを食らう始末(笑)

今はもう大丈夫、丁寧に描いてます・・・って書こうと思ったら思い出しました、

去年の忘年会での事、今やっている作品「牙」の総作監 吉田大輔 くんから

「助かってますよ~」と言われ「そんなわけ無いでしょう」と謙遜すると

「ホント助かってますよ、うちのスタジオみんなは考えすぎて描きすぎちゃって、その割りに結果が良くない。元さんが描いた一原はざっくり描いて原画枚数も少ないのに栄えて見える。」

栄えて・・・褒められてる?そうかも・・・でもその前に言われた「ざっくり」と「枚数少ない」が頭の中で繰り返しぐるぐる・・・嬉しいんだけど(笑)

「だからうちのスタジオみんなは元さんの一原コピーとりまくってるんですよ~♪」

うれしい・・・でも、「ざっくり」と「枚数少ない」が頭の中で繰り返しぐるぐる・・・「ざっくり」「枚数少ない」ぐるぐる。

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嬉しいと言えば昨日一日だけで1500件Hitですよ♪

でもそれぐらい眞鍋かをりとかしょこたんとかと比べたら全然まだまだだし

コメントが増えてるわけでもないし・・・

もしかしてこれから増える・・・?

いや、増えてもお答えしきれないし(^_^;)お手柔らかにお願いいたします。

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SAEGUSAさんの質問にお答えします。

SAEGUSAさんの質問にお答えします。

はじめまして。お尋ねいたします。

アニメを観てる人達の間では頻繁に耳にする、「作画が良い」「作画が悪い」という言葉。

私にはこの言葉がどうしても理解できません。あまりにも抽象的すぎるのです。

具体的に何がどう悪いのか、逆に何で良いのかが全くもって不明瞭なのです。

作画というものに、何か明確な基準みたいなのはないのでしょうか?

作画が良い悪いの判断基準はおっしゃる通りかなりあいまいです。

一般生活に置き換えてみれば好みの異性の判断基準に似ていると言えるでしょう。

容姿が良いと評判の異性が自分にはどうも良く感じられなかったり、

その逆に他人の評判は悪いのに自分はぐっと来るとか「良い」の判断基準は人によってまちまちです。

それでも「最大公約数」的な物はあります。

可愛い女性の判断基準が「目が大きい」とか「輪郭がすっきりしている」とかあるように、

アニメの作画を語る際の「最大公約数」はまず、

「作画枚数が多い」という事です。

これはイラストや漫画にはないアニメならではの判断基準です。

一般の方々には「作画枚数が多い」と言ってもよくわからないかと思いますが簡単にいえば「滑らかに動く」という事です。

実は枚数をかけなくても滑らかに動いて見えるテクニックがあるのですがそれは女性の化粧のような物です。

次に、これは作品の傾向によって一概に言える事ではないのですが

「描き込みが多い」という事、

物理的に線が多かったり影やハイライトが多く、かつそれらが立体を的確に表現していたりです。

普段必要最小限の影やハイライトしか着かない「NARUTO」のような作品に普段より多めの影やハイライトが付いていると「作画が良くなった」と判断するする人が多いような気がします。

繰り返しになりますがあくまでそれらは女性の化粧のような物で本質はそれほど変わっていないという事をお忘れなく。

女性の化粧を悪い事のように書いていると思われた方もいるかと思いますが「化粧の濃い女性が大好き」という需要があるという事もあります。

そして最後にもう一つ、

「レイアウトがとれている」と言うことです。

これは素人目には分かりづらいのですが見た目に画面のバランスが良かったり、気持ちの良い空間を感じたらそれは「レイアウトがとれている」と言うことです。

上記であげた二点をはずしていても「レイアウトがとれている」と作画が良かったとういう印象を得たりします。

しかし「レイアウトが『完璧に』とれている」ジブリ作品をみて「女の子のアップが少ないから作画が良くない」などと言い出す人がいるらしいのでこれすらも全員に適応が効く「最大公約数」ではないようです。

結局結論は「個人的な好み」といわざるおえないでしょう。

ですので視聴者であるSAEGUSAさんの好きな作品がSAEGUSAさんにとって「作画が良い」作品であり、もし他人がその作品をみて「作画が悪い」などと言っても一切気にする必要はありません。

しかし、私達造る側の人間は切磋琢磨して現在自分が持っているよりも一ランク上を毎回目指すべきだとは思います。

珍しく長文になってしまいました、観やすく簡潔にを心がけていたのですけどね・・・。

が、これからもブログに対する質問、御意見おまちしておりま~す(^^)/

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赤根さんの質問にお答えいたします

コメントありがとうございます。

赤根さんの質問にお答えいたします。

はじめまして。
少し前にこちらを知り、以来興味深く拝読しております。
お言葉に甘えて、一つ質問させて下さい。

先日、下記のブログ記事で、アニメのEDクレジットに記載されているスタッフには、実際のスタッフとは異なるものもあるということを知りました。
ttp://d.hatena.ne.jp/takeshito/20070112#p1

この記事では、基本的に、クレジットをタイトル会社に発注しなければならなかった時代のこととして話をされているのですが、現代のアニメでも同じようにEDクレジットが実際のスタッフをきちんと反映していないということはあるものなのでしょうか?
私自身、アニメで印象的な作画や演出を見たときにEDクレジットをチェックしてみることはよくありますので、正しくないクレジットが流れることは現在でもあるものなのか、あるとすればどのくらいの頻度であることなのかというのは、とても気になることです。
よろしければ、その点について教えていただければと思います。

確かに昔のテロップはいい加減だった様です、原画と動画は一緒くたでしたからね。

そしてよくあったのが原画担当者が二.三人しかテロップされてないけど実は弟子が第二原画みたい事をしていたというやつです。

仕事としてはそこそこやってはいてもテロップに名前が出てやっと「一人前になった」と感じた人もいるようです。

しかし現在はかなり完璧ににスタッフを載せています。

先程の第二原画担当者も網羅しますし海外の方々も分かる限り載せています。

その作品(話数)に関わったのに名前が載らないのは単なるミスかその担当者が「載せないでくれ」と申し出た場合のみだと思われます。

よくあるケースは「その仕事に納得がいかない」という場合と「拘束されていて他の作品をやっている事は内緒にしたい」という場合です。

昨今は後者が多いと思われます。

質問に対する答えはここまででここからは私の意見なのですが、放送がデジタル化されている今、デジタル情報の出ている欄に現在放送されているシーン、カットの原動画担当者が表示されるようになれば良いと思います。

技術的には可能なはずですが管理や手間は大変になるのでおいそれと導入は出来ないと思いますが、自分の提唱するマネージメントシステムを構築するにはあってほしい情報です。

本当に皆さんありがとうございます、コメントがつくと更新に張り合いが出ますね!

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「名無し」さんのコメントにお答えします ~

お名前の記入が無かったので「名無し」さんと呼ばせていただきます。

同じような内容の微妙に違う二通がありましたが一通目は下書きであろうと判断して二通目のほうのお答えをします。

まもなく25歳になる女性で、6~7年前からゲーム系(恋愛)二次創作同人活動を行っており、ときおり通販・コミケなどにアンソロ本を出したりしていますが、素人目には絵が凄く上手でもストーリーが抜群でもありませんし、特別売れている様子もありません。

本人はこの春から銀座に本社がある某出版広告企業に就職し、Webコンテンツの企画・制作を担当するそうですが、その後もこのような活動を続け画力を付けて、将来は30歳ぐらいで独立したいと申していました。

以前本人に、そんなんで飯食っていけるのかと聞いたところ、修羅場前は睡眠時間も不規則で少ないし肩も腕もすごく凝るしご飯もろくろく食べられないけど一発当てればでかいから、と言っていました。

本人は昨年まで地方在住でしたが新年から東京に転居し、現在は就職時までデザイナーだかイラストレーターだかのアシスタントをしているということです。

本人は自分では創作活動を全面に立ってやるよりは、そのような人のチーフアシスタントをしたいと言っており、ロジスティック活動をしたいようです。

お伺いしますが、こんなんで生活できるのでしょうか?

「名無し」さんのコメントは「アニメ」にも「アニメーター」にも関係のない話でしたがアニメータにも ” ありがち ” な事項だったので今回は特別にお答えしちゃいます。

まず、同人誌を侮ってはいけません、(参考文献

人気のサークルはん千万ぐらい売上を上げると聞きますし、実際私の友達が人気のサークルのお手伝いをした時持たされたスポーツバッグが異常に重いので何が入っているのか見てみると、びっしりお金が詰まっていたという話を聞いた事があります

そして、反社会的でいれば月々三万円でも「生きて」はいけます。

しかし「生活する」というレベルだとすると五万円ぐらいは必要でしょうか…えっ?信じられない?銭金とか言う番組はそんな生活を取り上げているでしょう?

未だに都心でも風呂無しトイレ共同なら二万円台のアパートはありますし年金や健康保険は老後やいいざと言うときどうなっても良いというのであれば払う必要はありません。

食べ物も昨今のデフレで自分らが若い頃よりも格段に良い物が安く食べられます。

結論を言ってしまえば「マイナーな同人誌のアシスタントでも生活できる」

です(^_^;)

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ニーズ

沢山の人に読んでもらえるようになって気になるのが「ニーズ」です。

独りよがりなことを書こうと思うといくらでも出てきて絞れません、

ですがアニメーターについての「こんなことが知りたい」とかがあればコメントで書き込んでください。

出来る限りお答えします。

秘蔵のネタも出てくるかも(笑)

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謎は解けました

コメントくださった方々ありがとうございました。

リンク先から飛んできてそして「サイト内」にリンクするからHit数が増えるみたいです。

一時的なことかもしれませんが沢山の人に見てもらえるほうが張り合いがありますね、

一度見てくださった方々がもう一度見たくなるようなブログに出来たらいいなと思いました。

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アクセス数が・・・

A ドカンと増えました・・・何故・・・?(^_^;)

以前にもあったことなのですが今回の数はちょっと多すぎで・・・

アクセス解析を見ても「サイト内」というのが一番なので、どこからかリンクしてきたわけでもなさそうで・・・謎です。

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2007年あけましておめでとうございます

気付けばHit数10000越え、ありがたい事です。

今年はもう少しまめに更新したいと思います(^_^;)

mixi始めました。このブログは仕事メインなのでmixiは私生活メインの内容にするつもりです。

どうぞよろしくm(__)m

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原因

アニメーターのほとんどが会社員ではなく個人事業者です。

所得税は入金日に天引きされますが年金、保険料、住民税は後から請求されます。

年金は加えて国民年金基金に入らないと会社員の給付率に届きませんし退職金など全くありません。

ボーナスも有給休暇も雇用保険も労災保険もありません。それらがあるぐらいに貯金をしたり保険に加入したら大変な額です。

故に平均的なサラリーマン並に生活を安定させるには約その三倍必要だと聞いた事があります。

年収300万円のサラリーマン並になるには年収900万円にならなくてはいけないわけです。

アニメーターで年収900万は可能ですが平均的ではないです。

となると多少は狡くしたたかにやっていかないと身が守れません。

大量に仕事を取って遅らせたり描き飛ばしたり、それらはプロとして許される行為ではありませんが横行している事実です。

ではどうすれば良いのか?現時点では抜本的な解決方法はありません。

ですが地味な積み重ねで優良アニメーター達は守られて来ました、それは何か?

「制作のやり繰り」です。

大変なカットを担当してくれるアニメーターは拘束したり単価を上げたりカット数を多めに勘定してあげたり、そのための財源確保、金策には本当に頭が下がります。

とある元請けのスタジオ自社の仕事が薄い時はアニメーターを繋ぎ留めるために他社作品のグロスを引き受けたりします。

しかし大半のスタジオは仕事が切れたら

「はい、さようなら」

これでは二ヶ月先の生計を立てるのも困難です。

その原因もたどってみましょう、先ず制作にアニメーターの生計を支えている実感がない事、そして自分の事で精一杯な事が上げられます。

故に以前「アニメーターをマネージメントする」という立案をしました、しかしこれも即効性はありません。

ですから制作の方々、アニメーターの生計を考え配慮することは最終的に「自分の為」だと言う事を忘れないでいて下さい。

それともう一つ、制作の地位向上も考えて下さい。

アニメーターが年収1000万円もらっているのに自分達は300万円では相手を思いやる気持ちになれないでしょう。

そしてある意味、思いやる気持ちと実務を分業化する「マネージメントシステム」を確立して下さい。

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お久しぶりです

お久しぶりです、何とか書き込む気力が復活してきたので久々の書き込みです。

最近、制作に対する不信感が高まるような出来事が多くへこんでおります。

自分を防衛するためにはかなりしたたかにやらなくてはと改めて痛感しました。

これを見ている制作の方々

「こいつ、小狡くやっていやがる」

と思うアニメーターがいたらその原因の半分は自分達もしくは先人のせいだと思って間違いないです。

詳細な「原因」についてはまた今度書きます。

**********************

竹熊健太郎氏が敬語で書き込むと炎上防止になるとラジオで言っていたので敬語で書き込む事にしました。

今後ともよろしくお願いいたします。

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忙しいと

やっぱり更新は滞ってしよう。

ネタはない事はないのだか文章を書く作業というのは骨が折れる。

普段若い衆が「忙しい〜」などと悲鳴を上げていると、

「忙しい?良い事じゃないか。」

と言っていたものだがさすがに自分も「若者」というには憚られる年齢なので忙し過ぎるのはしんどいかなと思う今日この頃(笑)

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「にう」さん&「匿名希望☆」さんのコメントにお答えします

再び「にう」さんからコメントをいただきました、ありがとうございます。

一方、映像に関して問題なのは「YOU TUBE」はとても気軽にみれる一般に認知されている存在だということです。
立ち読みできない本は確かに売れないというのは、そうだと思います。が、雑誌は立ち読みOKで、コミック等はほとんどカバーがしてあり立ち読みできないようになっていますよね。出版業界(特に小説等の作家、団体)は古本業界を訴えつづけているとライターの知人に聞きました。

確かに「YOUTUBE」は気軽すぎかもしれません。

GyaO [ギャオ] のような簡単な登録制だとマーケッティングが取れていいですね。

私はコミックスにカバー反対派なのですが、商品を汚される店の立場に立つとそうも言っていられない所もあります。

ですので一部のツタヤとかで実行している「立ち読み用」を用意される事を望んでいます。

それを「YOUTUBE」の問題に置き換えると

「『YOUTUBE』は元々ちょっと見(立ち読み)専用」

だと思います。なぜならほとんどが「低い解像度」だからです。

あれをハードディスク等に保存して満足するマニアはまずい無いでしょう。

後、作家の方々が古本業界を訴え続けていると言うのは

「半分本気、半分ポーズ」

だと思います。

なぜなら作家ですら、いや作家だからこそ古本屋を多く利用してるのではないでしょうか?

「古本として売れても印税が入るべきだ」と本気で思っているのではなく

「古本として売れても印税が入ればいいな」ぐらいの気持ちなのではと察します。

ただ、消費者側に立ちすぎなんじゃないかなと思うんですよ。知的財産権等を明確にしていかないと作家性のようなものは生まれにくくなっていくのではないでしょうか

結論を言ってしまえばそういう事になりますかね、自分的には

「損して得とれ」と言いたい処です。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

「匿名希望☆」さんからもコメントをいただきました、ありがとうございます。

しかしやはり今の絵で新人に動画枚数要求するのは酷だと思うけどね。20年前とは違うと思う。夫婦で一話の動画を丸々やるとか、今はきついんじゃないかな。最近じゃ全然聞かなくなったし。
あなたが新人時代どうだったかは知りませんが、もうちょっと歩み寄れよと。若いんだし、かわるかもしれんでしょ?

じゃあ日に20枚描いてくれればOK(笑)と言うわけでもないんですが、最近の新人の傾向なのかやる前から諦めちゃう人がいるんです。

飲まず食わずで徹夜してやっと

「10枚上がりました!」

って言うなら一枚500円ぐらい出してやれよと制作に圧力もかけられますが、

日に1.2枚上げて九時五時で帰って

「ひどい労働環境だ!」

と言う輩がいるんですよ、マジで(笑)

笑い話はこのへんにして(笑)「クレヨンしんちゃん」だったら200円「ガンダムSEED」だったら400円という格差は必要だと思います。自分が新人だった時にもそういう区別は出来ていたんですがねぇ・・・

何やっても一律200円とか言う制度は廃止すべきだと思いますよ。

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「にう」さんのコメントにお答えします

「にう」さんからコメントをいただきました、ありがとうございます。

アニメーター20年やってます。
アメリカにおいての日本アニメのDVDの売り上げが最近がた落ちしてるのは(確か前年比4割減)、この手のサイトが増えたせいだと聞きますが、日本でも同じことが起きるのでは?(起きているのでは?)
ウィニーの件もありますし。周りにもいますしね。。。

順にお答えします、

日本アニメのDVDの売り上げが最近がた落ちたのはこの手のサイトのせいだとは思いません。

なぜなら、以前音楽の方でこの手の違法行為があった際、実際マーケッティングをとったところがあったらしく、その結果によればネットを使って違法に音楽を集めている人たちの多くはは、

「元々CDを買わない人たち」

であったそうです。

ソフトを買い控えてネットで収集と言うケースは少数派であるということです。

情報の出所の信憑性が気になりますが、確かラジオで聞いた事項なのでネット上の風説よりは多少信用できると思います。

ゆえに売り上げが落ちた原因は単に「飽きられたから」だと思います。

自分の仕事が見たければ白箱でいいのでは?評価は周りの人間なり売り上げなり掲示板なりで。BROGで聞くなり。
YOU TUBEが広まったとしても評価が聞けるのか疑問です。

ネットに落ちていると言う事は白箱等を見るよりお手軽度が格段に高いです、

ブロードバンド環境にあることが大前提ですが最近はどこのスタジオも導入されているので安心です。

それに、たとえば友人に

「この間やったやつがいい出来でさぁ、是非見てよ」

と言ってもWOWOWであったりUHF局の深夜枠だったりすると

「俺んちじゃ見れないから」

と見てもらえません。

是非見てよと言うのは

「その人の評価がほしい」

と言うことに他なりません。

ソフトを手渡しして観てもらうのも押し付けがましいし・・・

ネット上だとメールに軽くURLを貼り付けておけばワンクリックで観れます。

私は「YOU TUBE」を動画(ムービー)の「立ち読み」だと思っています。

立ち読みされない(出来ない)本は売れませんよ。

それよりは企業タイアップのバンダイチャンネルなりUSENのテレビもあるわけですし、こちらを勧めては?こちらは当然違法ではないわけですし。

「YOU TUBE」に特定したのがまずかったと思います、にうさんの言われるようにバンダイチャンネルなりUSENのテレビが「YOU TUBE」的な方向性に(膨大な数、幅広いジャンル)シフトしてくれることを望んでいます。

確かにアニメーターとしてはメリット大きいですけどね。地方局の仕事とわかって取っている仕事なのでしょう?

それはその通りです、ですので最近はメジャーな作品をするよう心がけております。

見てほしいのもわかりますが、営業に支障をきたしかねないことを短絡的に勧めるべきではないと思います。わたしは現時点では「合法にするべきでない」と思います。DVDも売れなくなったらどうやって回収するのか。打開案がでるのかわかりませんがもうちょっと見守っていこうとは思ってますけど。

確かに『現時点では「合法にするべきでない」』というのは正論です。

とにかく法整備、各国の著作権に対するモラルの向上、が急がれるかと思います。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

「にう」さん、コメント本当にありがとうございます。

このようなやり取りがしたくてブログをはじめたので大変うれしいです。

これからも宜しくお願いいたします、

「炎上上等」ですので(笑)

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腹立たしい記事 ~その3~

まただ、

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20060828/108714/

まったくどういうつもりなのか、「無策が生んだ若手不足」だと?

策が無いのは日経の取り扱い方だろうに、

『 日本動画協会の山口事務局長は「この業界でも1000万円以上稼ぐ人材がいるのだが、残酷話ばかりが広まり、人材確保や育成などの対策は進んでいない。このままでは国を挙げて振興を図っている中国や韓国に逆転されかねない」と危機感をあらわにする。』

そんな話を何べんしても新人が寄り付こうはずも無い、もっと具体的に誰がどれだけもうかっているかを取り上げないと誰も信じない。

個人の稼ぎを公にすることでライバル関係にあるアニメーター達が「あいつはそんなにもらっているのか、俺はあいつより仕事が早いし技術も高い。もっともらっていいはずだ!」と言う気持ちを煽り、さらにクライアント側にも「○○○○の作監さんはこのぐらいもらっているそうです、同じクオリティを望むなら同等かそれ以上必要です」と交渉のたたき台にもなる。

所詮、広告代理店のプロパガンダなのか、本当はアニメーターの収入が上がると困るのではないかと邪推してしまう。

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愛すべきダメ人間と憎むべきダメ人間 ~その2~

自分のダメな面と葛藤し"負ける"も良い物を仕上げる、愛すべきダメ人間達・・・

私が好きなアニメーター&演出さん達のその例を上げてみよう。

「働くぐらいなら貧乏でいい」と言っていた○藤さん、

あなたはダメです、ダメ人間です。

でも本当は私もそう思っています(笑)

愛すべきダメ人間。

高校時代にむかつく教師を縛ってバイクで引きづり回した○○さん、

あなたはダメです、ダメ人間です。

でも本当は私もムカつく奴はそうしたいです(笑)

愛すべきダメ人間。

メカデザインをしていた○垣さん、

あなたは帰省した時友人から「お前今売れっ子なんだってな!一枚描いてよ!」と言われて「描けねーよ!」と返したあなた、「何で?」との問いに「だって今ここにキャラ表ねぇんだもん」 ・・・

あなたはダメです、ダメ人間です。

でも私も自分がデザインした物でもそらでは描けません(笑)

愛すべきダメ人間。

○○さん、あなたは昔いっしょにファミコンをしていた時、左上に出るE,W,S,Nの文字を見て言いましたね、

○○さん 「あの文字何?」

私 「方角じゃないですか」

○○さん 「なんでEとかWが方角なんだよ」

私 「イーストとかウエストとか・・・」

○○さん 「なにそれ?」

私 「・・・」

その横でやりとりを聞いていた同僚の方に散々馬鹿にされていましたね・・・

あなたはダメです、ダメ人間です。

でもその時あなたは「アニメーターは絵が描けりゃいいんだよ!」と言っていましたね。

私もそう思います(笑)

愛すべきダメ人間。

そんな人たちの手によって日本のアニメーションのクオリティは保たれています。

ああ、なんて素晴らしい。

心底そう思います。

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かなり久々の更新だった、毎日50ずつぐらい確実にHIT数を増やしていると言うことは固定客が50人と言うことか(笑)

気長に見守っていただけるとそのうち興がのって沢山書くかも(^_^;)

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愛すべきダメ人間と憎むべきダメ人間 ~その1~

アニメーターというかアニメ関係者はダメ人間ばかりと言っても過言ではないぐらいダメだ、

心底まともだと思える人間は1%ぐらいでそこそこまともだと思えるのが10%ぐらいか・・・、

かくいう自分もダメ人間だと思う。

しかし私はこう思う、

「ダメで良い、むしろダメぐらいで丁度良い」と。

例えばアニメーターの多くが社交性に乏しいダメ人間だ、しかし内にこもるという性格は絵を描く事においてはプラスに作用する。

一般人が口や文章で表現できる事が絵描きにはできないから絵で表現する様になる。

かなり好意的な解釈だと思われる方も多いと思うが例えばこうだ、

内向的で自分に自信の無い絵を描くことを趣味にしている少年がいたとする、そんな彼に好きな女の子出来ると、勿論告白したり打ち明けたりせずその女の子の似顔絵なんかを描いたりする。

正直それくらいならまだ健全な方で二次元の女の子にしか萌えず現実の女性には関心が無かったりするのが現実だったりする(笑)

ダメだ、ダメ人間だ・・・

しかし、絵は上手くなる。

自分の描いた美少女はご機嫌など伺わなくてもいいし、どんなエロいポーズでもとってくれる。

ただそれには技術が必要である、変な絵では萌えられない。下手な絵で萌えられるのはかなりマニアックな方でそれはそれでかなりダメ人間なのだが・・・(笑)

アクションの作画が得意なアニメーターが実際のアクションが得意なわけは無くむしろ運動音痴であるほうが多い。

本当は暴れたいようなフラストレーションを絵にぶつけるからはじける、動きに切れが出る。

ダメなことをプラスに、これぞ絵描き、これぞアニメーターと私は思う。

しかし!ここからが肝心!!

ダメであっても良しとされるのは技術が高いから、高くなったからこそ許される事、絵が下手で技術の低いアニメーターは本物の「ダメ人間」だ。

絵が下手なのに挨拶も出来ない奴はダメだ

レイアウトもまともに取れない奴が時間を守らないのはダメダメだ

そんな低技術なのに制作ともめたりギャラに不満を言ったり仕事が少なくなって「何故だ?」とか言ったりするのは「ハイパーダメ人間」だ(笑)

昔、自分がまだ動画を始めて一年目だった頃、先輩の○岡さんがこういっていた、

「君の師匠は絵が下手な人を極悪人みたいな言い方をするが、絵が下手でも良い奴は良い奴なんだけどなあ」

そりゃそうだ、とそのときは思ったものだったが、程なくして生まれて始めての「打ち上げ」参加することになった。

そこで同席したとある作監の方に師匠はそんな人だと話をすると、

「それはそうだ、絵を描く商売なんだから絵の下手な奴は悪人だよ」

なんと、それがこの業界の総意なのかと打ちひしがれたものだった、たった二人の意見なのに(笑)

でもそれから18年った今すっかりその意見染まった自分がいる、

絵が下手で技術の低いアニメーターは本物の「ダメ人間」だ、

「憎むべきダメ人間」である。

憎憎しいのは精神衛生上良くないのでこのぐらいにしておく、

次は「愛すべきダメ人間」について語るとしよう。

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またHIT数がドカンと増えた、限られた身内にしかURLを教えていないのに何処から広まったのか・・・?

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アニメーターをマネージメントする 〜その3〜

アニメーターを拘束しても仕事を切らさず出し続けるのが困難な場合がある、

キャラデザ総作監として招いた人にシリーズの原画を描かせるのも何だし(笑)傾向が違う作品を持たせるわけにもいかない。

そんなこんなで1,2ヶ月手を空かせてしまう事もありうる。

アニメーターによっては楽で良いと思う人もいるかもしれないが(ちなみに私は真逆で当てにしてもらえないのかと憤る)制作としては勿体ないと感じてしまうだろう。

そんな時必要なシステムが「レンタル移籍」だ。

中堅作監のスケジュールが一月半空いたとする、一月半と言えば平均的な作監のスケジュールだ、そして作監が足りなくて困っている会社はゴマンとある(笑)そちらに貸出す様な型をとるのだ。

ここでいくつかの疑問を持たれる方もいるだろう

「そう言った事は各社の制作間で話し合ってすべき」

と思われた方、より多くの情報を持ち仲介役に徹したマネージャーの方が適任だと思えないだろうか、

「手が空いたなら原画でも何でも好き嫌い言わすな」

正直自分もそう思うが(笑)乗り気でない事をさせると人間関係で問題を起こしかねないしモチベーションも下がる。(10月の書き込み 『モチベーションと「合う」「合わない」 ~その1~』 参照)

「とりあえず押さえるというのが良くない」

もちろんそうだし、させる事もないのに人材を押さえるとスタッフじり貧の会社は干上がってしまう、

しかし準備中の作品が60%以上決まりかけていたら押さえるのは当然だし、泣く泣く手空きにさせてしまった時このシステムが生きるのだ。

「レンタル先にスタッフを盗られるのでは…」

だからこそ中立であるマネージャーが必要なのだ、そのマネージャーがルール違反を起こし、ある一定の会社を優遇する様であれば契約者(担当アニメーター)が離反し干されて自滅するだろう。

総括として言いたいことは「限りある資源を大切に」という事と「金銭(社会的地位)の向上」という事。

アニメーター達が「こんな条件(値段)ではやれない」と人を介してながらも強く言えるようになり、クライアント側がその相談に乗り微量なりとも条件(値段)アップすればその連鎖が起こり「億を稼げるアニメーター」が誕生する、ここでもう一度言わせて貰う、

「結論から言って、今急がれるのは新人のギャラアップではなくスターアニメーターのギャラアップなのである。 (11月の書き込み 『腹立たしい記事 」』 参照)」

私は自信を持ってこのシステムを推奨し賛同者を待つ。

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この話題はひとまず終了し又いい案が浮かんだときにでも再開しよう。

次の話題、たまには予告とかしてみる(笑)

「愛すべきダメ人間と憎むべきダメ人間」

続く(笑)

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アニメーターをマネージメントする 〜その2〜

金銭アップはもちろん「マネージャー」であるからには仕事をとって来たりスケジュール管理もする。

現状、アニメーターの仕事はありすぎるほどある、その中から自分に合った作品を探し出すのも大変だし、「潜在的注文」も数限りなくあるはずだ。

マネージャーは営業しつつアンテナを張り巡らし担当アニメーターのために無駄な情報は省き、有益な仕事のみをチョイスさせるフィルター的役割を担うのだ。

そして制作との間に立つクッション様な役割。

連絡の不行き届きは揉め事の種だが業界にはありがち、さらに制作が新人でアニメータが口下手な小心者だったりするとただただ作業が滞り立ち行かなくなる。

正確な数字ではないが今の制作進行達は4.50%が新人だと思う(体感値)。

デスクなどがちゃんと管理、教育してくれている会社は良いが大抵は出来てなく現場に迷惑をかける。

アニメーター達はそう言ったストレスからも身を守らなくてはいけない。その為にも仲介役「マネージャー」が必要なのだ。

私がここまであげた意見全てにおいて「個人の自己管理でやるべき」という方もいるだろうが答えは「NO」だ。

アニメーターは絵描きであり役者でありカメラマンであるが商売人(営業)ではない、過去に絵描きが営業まで担って大失敗した例がある、「手塚治虫」だ。

個人的な失敗ならまだしも、現在の問題「アニメーターの低賃金」の基盤を作ってしまった、そんな過ちを何度も繰り返すのは愚の骨頂だ。

ただ営業が好きで交渉力があるというアニメーターなら話は別だ、野球で言うところの「プレイングマネージャー」みたいに選手(アニメーター)兼マネージャーなんていうのもありだと思う。

しかしそうするのならアニメーターの仕事は減らすのが前提だ、手塚治虫の轍を踏まないために(笑)

あと、徒党を組むと以前書いたが適切ではなかった、団体になった方が良い言う意味であったのだが、団体を組むメリットはまだある、「レンタル移籍」だ。

長くなったので続きは次回(笑)

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アニメーターをマネージメントする ~その1~

年収500万以上のアニメーターは正直かなりいる、

ゴンゾ、ボンズ、IG,マッド、ここの拘束組みはほとんどがそうだと思われる。

マネージャー一人につき20人担当というのも大変そうで大変でない(笑)

拘束アニメーターのギャラ交渉であれば一人につき年2,3回あるかないか、3月ごろの年度末に集中するかもしれないが一人当たりの交渉に、1時間以上はまずかからないので問題ないと思われる。

自分は過去に仲間や知り合いのマネージャーとしてギャラ交渉をした経験があり、その感覚での話なのでそこそこ信憑性はあると思う。

逆にマネージャー専業なら時間に余裕すら出来るのではないかと思っている。その空いた時間は担当アニメーターの特性を研究したり各社の情報収集などをする、そしてギャラ交渉と同じぐらい重要な税金や健康保険の管理をするのだ。

このブログをご覧のアニメーターの皆様、税金や健康保険の管理がギャラ交渉と同じぐらい重要な事だと思っていないということは無いだろうか?

毎年2~3月にある確定申告である程度所得税が帰ってくるのはご存知であろうが、上手くやれば所得税全額還ってくるのだ。もし住宅を購入したりしていたらほぼ確実に全額還って来る。

とあるアニメーション監督はそのことを知らず、100万近く還ってくるであろうところを20万しか貰わなかったという例がある、これは手痛すぎる。

国民保険料も所得額に応じて決まるので所得が少ない(経費が多い)申告を心がければ多く取られなくて済む、細かい額はパッとは出ないが自分の10年前と今を比べてみると年間10万は確実に違うと思われる。

ここでもう一度シュミレーションしてみる、

年収500万円のアニメーター、ギャラ交渉により75万円アップ

還付金が4割返還だったところ8割還って来たとして23万円アップ

保険料細かい計算式が分からないのでかなり大雑把に5万円アップ(笑)

ざっと103万円マネージャーを立てたことでアップする。

ちょっとした数字のからくりは置いといて(笑)そのアップ額の4分の一ぐらいマネージャーに報酬として払ってもお得感はあると思う。

さらに考えを進めれば、マネージャー個人営業だと何かと不便かもしれないので何人かで徒党を組み「マネージメント会社」を設立するというのはどうだろうか?

反論をコメントなどで頂きたいところだがアクセス数は最近頭打ち・・・

つづく・・・か?(笑)

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あけましておめでとうございます

HIT数がドカンと増えて恐縮しております。

コメントを下さった方々、ありがとうございます、確かに「コンビニの~」は文脈上おかしいかな?と気になっておりました、ちなみに私はアニメーターになる前、学生だったときコンビニで店員のバイトしておりました、色々なバイトを経験しましたがコンビニの店員が一番楽しかったです。

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ここ最近特に言いたいことが無かったのと忙しかったのでめっきり更新が滞っていた。

それに最近自分寄りの意見も増えて来たようにも思うし、2ちゃんねるのスレッドで

【仕送り停止】社会の底辺アニメーター【13ヶ月目】

というのがあり、ここで登場する「そこそのアニメーター」という人の意見が「これ俺?」と思うぐらい言いたい事が人に言われてしまっていたのも更新停滞の原因かとも思う。

しかし、この「そこそのアニメーター」さんも少し語っていて自分的にはもっと掘り下げて欲しいことがあったので更新をした。

それは、「アニメーターをマネージメントする」ということだ。

以前も少し触れたが(アニメーターの資質 ~その1~「人間関係」のあたり)アニメーターのほとんどがフリー(個人事業主)なのだから営業面も大切だということ、中堅以上になったらこの要素のみが重要だといっても過言ではない。

とかくアニメーターというか「オタク」は人と接する時に下手に出る、というか日本人気質なのか?「自分は大した事無いです」的な発言を多く聞く。

単刀直入に言わせてもらえれば中堅以上のアニメーターは十分に「大した者」だ、自分たちのしてきた事を過小評価してはいけない。しかしながらやはりアニメーターというか「オタク」は「俺はスゲーぞ!」とか思いつつ安いギャラを提示されても交渉したりしない。ここで釘を刺しておくが能力の低い人間が「こんなギャラではやれません」とかいうのは論外だ。

以前は皆に自分の凄さをアピールしてギャラを上げてもらえばいいのにと話していたが、多くのアニメーターと話をしているうちに、そういうことは本人にやらせるより「代理人」を立てたほうがいいと気づいた。客観的に能力を把握して売り込む「マネージャー」だ。

依然単価仕事が大半のこの業界だが「拘束」というのがここ近年かなり多くなってきた、そういった拘束組みはマネージャーが必要不可欠だと思う。

ここで問題になってくるのは「中間マージン」だろう、ただでさえギャラの安いこの業界、その「マネージャー」にいくらか取られていったらやっていけないという意見をよく聞く。

しかしどうだろう、今の年収を15%以上上げるよう交渉して成功するマネージャーにはそのうちの5%ぐらい与えてもいいのではないだろうか。

すこしシュミレーションしてみる、年収500万円のアニメーターがマネージャーの交渉により575万円にアップし、その報酬25万を受け取る。マネージャー専業であれば20人ぐらい受け持つことは可能であろうからマネージャーの年収も500万となる。

ここで「20人受け持つのはしんどくないか?」とか「年収500万のアニメーターが何人いる?」という意見が聞こえてきそうだが、続きは又後日(笑)

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腹立たしい記事 ~その2~

この記事の何が腹立たしいか、アニメ業界が新聞マスコミで取り上げられるときは「賃金が安い」ということに決まってしまっているからだ。

ビジネススタイルというHPでプロダクションI.Gの石川さんがアニメーターに年収1000万払ったという記事はあったが読売新聞の半分も人目に触れないだろう。

第一、単価仕事で稼いでいた私の師匠や先輩の長○さんは1000万円どころか2000万以上もらっていたはずだ、そんなことは私のブログ以外誰からも聞いたことがない。

しかし事実なのだ。

メディアはもっともっと稼げているアニメータを取り上げるべきだ、それが超少数派だったとしても絶対的に存在するのだから。

*   *   *   *   *   *   *   *   *

新人の件で誤解があったらいけないので書いておくが、そういった新人は来なくてよいと思っている訳ではない。

とりあえず1.2年かけて基礎を学び確実にかせげる下地を作ればいい。そこからがスタートだから。

早い人なら半年かからない事かもしれないし、そのスタートラインに立った時点からはギャラの事をどうこう言う権利が生まれると思う。

しかし、アニメ業界に入ろうor入った新人の多くはニート同然でアニメ業界の厳しさをなめてかかっている者が多いことは否めない。

この業界は「覚悟」して入ってくれば多少の苦難は乗り切れるし、一般サラリ-マンぐらいには稼げる。マスコミで取り上げられる低収入なアニメーター達は自分の「アニメーター能力」が低いことをもっと恥じて欲しい。

アニメーターに必要不可欠な能力として「早く描く」という事がある。

統計がとられていないから断言は出来ないが多くの有名アニメーターが新人だった頃、少なくとも 日に2.30枚は描いていたはずで、そうでないアニメーターは有名になっていないと思う(笑)

それが出来ないアニメーターは短編フィルムとかを作る「アニメーション作家」を目指した方がいい。

アニメは複数の絵を描いて始めて成立する、その複数の絵を描くのに2日も3日もかかっていたら「アニメーター能力」は確実に低い。そういった人間が人並みの給料とか言い出しているのだ、そういう方々はどうぞコンビニの店員にでもなってください。

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腹立たしい記事

労働時間多く・年収少なく、アニメーターの実態調査

俳優や歌手、スタッフなど、芸術関係の団体71組織でつくる芸団協が5年ごとに行っている調査。今回初めてアニメーターを対象に加えた。307人に調査票を配り、83人が回答した。
労働時間は1日平均10・2時間で、月間労働時間は推計250時間となった。一方、平均年収は100万円未満が26・8%、100万円以上200万円未満が19・6%、200万円以上300万円未満が18・6%と、3人に2人は300万円未満だった。
中でも、原画を基に絵の動きを描く「動画担当」のアニメーターは出来高払いが8割を占め、1枚あたりの報酬は平均186・9円。年収は100万円未満が73・7%を占めている。
仕事については78・4%が「プライドを持っている」と答えたが、報酬については49・5%が「納得のいく額ではない」と回答。失業補償や年金についても9割近くが「十分でない」と答えている。
芸団協の大和滋・芸能文化振興部長は「回答数は少ないが、現場の声を聞くと実態をかなり反映している。待遇改善が重要課題」と話している。
(読売新聞) - 11月1日0時56分更新

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結論から言って、今急がれるのは新人のギャラアップではなくスターアニメーターのギャラアップなのである。

新人動画マンなんて「凡フライも捕れない野球選手」みたいなもので、実際そんな野球選手がいたら「そんな奴に給料やらなくていいぞー!」というヤジが飛ぶだろう、

つまりはそういう事なのだ。

フライは捕れない、かすりもしないバッティング、ダイヤモンド一周するのに30秒はかかる、ストライクゾーンはおろかバッターの方向にすら行かないコントール、そんな「プロ」なのだ。

そいつらが人並みの給料よこせなんて言うのは10年早いと思う人が大半だろう。

新聞が叩く事によって近い将来、一日に三枚ぐらいの動画を描いて月収15万円なんて事になるのだろうか?

そうなったら日本のアニメ業界はアメリカみたいにテレビシリーズは自国のみでの生産不可能と言う事になるだろう。

新人のギヤラが安いのは役者やお笑い芸人も同じはず、では何が違うのか?

頂点、トップに立つ者が違うのである。

お笑いの頂点に立つ人は長者番付に載るぐらい稼げるし、役者はハリウッドでスターともなれば青天上だ。

だから貧困の中でも夢が見れる。

辛いトンネルを長い間走り続けられるのだ。

とりあえずI○の○瀬さんは年収5億、○ッドの○部さんは1億ぐらいはもらってください。

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補足&詳細 ~その1~

ここまで書いてみて思ったこと、説明不足だったことを書いてみる。

  1. まずはテーマを設けて書くのはいささかしんどいかも、()この方が書きやすいかなと思って始めてみたが、書きたいことを制約しても得が少ないと思い始めている。

    これからは「つらつらと~その1~」みたいな、まんまパクリのサブタイでもつけて()自由に書くことが多くなると思う。

  2. とにかく、他では書かれないような「アニメーターはいい職業」というスタンスで書き続けようと思っていたがなんか変な方向に来てしまった()

    いや、ほんとクレイジーキャッツじゃないけど「アニメーターは気楽な家業ときたもんだ」と真剣に思っている()詳細は後日。

  3. 私の師匠はいったい誰か?同世代のアニメ関係者、アニメファンなら察しがつきそうなので公表しない、本人の名誉に関わる事をこれからもいっぱい書くつもりなので絶対に明かさない()

  4. 少しでも直接的関わりがあった方は名前を伏せさせていただいているが、まったく面識、関わりがない方は実名になっている。

  5. 私は半拘束料を大手二社からもらっているが、いかんせん手薄になることが多い。これはいったいどういうことか?妻子持ちだから気を使っているのか、絶対的な信頼を持っているのか、はたまた金が余ってしょうがないのか?

    どれも違うと思うが・・・私はとにかく毎週にでも「TVに名前が出る」状態が望ましいと思っている。キャラデザ総作監は毎週名前が出るからそれらになりたいのかとかと思われるかもしれないが違う、毎週各話作監がしたいのだ。「手が遅いから無理だろう」と制作は言うかもしれないが、今まで私は「この量をこなすのは不可能」と思われたものをこなす度にレベルアップしてきたと思う。今のままではレベルが下がってしまいそうだ。(いや、もう下がってしまったかも・・・)

    毎週各話作監をしようと思うと作品数が限られる「拘束」はやめた方がいいかもしれない、私は今の収入が三分の二になってでも毎週各話作監がしたい。

    拘束をやめたいときはやはり「辞表」とかを書くべきなのだろうか?

  6. 正直私は30カットぐらいならレイアウト原画込みで一週間あれば出来る(カット内容にもよるが)それを一ヶ月かけてもいいなんて言われたらモチベーションが下がって一ヶ月以上かかってしまう()

    いや、マジで。

  7. モチベーション問題で一番言いたかったことは結局「制作への『喝』」なのだ。言葉を選んだせいか言いたいことの半分も表現できていない。これからは手加減抜きでいこうと思う(笑)

  8. 「人間関係」について、結局言いたかったことは「アニメ業界は駄目人間の巣窟」ということ(笑)しかし「愛すべき駄目人間」と「憎むべき駄目人間」がいる。詳しくは今後語ることにしよう(笑)

  9. 私自身の名誉の為言っておくが「面倒くさがり」なのは「原画を描くこと意外」であってその当時はそれなりに月産70~80カット原画は描いていた。

  10. キャラデザはド新人でよいという件について、過去の実例をあげると「エルガイム」の永野護氏「マクロス」の美樹本晴彦氏がいる。

    私が好きなキャラデザイナーが元漫画家だから主張するということもある。

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アニメーターの資質 ~その3~

作監の資質、才能とは何だろう、

よく作監で内容が良かろうが悪かろうが全て直してしまう人がいるが、正直そういう人は作監をする能力が高いとはいいがたい。

皮肉に聞こえたら申し訳ないが、それだけ技量があれば300カット原画描いて原画料120万円作監料20~30万円、計140~150万円貰った方が得だし、下に絵が無いと描きづらいと言うならコンテの拡大コピーを使えばいい。

アクションものでなければ300カットを超えることはあまりないし、ラフのみ描いて2原は他人に任せるという手もある。

ではキャラデザはどうか、原画が上手く、作監能力も高ければなって良いものか、

答えは否である。良い作監の多くはキャラ似せ、デッサンの正確さには長けているが、独創的で魅力あるキャラ作りとなるとまるで駄目という人がほとんどだ。

ではどういった人がキャラデザインに向いているか

漫画家もしくは漫画家を目指していたアニメーターが望ましい。

これはド新人でも良い、要は魅力あるキャラが描けるか否かであるから多少のデッサン狂いなどは現場のアニメーターが直せば良い。

そういった資質を見極めるためキャラデザインオーディションはもっと間口を広げるべきであろう。

各社そのような努力を怠ったために現在のように(どの作品も同じようなキャラ)なってしまったといっても過言ではない。

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アニメーターの資質 ~その2~

では自分にアニメーターの資質、才能があるのかと問われれば結構はっきり

「ない」と言える(笑)

自分に有ったのは「しつこさ」と中傷に対しての「負けん気」

この業界に限ったことではないが才能のない者いくらが努力したところでたいした成果は上がらない、才能がある者が努力して報われるのだ。 しかしどの才能がどう作用するかは本人の強い意思が絡んでくる、

自分の場合描画能力は低いし動きのセンスもない、しかし勝つまで止めない「しつこさ」と、あいつは辛くて稼げないから逃げたと中傷されるまい、という「負けん気」、

これが身を助けたと思う。

それともう1つ重要な要素があった、

「面倒くさがり」

数年前まだゲーム業界が全盛だった頃、ゲーム業界への転身を考えたがいかんせん 面倒くさい(笑)

ゲーム会社に持ち込みようのイラストを描こうかと思っても面倒くさい(一銭にもならないし)

もし上手くゲーム業界に入れたとしてもまたそこで新たなことを一から覚えなければならないと思うと面倒くさい(笑)

でも結果今日の自分がアニメーターとしてやって行けているのはそれらがあったからなのである。

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アニメーターの資質 ~その1~

アニメーターの資質、素養、絵が上手ければ全てOKかと言えばそうではない、

先ず自惚れられる絵が描けて、他人からも評価される、そして他人より早く、多く描ける事、動き(演技)に興味がある事。

そして「人間関係」である。

この業界には「なんでこの人がキャラクターデザイナー?」「こんな画力で作監なの?」なんて人がほとんどだ。人間関係に趣を置かず、日々もくもくと作画のみを続けて作監キャラデザになった人の話はあまり聞かない、数上がる人を作監するケースは多いかも知れないがそれは当たり前すぎるので割愛させて頂く。

私が「この業界は人間関係第一」といい張る最大のポイントはまず「常識的であれ」ということ。

それを踏まえた者が他より優位に立てる、という事は多くのアニメーターはいかに常識が無いか、普通の問い掛けに普通に答える、それが出来ないと仕事を任せていいものか演出、作監、制作、みな不安だし多少の上手さなら見送ってしまう。

自分の身近な例で言えば、若手で量は描けないけどソコソコ上手いアニメーターに作監補的な仕事をしてもらった事があり、もちろんその次のステップとして各話作監を薦めたが、作監補で懲りたのか断られてしまった。

少し月日が経ってからまた頼んでも駄目だったし、一年ぐらい経っても断られた。

よくある価値観で言えば「原画マンは作監になりたいもの」だし、経験不足で失敗したなら経験を積めば良い、それすら放棄するのならどうアプローチしたものか困ってしまう。

そんなことをしているうちにその人に作監をさせようと言う話は流れてしまった。

私の知り合いアニメーター達は作監になるまでに結構時間がかかった人が多く、その人達に共通するのはやはりそういった社会性の無さが共通していると思われる。

では逆に早くから作監になれた人はどうだったか思い出してみても一般的レベルの社交性を持ち備えていた。 私達の時代、90年代という時代的背景も大きいとも思うが今後アニメ業界が80年代(アニメブーム)のような事にはまずならないので考慮しない(笑)

私が師匠から教わった事の多くは「時間を守れ」とか「年長者に失礼の無いように」とかであった。それらは合点のいくものであったし、それが守れている時は大きな問題が起こらなかった。

ただ一つ問題だったのはそれら言った事を師匠本人が守れていなかったという事だ(笑)

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モチベーションと「合う」「合わない」 ~その3~

3.4年前、とある同世代のアニメーターに自分が作監をしている作品の原画をお願いした事があった。

それなりに信用していたからお願いしたのだが、上がって来た原画はいわゆる「とばした原画」だった。

その人は作監メインで仕事をしてはいたものの「原画を描く方が楽しい」といっていた。

なのに、何故 ・・・ そう「合わなかった」のだ。

その人は懇願されると断れない性格なのは知っていたが、その仕事を取って「自分の価値を下げる」ような事は15年以上のキャリア持つ人間はやってはいけない、

お互いに・・・

モチベーションを高く保ち続ける事は本当に難しいと思う、

正直、今、自分のモチベーションは最低で制作には迷惑をかけていると思う。

が、モチベーションが下がらないよう腐心しても上がるように努力はしない、

何故ならこの商売は「釣り」だからである。

魚がいなければ釣れない、無い袖は振れないという事だ。

釣り場には行く、ただそれだけだ。

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モチベーションと「合う」「合わない」 ~その2~

先輩の○岡さんは私と一緒の部屋で働いていたときは、物凄い集中力で20時間ぶっ通しで働いたりしていた、っと言うか私が居眠りしてしまった4時間の間に寝てないとしたら24時間働いていたのかも知れない。

スケジュールに追い立てられていたとはいえ、それを連日繰り返していたのだから信じられないパワーである。

そんな中、手持ちの仕事が義理で受けた「劇場版○国○」だけになった事がある。

するとどうだろう、あんなにパワフルだった先輩は机に向かう度「やりたくない…やる気が起こらない…」と泣き言を言い一日中ファミコンをしただけで帰ってしまった事があった。周りからは「そんな仕事とらなければ良いのに」と散々言われていたが本人曰く「ずっと断り続けると(そこの制作会社から)仕事来なくなっちゃう」と・・・

粘り続けた制作は受けてもらえた瞬間は良かったかもしれない、だが上がりを出してもらえないなら受けてもらえないと一緒だ、

業界はこの「やる気」バランスが逆の人達が主流(笑)だというのに、これはもう有効な資源の無駄使いとしか言いようがない、金をドブに捨てているようなものだ。

制作は自分達のギャラが安いとか、寝る暇がないとか嘆く前にこういう人材を生かすことを考えるべきだ、「デスク、プロデューサーレベルの話だ」と言うかもしれないが出来上がったコンテから作業範囲を決めるのは大半が進行の仕事になっているはず。アニメーターの特性とかが分からなければ演出、作監と相談すれば良いし、それらを元に上がりフィルムを想像するのが進行の楽しみ方だ。

ただ、これが新人アニメーターだった場合「合わない仕事はやらない方がいい」とは一概に言えない。

なぜなら新人は「何が合っていて何が合ってないか」すら分からないからだ。

とにかく新人は何でもかんでも見境なく仕事を取る、そして10年ぐらいかけて自分の方向性を決めて行くのがベターなやり方ではないだろうか。

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